『光が死んだ夏/8~12話』心理学的考察・ヨシキが抱く『化け物』という自己概念と居場所、友情について【ネタバレ】【アニメ考察】【2025夏アニメ】
[音楽] はい、どうもペンギンです。今回心理学的 考察をする作品はヒカルが死んだ夏後半第 1期の8話から12話になります。山で 死んだ少年ヒカルに何者かが入って再生し たヒカルと精査的な村で感じられない孤独 な少年様式の交流と友情を描く作品であり ます。いわゆるホラーではあるんですが、 孤独や孤立、他者との深い繋がりが描かれ ていて、多格的で濃密なアニメであります 。ゆえにいろんな切り口で楽しむことが できます。原作もまだ終わっていなくて、 ヒカルの正体という面ではまさにこれから の作品です。そのうちやるであろう第2期 でクライマックスを迎えると思われます。 とがいえ、第1期の後半はヒカルの関藤と よしの苦悩により商点が当たった印象を 受けました。後半のテーマを切り取るんで あれば化け物と居場所かなという風にペン は思った次第です。主人公よしが自分を どのように捉えていてそれ故えにヒカルを 発し苦悩する姿の背景は自分は化け物と いう自己概念があります。なぜ彼は化け物 と感じているのでしょうか?そして居場所 についてなんですがヒカルはこちらの世界 にいたいんですが果たしてここが居場所な のか悩み続けております。一方で今に至る までよしはこちらの世界で居場所のなさに 苦しんでいます。この孤独な2人の関係性 を考えていきたいです。そして本編では いくつかの正論を超える場面が見られまし た。この正論を超えることも含めて不式と ヒカルの物語を紐解いていきたいと思い ます。他にも陰動家の景色や願うと逆に 悪い状況になる現象など少し気になった点 も補足的に考えてみます。というわけで 今回の健康は化け物と居場所についてなぜ 化け物化してしまって居場所がないと 感じるのかそして様よしとヒカルの変用 正論を超える上緒的な繋がりについて そして最後にその他諸々ろこういったこと もやっていこうと思います。今回も ネタバレがあります。考察は絶対ではない ので足からずよろしくお願いいたします。 というわけで後半のあらすスカット行って みましょう。 山で死んだヒカルに入ってきた謎の存在は ヒカルとしてこの世の生活を犯かしてい ました。そして自分に本気で関わって くれるよしに友情を感じていて力を落とし てこの世に残るために牛に自分の核の1 部分を差し出します。しかし物語の舞台と なる立ち村及び希望山城一体ではあちらの 世界からやってきた汚れを禁とした会事権 が頻発します。どうも自分がそのような 汚れを呼び寄せていると感じているヒカル は果たしてこちらの世界にい続けていいの かと葛藤し始めるという話であります。 では化け物という自己認識と居場所につい て考えていきます。ヒカルの死んだ夏一期 の後半はヒカルと様式それぞれの葛藤が 浮き彫りになっていきます。関係性に 関する苦悩は中心だった前半に比べて後半 は事故の内面との葛藤が色濃くなっている 印象を受けました。ヒカルは自分の存在が こちらの世界にどのように影響してそれが よしに苦をもたらすのではないかと悩んで おります。一方でよしは自分は化け物と いう自己認識がよりはっきりと全面に出て きてヒカルに自分を重ねるようになって いきました。このトピックではよしの カットに焦点を当てます。武士は確かに 当初から居場所のさを感じていました。 家族は不中で母はよそ者。妹は不登校。 そのため家族は近所から噂されています。 よし自身も父親とはほぼ断絶状態であり、 同じ村で育ったヒカルが唯一の支えだった ようでありました。とはいえ子とか学校で はそれなりに友人もいます。都会の大学に 行きたいという記号も持っていて、友働き 家庭の経済状況や本人の知的な支出結構 リアルな目標だと考えられます。だから 自分を化け物と感じる背景は別のところに あるんですよ。これは正確に言葉にしない と誤解を当たるので丁寧にちょっと伝えて みます。組織が自分を化け物と感じてる 背景は同性愛に関して偏見無理解に満ちた 環境で育ち現在も生活しているためこれだ と思います。よしはヒに正愛も含む恋愛 感情を抱いていたと考えられます。初期 から数多くよ式の感情を示唆するが描かれ ていてよしは同性愛の自覚も持っている 様子も伺います。同時に村人たちや親類の 同世愛に関する偏見や無理解が物語の橋に 描かれておりました。首立ち村の空気が 同せをどう捉えているかは4話の エピソードが顕著です。川で有しヒカルと よしの対話でヒカルが近隣住民の後と息子 が病気で喧嘩してたと語るとよしが病気が ない同性愛者やと答えました。つまり 同性愛が病気と見なされる環境によしは 生きているのであります。すなわちよしは いつ自分が病気と認定される可能性に怯え て生きていかざるを得ませんし、理解して くれそうな人がいてもリスクを犯して カムアウトすることも難しいと思います。 さらに親戚からの無理解に基づくマイクロ アグレッションにもさらされております。 このマイクルアグレッションとは特定の 属性を持つ人々への無意識的な権、差別 意識が悪意なく表現される言葉や態度行動 のことを指します。発信者は自覚が乏しく てよかれと思っている場合すらあります。 また日常で繰り返されることも多いです。 表面上は些細な現動かもしれませんが 受け手には差別や見下しとして認識されて メンタルへのダメージが積み重なっていき ます。調のマイクロアグレッションの シーンはそれほど多くはなかったと思い ますが、少なくとも家族関係について特に 不登校の妹に関する偏見はかなりのヒント でさらされておりました。意外とやばいの は女の子だしゆっくりでいいみたいな心類 の発言で、これはめっちゃ花粉調整ダ尊が 浮かび上がってくるセリフです。つまり これだけ無理解偏見に満ちた人たちに自分 が同性愛紗と知られたらという恐怖は 凄まじいはずです。不登校でこの後ろ指の 刺され方ですから同性愛と知られたらどれ だけ強烈な偏見にさらされるのかよしは よく分かってるはずだと思います。よしは この閉鎖的な首立ち村でほぼ精神的に孤立 して生きています。周囲の悪意はなくとも 無意識的な偏見や無理解によっては排除さ れてきました。よしの育った環境は週に いる人間とは自分は違うと思い込まされて しまう世界だったんですね。だからよしは 一質で攻撃される存在イコール化け物と いう自己認識を持たざるを得なかったです 。だからよしは居場所がなかったんです。 しかしついによし木は居場所を見つけまし た。自分と同じ一質な存在ヒカルであり ます。では居場所とは何でしょうか?少し 考えてみたいと思います。この言葉は非常 に幅広い概念で空間的な意味も社会的な 意味もある言葉であります。ペンが考える 居場所の概念としては孤独ではなく孤立も せず見捨てられることもなくありのままの 自分が安心して存在できる場所人間関係を 指すのではないか。ま、こんな風に思って ますね。最終話のタイトルは居場所であり ます。これは洋式にとってもヒカルにとっ ても互いや居場所になっていったことを 示唆しております。第1話は大品だった ことを考えるとヒカルという正愛も含んだ 親友の大品だったヒカルが化け物たるよし にとって真なる居場所となる物語だったと 言えます。よしもヒカルも孤立した存在 でした。よしは先に述べた通り自分を 化け物と思わせられてしまう環境で育って ヒカルはヒカルの体に入るまではずっと 彷徨い孤独さと寂しさを抱え続けていたん です。つまり本当に孤立したもの同士が 様々な試練を経て結びつき互いが居場所に なっていったんですね。今作はこれまで 生きてきた悲しみと孤立したもの同士が 結びついていく尊さをよしのTシャツや 劇中アニメで描かれている本作の最重要用 ワード友情で結させた作品と言えます。 しかしそれは様々なものがトレードオフさ れるんですね。これはちょっと後半の チャプターで考えていこうと思います。 またペンとしては化け物でたるよしの 苦しみが描かれていながらこの物語には命 の唐さも描かれていたのが素晴らしいなと 思いました。今作の前半のクライマックス は命コル日々の生活の尊さを強調してい ました。村人たちの無理解感にさらされて 慢性的に傷つけられて化け物という自己 認識が生まれる環境に生きるよ式の物語と この概念が並行しているのが本作の魅力 です。つまり生きる悲しみは描かれている んですが世界を否定していないんですよね 。よしくらいしんどい世界で生きていれば 村人全員くらいになってもおかしくは ないと思うんですよ。怒りを貯みやすい タイプの人だったら汚れで悲劇的な事件が 起きてもざで終わる可能性すらあります。 よしはヒカルに人間みたいにならんといて と伝えています。よしは人間に失望して ますし、分かり合えるのは化け物たる光る のみと感じているわけです。しかしこれ だけ人間に絶望してる様識なんですが、 この物語は世界を否定しないんですよね。 ヒカルにこの世での共存のためにりンリも 教えてますし、あいつらむかつくから ぶっ殺してよとはならないんですよね。 これ藤子先生だったら絶対ブラックの展開 が待ってるんですけど、今作は絶対そうに はなれません。合唱局もどこか未来に つがる希望が託されてます。作品が希望 未来に向かっているんですね。このヒカル が死んだ夏という作品の塔が未来と世界を 信じてる印象を受けます。その意味では 本作は理想主義的ですし力強いです。どれ ほど孤立しいかなる痛みを抱えて排除され てきても同じような立場のものや理解者と 出会えますし激しい葛藤を乗り越えて友情 を築くこともできます。そんな傷ついて 排除されてきたものを包み込み肯定して いく力が本作の奥深い魅力だと感じており ます。今のところ世界への怒りは描かれて いませんが、ま、田中の会社への怒りは 描かれそうだなと思いますね。まあこれは 2期になんないとわかんないですけどね。 ただ原作読めば分かりそうですけども。 ここまで見てくださってありがとうござい ます。よろしければいいねボタンと チャンネル登録通称ペンギンの餌ポチリと お願いいたします。では後半行ってみ ましょう。では後半のストーリーを考えて いきます。後半はクライマックスの様式の 特白が非常にインパクトが強く物語がこの シーンに集約されてるような印象を受け ました。7話で自分の阪神を良しに預けた ヒカルなんですが異業としての葛藤が 深まっていきます。こちらの世界で生きる 楽しさや何より良しとの日々を過ごしたい ヒカルなんですが、同時に難しさも自覚し ていきます。命を分かろうとするものの やはり本質的に理解することは難しく、 弱体化したせいかコントロールを失って 本書が出てしまうことにも悩み始めます。 10話のラストや11話の学校でヒカルは 本書を抑えられなくなっていきました。は もうヒカルの本性というのは空っぽで自分 の中に飲み込んで満たされることを目的と いうかやるべきこととしてプログラムされ た存在っぽいです。10話ではなんとか 踏みとまったんですが11話ではダメで 結局やばかったです。さらにどうやら自分 の存在が被心のようになっていて汚れを 引きつける役割もあったらしいことや ヒカルが汚れを呼びやすい状況にあること も知っていきます。さらによしにヒカルの 要素がこれ以上混じると良くないであろう ことも知ります。ヒカルにとってよしの 存在は居場所であり、何者にも変えがい です。ずっと孤独で虚空を彷徨っていた ヒカルにとってよしの存在は喜びであり、 言葉では言い尽くせないほどの大切なもの です。しかしヒカルの心は揺れ始めます。 このままこちらの世界にいて良いのかと。 そんなヒカルにとって1つのきっかけに なったのが朝子の同国だったとペンは想像 しています。朝子はヒカルがヒカルでない と明確に理解しています。ヒカルがヒカル として生きていること、そしてよしもそれ を受け入れてることに強い違和感を覚えて いるんですね。ヒカルと朝子は対話をし ます。この時朝子はヒカルがすに死んでい て、もうヒカルは帰ってこないことを知り 、激しく同国しました。この時の朝子を目 の当たりにしたヒカルはヒカルはこうやっ て悲しんでもらうべきだったと感じます。 実際にヒカルの体にはヒカルが入っている ため基本的によ式以外からはまれてないん ですよね。こちらとあちらの違いは喪失の ウむと言えます。魂という普遍のものが ベースとなっている。あちらの世界では こちらの世界のように肉体をベースとした 日常の営波。すなわち命がありません。 確かにヒカルは命を本質的に理解はでき ません。しかしこちらの世界の人たちが いかに命を大切にしているかは少しずつ 認識できるようになっております。この時 ヒカルはヒカルの命を認識したのだと考え られます。このような積み重ねの結果 ヒカルは山に変える決心をしました。ペン も前回の考察でこの話を少ししましたが、 やっぱり爽やかな決断だったと思います。 しかしこれによしは激しく同揺し激行し ました。12話のクライマックス海でのシ は柔らかなヒカルとムンクみたいにすげえ 行のよしとの退避がすごかったなと思い ます。よしはヒカルの決断を受け入れられ ません。異業の存在、化け物として生きて きた様式にとってヒカルの存在はもう1人 の自分であり替えがい居場所なんですね。 なのでよしの心の中ではまた1人ぼっちに なってしまうヒカルに見捨てられてしまう と感じたんだと思います。よしは自分の 気持ちがエゴから来てることをよく分かっ ております。お前とおると俺も救われると 心の中でつぶくとその直後にただのエゴ 自分のためと気づくがいます。ヒカルの 決断はその理由も間違っておりません。 つまりヒカルの行動は正しい正論なんです ね。しかしよしはそんなの絶対に絶対に 認められないんです。確かに自分のためで しかありません。しかしこの時のよしの 自分のためは全をかけた切実さがあるん ですよね。よしは最低の自己中クソ野郎と 自らをしってますが果たして最低なのか クソなんでしょうか。よしは理解のない 環境で化け物という自己認識を生まざるを 得ずり知れない孤独を感じて生きてきまし た。そのような中で彼はヒカルと出会え ました。ヒカルはよしの優しさや勇敢さに 触れて対人関係で得られる温かいものを 受け取ったんですがよしはまだヒカルから は受け取れてないんですね。実はまだ関係 が不近衡でよしの課題が未解決なんです。 2人の関係はよしがヒカルの親代わりと なってリードしてきました。だからか ヒカルは気持ちをどんどん開示できたん ですがよしは自分の本当の気持ちをまだ 開示できてないんですね。ヒカルはよしが 自分を受け止めてくれて本気で思ってくれ ている体験を果たしています。だから ヒカルは孤独を引き受けるような内面的な 強さが育っていったんですね。しかしよし はまだまだ孤独なんですよ。なぜならば ヒカルはまだよしの孤独を理解してない からです。それはよしがまだ伝えてなかっ たからなんですね。ここでよしは本当の 気持ちを伝えます。ではかなり頻繁に本当 の気持ちについて説明しているんですが、 今回も改めて説明しておきます。これは人 がモデルチェンジするような成長する上で 結構重要なことなんであります。本当の 気持ちとはうちに秘めた強い思い、主に 対人関係で生じる上動、恋とか怒りとか 悲しみとか感謝とか謝罪とかそういった ものになります。これらを適切な形で表現 できないと人生が好転せずに行き詰まっ たり周囲にマイナスを振り舞いたりして しまうことになりやすいんですね。ここで よしはヒカルに本当の気持ちを伝えました 。俺も化け物だ。本当の自分を隠して生き とる。ヒカルが人殺したとしてもお前と 一緒に。ここでヒカルはよしが本当に自分 をヒカルの代理ではなくヒカルそのものと して受け入れていて、しかもよしにとって 掛け替えのない存在になってると気づいた んです。つまりここでヒカルはよしを 受け入れていって本作のテーマ友情が さらに深くなっていくわけです。ある意味 対当に受け入れ合って友情は一定の完成を 見ると言えそうかなという風に思います。 そして自立についても人はあるパターンが 見られます。それは受け入れられる体験が ないと自立できない。精神的な自立という 意味では自分自身が他者に受け入れられ ないと自立はなかなか果たせないんですね 。受け入れられるイコール安心の実感で あり自分の存在はOKなんだと感じること なんです。この感覚がないといくら1人で 頑張ったところで虚無感と悲しみは癒され ずいずれ本格的に行き詰まって行きやすい んですね。だから折り合いの悪い親から 離れて早くに自立するみたいなパターンも その後に素晴らしい人と出会えているか そしてその出会いを生かせているかで将来 が変わってきます。受け入れられないと 永遠による目がない存在としてこの世を 彷徨わざろう得なくなることが多いんです ね。よしの場合はまさに自分の孤独さ、 異行性を共有できる相手に初めて会いまし た。しかしその相手と友情のワークを十分 に果たせぬままに別利する可能性に直面し てしまったんですね。この時に同揺して 激行するのは当然です。自分が自分として ついにこの世にとまれるかもしれない 瀬戸際なわけなんですよ。自己中だろうが 何だろうがここはよしの勝負どころでした 。ずっと化け物として生きて自分を 押し殺し夜べなく生きてきたよしがついに 全身前例を持って自分を伝えることができ たんですね。この時のよ式を誰が自己中と 攻められるでしょうか。便からすると崇高 な事故中という風に感じました。そして この決断は正論を超えるものです。本来 ヒカルはやはりあちらに書いた方が良い です。このように正論を超えることはある 種のトレード服となります。正しいことと いうのはやはり通りが通っていて合理的で 世界にとってプラスになることが多いです 。しかし人は時に正しく生きれません。 特に関係性においてはどうしても重視す べきことがあって正しさを放棄する瞬間も あります。そうなると代償を支払うことに なるんですが、それは代償を支払う価値が あることも多いんですね。正論を超える時 、単なる欲望が同員だと大体破滅につがっ ていくだけです。しかし正しい選択がどう してもできないような事情があったり変容 や成長につがる課題が絡んでいる場合は 代償以上に得るものが大きかったりします 。本作だと暮れ林がヒカルをあちらに 送り返すことを戸惑う場面とよしが本当の 気持ちをとろしてヒカルのことが必要と 伝える場面がこれに当たると思います。 暮れ林の場合はヒカルを1人の人間と 見立ててヒカルの尊厳を重視した選択をし ました。このまま返すのは忍びたいと思っ たわけですね。これは結構なリスクなん ですが、暮れ林の選択は1人の人間の決断 として理解できますし、胸を打ちます。 よしの場合はまさに全をかけた選択なんで 、これも正論を超えるしかないと感じまし た。しかしおそらく2人はこの代償を 支払うことになります。よしあたりはより 光ると混じって本当の化け物になって しまうかもしれません。しかし、それでも この時の選択は意味があったときっと有識 は感じるんではないでしょうか。正論通り に生きられないのは人間の豪であります。 本作はその辺の厳しさと複雑さも描かれて いたと感じました。 ではその他気になったことをちらほらと 語っていきます。終盤で面白かったのは 田中がノ抜き様など存在しないことを 伝えるシーンでした。この時イン動家の 儀式も含めてイ贄という現象と近現代的な 価値観の重要性というのを連想しました。 では生贄について考えていきます。生贄と いうのは神への物として生きた動物を 備えること、またその動物のことを指し ます。瞳悟空という言葉もあって人間も 生贄になるケースもた々ありました。これ は人地を超えた存在への恐れを起点として いて、神の怒りを沈めて祈りをもたらす ような願望が背景にあることが多いよう です。陰動系は別に動物ではないし、生き たまま捧げられるわけでもなく、しかも 一応村に迷惑かけました的エピソードを 背景にしたもんだからイ贄とは言えないと は思うんですが、脳様という神を恐れ怒り を沈めるためにずっと儀式を続けていた わけです。ある意味神の祟から村を守る ためにインド家が生贄的な役割を一手に 引き受けてきたと言えるかなと思います。 こういう景色って時代と共に軽外化して いくんですね。科学的な視点から生贄や 生贄的な行為で物理的に村が災害から守ら れるわけではないが人々の信仰があれば 人身を納められるという意味で効果はそれ なりにあると考えられます。しかし現在は 単なる儀式になっているんですね。なんか 続いてるからやるだけみたいなノりがある わけです。これでは全く意味をなしん。だ からヒカルの父はこの儀式を終えたいと 考えていたんです。しかしそれは村では 受け入れられなかったんですね。色々と 水面では変化してるんですが村人たちは 変化を受け入れられないんです。それ時を いつにしてヒカルが山から降りてきて機快 な事件が起きていきます。ここで登場する のがトリックスタの田中ですね。とペンは 田中めっちゃ好きです。儀式に固執する 首立ち村はいわば中性的な価値観が支配的 なんですね。しかし田中は調査の結果 ノ抜き様など存在しないことを突き止めて それを有力者武田に突きつけました。田中 はいわば知性科学を象徴していて現状意味 をなさなくなって反知性非科学を象徴する ような村の価値観を破壊していくわけです 。今作はホラーで非科学的な頂上現象を 扱っているから田中を科学の象徴として 語るのは非常に無理があるんですが、 変わりたくないから無意味な景色に すがっている武田たち村人に対して調査と いうエビデンスをもにそんなもんは嘘と 突きつけたのは中世界にやってきた近現代 の死者というイメージがあります。田中と いう人はトリックスター的で行き詰まった 硬直した現実を変えてく力があるんですね 。前半考察でも取り上げた印象深い武田の つぶやき。この男にこの村を壊されるかも しれない。しかし俺はそれを望んでいるか も。実際に田中は村の価値観を壊しに かかっていて、それは新しい夜明けに つながるワークでもあります。そう考える と田中も別次元のあちらからやってきた2 階の存在と言えるかもしれません。これ から本作では大切な人を蘇らせて欲しいと か蘇ったからもっと長く一緒にいたいと 願うと逆に不幸が起きて大切な人も失わ れるし多くの人が死んでいく現象が起き ます。ま、これ何なんでしょうかね?正直 よくわかんないですけど連想してみます。 創室は絶対に叶わない願いです。呼び戻し たいと願うのは人類の共通事故です。俺は 神に願うしかないんですが、一時的に願い が叶ってその後悲惨な事態になるのは陣地 をこいたエピソードという印象があります 。一方でよしとヒカルの物語から思いは 願うよりも対当に伝え合うことが重要で あるとの思いも伝わってきます。神話とか でも基本あんまり失われたものが蘇みる ことはない印象です。ホルフェウスの偽話 などは近畿を犯して結局ダメになる話でし た。本作もこのような偽話の範囲内かも しれません。しかし村人たちが死んでいっ たり、暮れ林の場合は息子が死んだりと ちょっと悲惨すぎる展開が待っていて、 この辺は本作の個性かなという風にも感じ ます。一方で叶う願いならばこの世で ベストを尽くせみたいなメッセージも感じ ます。確かヒカルが何でも願いを叶えて やるとよしに言ったシーンがあって、よし がその時拒否した覚えがあります。しかし よしはヒカルが山に帰って欲しくないわけ なんですよね。ラストで自分の願いを叶え てくれと言っても良かったのかもしれませ んが、よしは本当の気持ちを伝えてヒカル とより深く結びついていきました。願う よりも動いて伝えることの大事さが感じ られたエピソードであります。 ではまとめます。ヒカルの死んだ夏後半の 話はよしが抱える化け物という自己概念が 重要なキーワードとなってよしと光る それぞれの内目のカットに焦点が当たった 内容でした。よしの苦悩と絶対的な孤独は 偏境で理解のない環境家で同性愛を自覚し て生きることが深く関連していると考え られます。自立は受け入れられることで 初めて可能となって12話のラストで有識 とヒカルは互いに受け入れ合ったように 思いました。最後に認証深いシーンについ てツら語ってみます。11話のよしと父と の会話はなかなか味わい深くて好きな シーンでした。よしの父は結構知的な人で あって孤独を受け止めて生きている嫌いが あります。林魚をやっているのでもしかし たら何か色々と諦めた人なのかなという 印象も受けました。よしの母親とは話をし ないんですがその理由は居場所がなくなり そうで怖いとのことです。父もヒカルの父 以外に居場所がなかった印象です。自分に 足りんかったものに癒しくなるとの言葉は 父も居場所がなかったんでしょうね。父も この一見をきっかけに変用していけると いいなという風に思いました。あとこの時 の回層シーンでよしがヒーローではなく 怪獣に自分を重ねていました。昔からよし は自分がこちらの世界に馴染まない異業の 存在という認識があったのかもしれません ね。とりあえず第2期が楽しみであります 。また漫画は最新話がネットで読めたり するんで、海目で田中と2人が会うシを ちゃんとコミックで読もうかなと思って ます。ついさっき断片的に無料パート読ん だんですけど、意外にも田中の目的が語ら れていて、おお、なるほどと思いましたね 。予想の半分くらいは当たってたかなって いう印象ですね。ヒカルの正体も少し語ら れていて、あとよしがだいぶやばそうでし たね。俺も先に述べたトレードの影響なの かもしれません。また2期が始まったら 変更やるんでその時はよろしくお願いし ます。2期の変更は原作と照らし合わせ ながら考察していく可能性も高くなるかな と思います。というわけで今回はここまで 。また次回に。ペンギン臨床心理士の映画 考察は映画にさほど興味がなくても心理学 や人間の成長変化に興味がある方ならば 割と楽しめると思います。なので最後に チャンネル登録といいね通称ペンギの餌 よろしくお願いします。
*動画の中で暮林さんの息子さんへの言及がありますが、誤っておりました!正確には『一生ものの傷を負った』が正しいです。すみませんがよろしくお願いします。
先に放送が終了した青春ホラーアニメ『光が死んだ夏』1期の
8~12話の考察となります。
8話以降は、よしき、ヒカルの葛藤が
より内面的なものに焦点が当たるようになりました。
よしきは自分を『化け物』と感じていることがより浮彫りになり、
ヒカルも自分の居場所を真剣に考え始めます。
そのため、化け物と居場所をキーワードに
アニメ『光が死んだ夏』を紐解いてみました。
00:00 OP
02:17 あらすじ
02:58 浮き彫りになる内面の葛藤
04:10 ヨシキが自分を化け物と思う背景
05:32 マイクロアグレッション
07:18 居場所について
11:27 後半のストーリー考察
14:43 最終話後半の考察・ヨシキ激高の理由
17:59 自立における重要な法則
19:45 正論を超えることとトレードオフ
21:37 生贄と近現代的視点
26:53 総評とヨシキの父親について
【関連リンク】
『光が死んだ夏/1~7話』心理学的考察・本作の深層で描かれている事象を『あちら』と『こちら』を軸にマニアック考察【ネタバレ】【アニメ考察】【2025夏アニメ】
アニメ編:ペンギン心理学的考察シリーズ
【🐧ペンギン臨床心理士のアニメ・映画考察🐧】
✅毎週金曜日18時:心理学的考察動画
✅火曜日不定期配信:現在進行形アニメ・プチ考察
普段は人間の姿で臨床心理士として活動しているペンギンが、心理学的視点から人間の成長・変化に焦点を当てて映画考察をします。
取り扱う映画は主に邦画・洋画問わずヒューマンドラマ中心で、アニメは主に国内作品で、映画版だけでなくシリーズ作品も対象です。
多くはネタバレです。
ペンギン考察動画では…
✅人はどのように成長・変化するのか
✅人生を生き抜くために、心理的に何が必要で、何が重要なのか
✅人はどのように苦難から立ち上がり、再生していくか
このような点に着目して考察します。
そのため…
✅映画にさほど興味がなくとも、心理学や人間の成長・変化に興味のある人
✅心理学的な知識を得て人生を豊かにしていきたい人
✅本編を観ていなくても、ネタバレが気にならない人
このような方なら楽しめると思います。
また、当チャンネルの動画を観てから本編を観るという楽しみ方もアリかもしれません。
観やすく、わかりやすい考察を心がけていますので、チャンネル登録や評価等、よろしくお願いします。
✅著作権
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3 Comments
普通の人でも小さな町や村に移住するのは勇気と覚悟が必要と聞きますが…。
マイノリティが閉鎖的な村社会で生きていくのは大変だろうし、私には解決策も思いつきません。
この作品は、人が簡単に死にそうな世界観なのに、実際にはあまり人が死なないですよね。
よしきにしてもヒカルにしても、苦しみながらも純粋で他責ではなく内省へと向かうところが印象的です。
おっしゃる通り、社会を完全に否定したり、人間を恨んで復讐しようとするような考えに至らないのが彼らの良さだと思います。
混ざり合いでよしきがどうなってしまっているのかはまだ分かりませんが、
彼は人間以外に心の在処を見つけたからこそ、 人間の社会の中で未来を築いてほしいと願っています。
ヒカルにも化け物としての当たり前の結末ではない、救いがあってほしいです。
後編ありがとうございます。
この作品では、会社の連中はさておき勧善懲悪が無くてそれ故にしんどかったりします😓
例えば「狭いコミュニティ」も情報が筒抜けだったりと嫌なところもあるけれど、お祭りでタダで食べ物をくれたり行方不明になった光を大人が総動員で探してくれたりと必ずしも悪ではないですよね。
あとは大人に関わりに行かないと情報が得られないところに「高校生の無力感」みたいなのも感じました。
無料公開されてる分のやばそうなよしき…ヤバいですよね。
でもこの辺でも「友情の尊さ」みたいなのが垣間見えて良かったです。
2期も楽しみです。
暮林さんの息子は「一生ものの傷を負った」だけでタヒんではないですよ😅