ドキュメンタリー番組『グローバルヒットメーカー ジャパンアニメの革新者たち』が3月27日(木)20時からNHK BSで放送される。

番組には、グローバルヒットを記録したアニメ映画『ルックバック』の押山清高監督が登場。

同作で脚本やキャラクターデザインなども担当した押山清高監督だが、今回は新作の制作現場にカメラが潜入。何役もこなす作品づくりに迫るという。

ほかにも、アニメスタジオ・MAPPAの代表取締役社長・大塚学さんや、日本の代表するアニメーション監督の一人である押井守さんらが出演。アニメ界を取り巻く現状と未来が語られる。

アニメ映画『ルックバック』で監督など複数の役割を担当した押山清高

押山清高さんは、宮崎駿監督の『風立ちぬ』や庵野秀明総監督の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』といったアニメ作品に主要スタッフとして参加してきたクリエイター。

2016年に『フリップフラッパーズ』でTVアニメ初監督を担当し、2017年には自身が代表となりスタジオドリアンを設立。

以降も、TVアニメ『チェンソーマン』の悪魔デザインや、映画『THE FIRST SLAM DUNK』で原画を担当している。

2024年6月に公開されたアニメ映画『ルックバック』では監督、脚本、キャラクターデザインなど、複数の役割を担当。同作は第48回日本アカデミー賞の最優秀アニメーション作品賞をはじめ、様々なアワードを受賞した。

放送にあたって、押山清高さんは自身のXで「僕のアニメ作りを丁寧に密着取材して頂きました。どんな番組になるのか楽しみです」と投稿している。

押井守や西尾大介らアニメ監督が制作秘話が語る

番組には、米国アカデミー賞にノミネートされたCGアニメ『あめだま』の西尾大介監督やプロデューサーの鷲尾天さんが出演。制作の秘話が語られるようだ。

このほかにも、『呪術廻戦』などを手がけ海外でも話題のアニメスタジオ・MAPPAの代表取締役社長・大塚学さんや、押井守さんら実力派監督が取材に答えている。

また、ハリウッドの有識者や世界的なレジェンドも登場し、アニメ界の今と未来が見えてくる内容になっているという。

NHKが『ルックバック』押山清高らアニメ監督のドキュメンタリー放送

KAI-YOU編集部_アニメ・漫画部門

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