もやしもん, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=367264 / CC BY SA 3.0

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『もやしもん』は、石川雅之による日本の漫画作品。
青年漫画誌『イブニング』(講談社)にて、2004年16号より2013年10号まで連載後、『月刊モーニングtwo』(同)に移籍し2013年8月号より2014年3月号まで連載された。
2011年2月時点でコミックス累計発行部数は570万部を記録している。
肉眼で菌を見ることができる主人公・沢木を中心に、菌・ウイルスに関わる農業大学の学生生活を描いている。
英語表記は「TALES OF AGRICULTURE」(農業物語)。
2007年10月から12月までフジテレビのノイタミナ枠にてテレビアニメが放送された。
2010年には実写ドラマ化もされており、同年7月から9月まで、テレビアニメと同じくノイタミナ枠で放送された。
2012年7月から9月まで『もやしもん リターンズ』がアニメの続編として放送された。
作者の説明によると「農大で菌とウイルスとすこしばかりの人間が右往左往する物語」である。
東京にあるとされる「某農業大学」(「某」というのは名前を伏せている意味ではなく、これで正式名称)に入学した、「菌」の存在を肉眼で視認できるという不思議な能力をもつ主人公・沢木惣右衛門直保をめぐる学園ドラマである。
第5巻収録の第49話冒頭では、「ミニマムな団体劇」とも表現されている。
直保に見える菌は、デフォルメされたキャラクターとして描かれている。
作中で菌たちがたびたび発する、「繁殖する」「発酵、腐敗させる」ことを意味するセリフ「かもす」(醸す)は、作品のシンボル的フレーズとなっている。
本作の連載においては、休載や減ページが多い。
また、単行本の新刊が発行される数か月前にも、その編集・本編の修正・加筆作業のために休載する事がある。
当初は『イブニング』に毎号掲載されていたが、2008年から3号掲載・1号休載というパターンでの掲載が定着している。
主に登場する菌類がデザインされた、Tシャツやぬいぐるみ、フィギュア等のグッズも発売されている。
種麹屋の次男坊である沢木 惣右衛門 直保(さわき そうえもん ただやす)は、菌やウイルスを視認し会話ができるという不思議な能力を持っていた。
直保は幼馴染の結城蛍とともに、祖父の友人である樹慶蔵が教授を務める「某農業大学」へと入学する。
院生の長谷川遥とゼミ生の武藤葵、密造酒の製造に失敗して多額の借金を背負うことになった2年の美里薫と川浜拓馬、偶然ゼミに参加することになった1年の及川葉月を加えた面々は、菌とウイルスに纏わる様々な騒動に巻き込まれてゆく。
単行本は、12巻まではイブニングKC、最終13巻のみモーニングKCとして講談社より発売されている。
3巻以降は特装版ないし限定版が発売されており、同梱品・カバー・カバー下・次巻予告等が通常版と異なる。
なお、最終ページにある次巻予告は、全くのデタラメが書かれており、「※内容は予告なく全然変更になる事があります」という文が添えられている。
そして、それぞれの単行本の下側には色々と小ネタが印刷されている。
講談社より絵本版『きんのオリゼー』シリーズが発売。
作・絵いしかわまさゆき。
単行本2巻の第23話に登場した「大吟醸生原酒 龍神丸 中どり無ろ過」はネット注文のみ限定10本が、応募者多数と予想されたため抽選で販売された。
ちなみに、単行本第2巻13話に登場した「大吟醸生原酒 龍神丸」は、限定品ながら高垣酒造で一般販売しているが、2006年3月31日に発売された2006年度産は10時間ほどで完売した。
関連品として同社では、純米吟醸生酒「かもすぞ」を発売している。
これには作者がデザインしたラベル(黄麹菌(A.オリゼー)と酵母菌(S.セレビシエ)とロゴが描かれている)を使用している。
中身も作者自身が利き酒して選んだ品を瓶詰めしている。
2006年度産はわずか13分で完売。
2007年度産は抽選販売となった。
2010年にドラマ版の放送に合わせ、沖縄県石垣市の請福酒造が製造した「請福もやしもん泡盛」が7月・8月(追加販売分)に合計3000本限定で、「請福もやしもん梅酒」が9月に2000本限定で発売され、いずれも即完売となった。
2007年10月12日から12月21日まで、フジテレビ「ノイタミナ」枠で放送された。
全11話。

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