1789年7月、民衆の貧しさと王侯貴族への憎悪が革命に繋がり、全土に広がるなか、オスカルと衛兵隊は民衆側につき、国王軍と戦う決心をするが、激しい戦闘のさなか、アンドレが倒れた。
泣き崩れるオスカルを見つめる一人の女、時の旅人、エメラルダス。エメラルダスは、地球で起こった革命を調査するため、タイムワープで時代時代を訪れている。
無論、エメラルダスはフランス革命の史実は熟知しており、オスカルはバスティーユ陥落の前に絶命することも知っている。しかし、凶弾に倒れなくても、病によりオスカルの命の火は時間の問題だとも知っている。
史実ではオスカルはバスティーユ城の陥落前に絶命するが、その無念さを知るエメラルダスは、凶弾から救ってもタイムパラドックスには影響しないため、オスカルがバスティーユの陥落を見届けるまでの支援するのであった。
激しい戦闘の末、バスティーユ城に降伏旗が上がり、オスカルは満足げにその様子を見ながら倒れた。空に向かい「Merci Emeraldas、Adille」と言い、アンドレのことを思いながら永遠の眠りについた。

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