過去のデザインを捨て去り、新次元を模索しつづける天才クリエイター・永野護や「超一流」の作家たちの矜持について語りました。

以下、この配信の内容です。

・数か月前の配信『なぜ永野護はモーターヘッドをゴティックメードに変えたのか?』が非常に賛否両論。なぜか? それは新しいことにチャレンジしたからだ。

・読者は意外と保守的なもの。いままでの路線を保持させようとする。したがって、規定路線を保持していれば「そこそこ」の人気と評価は確保できる。「安全」で「安定」した「それなり」のルート。

・しかし、本物のクリエイターは「すべてを捨て去る勇気」をもってアップデートを望む。「保証」を捨てて「革新」へ。

・ログナーは語る。「では聞くが 貴様 自分の最高傑作にそれができるか? それができる者こそ超一流(プリマ・グラッセ)と呼ばれるのだ! なぜだ? それは最高作が生まれた瞬間に次が見えるからだ! 凡人から見ればヒュートランは欠陥品で失敗作だ だが超一流のファティマだ 桜子…… バランシェ公を目指していると二流に終わるぞ 自分だけを追え!」。これこそ永野護の宣言。

・「安全な路線」なんてくだらない。つねに時代をリードする「新しいデザイン」へ。

・GTMは「新しすぎる」ために「時代を置き去り」にし、賛否両論になる。永野護みずから「最高傑作」と呼ぶダッカスはその象徴。あまりにも異様。異形。だが、かっこいい。

・『ゴジラ』の衝撃を再現するために『シン・ゴジラ』が必要であったように、モーターヘッドの衝撃を呼び起こすためにはゴティックメードが必要になる。同じことを繰り返していては同じインパクトを与えることはできない。

・つねに「未知の領域」を追い求めることが「本物のクリエイター」の矜持。自己模倣に留まることで読者は喜んでも、しだいに「二流」へ落ちていく。

・「超一流(プリマ・グラッセ)」とはそういうこと。

なお、「光速レビュー」では、プロブロガーの海燕が、さまざまなテーマやコンテンツについて縦横無尽に語りつくしています。

◇【配信者のプロフィール】◇

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