機動戦士ガンダム 第08MS小隊, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=24665 / CC BY SA 3.0
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『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』(きどうせんしガンダム だいぜろはちエムエスしょうたい、英題: MOBILE SUIT GUNDAM The 08th MS Team)は、ガンダムシリーズのOVA作品。
1996年から1999年にかけて全11話と後日談の特別編『ラスト・リゾート』を制作、1998年には劇場版『ミラーズ・リポート』も公開された。
略称は「08小隊」、「08」。
第08小隊は『機動戦士ガンダム』とほぼ同時期を描いた外伝作品。
他のガンダムシリーズ作品よりも、戦場の生々しさやリアリティを追求した描写が特徴。
そこに、理想に燃える青年士官シロー・アマダが主人公として登場することで、戦争の現実とかけ離れた彼の人物像が強烈な印象をもって対比されている。
シローは軍務・倫理・色恋のはざまで迷走し、「リアル」なのは兵器のメカニック描写や戦闘のみとされ、作品自体は中村雅俊の学園青春ドラマの戦場版を想定したとのことである。
ハッピーエンドだったのかバッドエンドだったのかについてはぼかされたまま終わり、それを明らかにするのがエピローグスペシャルエピソード『ラスト・リゾート』である。
また、第3巻から映像特典として、一年戦争の出来事を紹介するミニストーリー『宇宙世紀余話』が収録されている。
当初の構想では全12話完結で、当初の監督は神田武幸であったが、製作途中に体調を崩したため、第6話からは飯田馬之介が担当する。
ストーリー自体は神田が考えていた筋書きに沿っているが、その後1996年7月27日に神田が急逝したため、飯田ら残されたスタッフは生前神田が書き残していたメモやプロットを元に第11話までを完成させ、第12話ではなく特別編という形で『ラスト・リゾート』を制作している。
本作は神田の遺作となった。
商業的な結果については出荷ベースで前作『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』を上回り、全巻累計は115万本(ビデオ・LD・DVDを合算)を記録した。
角川書店からは大河内一楼による小説版、飯田馬之介による漫画版『機動戦士ガンダム第08MS小隊 U.C.0079+α』がそれぞれ刊行された。
後年にはTOKYO MX、BS-TBS、BS11、チャンネルNECO、関西テレビなどでテレビ放送された。
モビルスーツやモビルアーマーなど機動兵器に分類されるものは それ以外のものについては 一年戦争において連邦軍が勢いを伸ばし始めた頃が舞台であり、登場する兵器もモビルスーツ (MS) だけに偏らず、テレビシリーズ『機動戦士ガンダム』に登場した一見奇抜な兵器をもリメイクして登場させている。
MSがあくまで一兵器として扱われるのは、ガンダムシリーズ全体を通しての特徴であるが、本作ではその傾向がことさら強い。
特に、主人公の乗機は大抵強力な特別機なのが通例なところを、本作では量産機やその改造機を主人公が駆っている。
それ以外のメカ描写も細部まで技術考証が徹底された。
一方で、テレビシリーズでは後半(29、30話)に初登場するジムが、10話前後に相当する時期に宇宙で配備されていたり、東南アジアに連邦軍の先行量産型MS大隊がすでに存在していたりと、従来の設定よりも連邦軍のMS配備を大幅に前倒しした作品となった。
この件の理屈付けには制作側もやや難儀した。
結局、陸上のRX-79[G]、RGM-79[G]に関しては「非常に限られた機体とその部品がごく一部の部隊に配備されたのみ」とされ、宇宙用のRGM-79Eは「たまたまジャブロー以外、宇宙のどこかにも工場があってそこで造られた機体が偵察部隊的に使われたもので、ファーストの画面にはたまたま登場しなかった」と説明された。
ただ、設定の確定に時間を要したために、主人公メカであるRX-79[G]の愛称は各種メディア上で二転三転している。
詳しくは陸戦型ガンダムを参照のこと。
VHS&LD版は第1巻に2話収録でそれ以降は1話ずつ収録の全10巻+特別編、DVD版は3話ずつ収録の全4巻。
VHS&LD版では第3巻から第10巻までに1話ずつ、「ラスト・リゾート」に2話収録、DVDでは「ミラーズ・リポート」に全話収録。
BS12 トゥエルビの「アニメ26」枠にて2021年1月8日…
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