クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=2686559 / CC BY SA 3.0

#劇場版クレヨンしんちゃん
#2013年のアニメ映画
#料理・食べ物・食材をテーマとした映画
#差別を題材とした映画作品
#麺料理を題材とした作品
『クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!』(クレヨンしんちゃん バカうまっ ビーきゅうグルメサバイバル)は、2013年4月20日に公開された『クレヨンしんちゃん』劇場映画シリーズ第21作目。
キャッチコピーは『燃えよ!春日部防衛隊!! 焦がせ!やきそば!!』。
映画シリーズとしては初の「食べ物」や「グルメ」をテーマにした作品である。
また、サブタイトルに「〜を呼ぶ」が付かないのは第17作目の『オタケベ!カスカベ野生王国』以来4年ぶり。
第18作目『超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』を除けば第12作目『嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ』以来カスカベ防衛隊が本格的にメインとなる作品である。
ボーちゃん以外のカスカベ防衛隊の保護者は、セリフの有無問わず3人一緒に行動するのが基本だが、今作は風間ママのみの登場で、野原一家と共に悪の組織に立ち向かっている。
監督を務める橋本昌和に話が来た際、「カスカベ防衛隊の身近なところでの冒険物語がやりたい」とのプロデューサーの要望があった。
そこから脚本の浦沢義雄と話していく中で、「B級グルメ」の話にすることが決まり、メインとなるB級グルメは、普段食べているものにしようと焼きそばになったと語っている。
本作に出てくる焼きそばの上に生卵が乗っているのは、橋本の家庭の焼きそばにいつも生卵が乗っていたためである。
監督は前作品の増井壮一から、橋本昌和へバトンタッチ。
脚本は浦沢義雄とテレビシリーズにも参加しているうえのきみことの共同執筆。
ストーリーの大半を浦沢が執筆し、うえのはキャラクター監修と脚本の修正などを担当した。
劇場版シリーズにおいて脚本家が共同執筆するのは、第13作目の『伝説を呼ぶブリブリ 3分ポッキリ大進撃』以来、6度目となる。
作画面でのキャラクターデザインには前回同様に、原勝徳と末吉裕一郎の半々で、しんのすけなどのレギュラーキャラを原が、ゲストキャラクター全般を末吉という分担作業を行った。
また、高倉佳彦がメカニックデザインを担当している他、湯浅政明が6年ぶりに原画として参加している。
2013年1月には特別ゲストとして、渡辺直美とコロッケ、さらにフレンチシェフの川越達也が本人役で出演することが決定した。
2013年12月12日にコミカライズ版が発売された。
2013年11月1日には、ぼてぢゅうグループの関東エリアを担当する東京フード社から“今年最も焼きそばを食べたくなる映画”に贈る『日本ヤキソバー賞』を受賞した。
2013年12月8日には、農林水産省が主催し、日本の食文化を描いた作品を表彰する「Contents Award of Japan Food Culture 〜 日本食文化の世界的発信に寄与する優良コンテンツの表彰」において、アニメ部門銀賞を受賞した。
本作のキャラクターであるトリュフを演じた神谷浩史は、2016年5月13日放送分のテレビシリーズより塩沢兼人の後任としてぶりぶりざえもんを担当している。
B級グルメが主題ということで、食品関連のコラボレーションが組まれた。
サークルKサンクスでは、この作品のコラボレーションで「映画「クレヨンしんちゃん B級グルメサバイバル!!」フェア」というキャンペーンが組まれ、オリジナル商品が発売された。
ゼンショーはすき家内でこの映画とのコラボレーション商品である「やきそば牛丼」と「お子様やきそば」を発売し、キャンペーンも展開された。
「焼きそば牛丼」とは、牛丼の上に焼きそばを乗せ、その上から秘伝のソースを掛けて食べるというもので、3月28日頃から先行販売していた一部店舗で食した人達によってtwitterやfacebook上で拡散。
ネット上で大きな話題になっていった。
当商品のCMでは劇中の挿入歌である「やきそばの歌 〜ソース is love〜」がBGMとして使われている。
ぼてぢゅうグループでは、この作品とのコラボレーションで限定メニュー「クレヨンしんちゃんセット」や、プレゼント付きのぬりえコンテストを展開した。
コラボではないが、黒澤明監督の映画『夢』のロケ地としても知られる長野県安曇野市の「大王わさび農場」と、安曇野市近郊の山岳地帯一帯がモチーフのひとつとなっている。
全国324スクリーンで公開され、2013年4月21日、22日の二日間の動員…

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