乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=3968549 / CC BY SA 3.0
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『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』(おとめゲームのはめつフラグしかないあくやくれいじょうにてんせいしてしまった、英語: My Next Life as a Villainess: All Routes Lead to Doom!)は、山口悟による日本のなろう系ライトノベル。
2014年7月6日から2015年3月23日まで小説投稿サイト『小説家になろう』にて本編が連載された。
本編の完結後、2015年から一迅社文庫アイリスより文庫版が刊行されている。
Web版の本編(カタリナ1年生時の上級生卒業パーティーまで)に相当するのは2巻までで、3巻以降は文庫版の書き下ろしである。
略称は「はめふら」。
メディアミックスとして、2017年からは文庫版のイラストを担当するひだかなみによるコミカライズ作品が『コミックZERO-SUM』にて連載中。
2019年から2021年までスピンオフ漫画『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…絶体絶命!破滅寸前編』がnishiによって『ゼロサムオンライン』にて連載された。
2020年からはテレビアニメ化され、映画の製作も発表されている。
2021年7月時点でシリーズ累計発行部数は500万部を突破している。
剣と魔法の中世ヨーロッパ風のとある世界。
クラエス公爵家の一人娘で8歳になるカタリナ・クラエスは、その家柄と親の溺愛から我儘かつ高慢な性格であった。
ある日、父に連れられ王宮を訪れた際、同い年で整った顔立ちの第三王子ジオルド・スティアートに一目惚れし、彼にベタベタと付きまとうが、その際に転倒して額を強打する。
その瞬間、カタリナは前世の記憶が蘇り、自分が高校時代に交通事故で亡くなったオタク女子高生であると知る。
さらには、この世界が、事故死の遠因となった乙女ゲーム『FORTUNE・LOVER』の世界かつ、自分が転生したカタリナはゲームの敵役である悪役令嬢だと気づく。
ゲームのカタリナはジオルドの婚約者で、主人公を邪魔する存在であり、最終的に「国外追放」か最悪「死亡」する結末であった。
ゲームの舞台は7年後の魔法学園であるものの、今世こそ穏やかな老後を送りたいカタリナは破滅エンドを回避するため行動を起こし始める。
ところがゲームの設定通りにジオルドの婚約者となってしまい、さらには攻略対象の義弟キース、ジオルドの双子の弟アラン、宰相の息子ニコルと意図せず知り合い、仲を深めていき、ゲームの(主人公の)ライバルキャラクターであるメアリやソフィアとも親友の間柄となっていく。
それはますますゲームの設定をなぞり、「破滅フラグ」が立って危機に陥っているとカタリナは焦るが、既にゲームのカタリナとは異なり、心優しく気さくで朗らかな性格によって周りに好かれる「天性の人タラシ」で、さらにトラウマやコンプレックスを抱えていた彼ら彼女らをより良い方向に導き、恋慕される存在になっていると気づかない。
そして15歳になり、ゲームの舞台となる魔法学校に入学することになる。
ゲームの主人公である平民出身だが希少な光の魔力の所持者で才能ある美少女マリア・キャンベルの登場と、彼女と攻略対象キャラクターとの恋愛の進展に戦々恐々とするカタリナであったが、むしろゲーム上ではカタリナが行うマリアへのイジメを自分が救い、彼女の良き理解者となる。
仕舞にはマリアからも慕われ、ゲームのメイン登場人物全員から恋愛感情を抱かれてアプローチを受ける存在になってしまうが、やはりまったく自覚がなく、破滅フラグを恐れながらの学園生活を過ごしていく。
想定していたような問題は起きず、学園生活を満喫するカタリナであったが、突然、破滅フラグであるカタリナ糾弾イベントが発生する。
それは自分が知らなかった隠し攻略キャラに纏わる「闇の魔力」の事件であり、最悪は全員が死んでしまう危機に陥る。
自身も犯人により永遠に眠る魔法を掛けられてしまうが、その夢の中で前世の友人からアドバイスを受けて無事に事件を解決に導く。
カタリナの運命が決定するゲーム内の最終イベントに相当する上級生の卒業パーティーも無事に過ごし、仲間たちと仲良く2年生に進級する(第2巻)。
ゲームの時間軸が終わり安心…
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