概要
ガンダムシリーズの中で、宇宙世紀を舞台にしたタイトルを揃えた3Dアクションシューティング。
前年の『機動戦士ガンダム 一年戦争』が惨憺たる有様だったため、画面構成やシステムが似ている本作は情報が出始めた段階ですでに「また似たようなのを出すのか」と批判の声が上がっていた。
が、実際蓋を開けてみれば、これまでの『1stガンダム』偏重を改めたかなり雰囲気の違うゲームに仕上がっていた。
特徴
同様のタイトルとは違う多作品ぶり
それまでのガンダムゲームは『1st』を重視したものがほとんどであったが、今回は『ΖΖ』や『逆襲のシャア』、そして『F91』と『クロスボーン・ガンダム』まで含めた豪華ぶり。
キャッチコピーは「宇宙世紀の総決算!!」だった。が、実は『Vガンダム』は不参戦。
システムの見直し
先行してPSPで展開していた『ガンダムバトルシリーズ』に近い操作性で、しかもシューティングゲームライクなため爽快感もある。雑魚がビームライフルを受けてもビクともしない、などということはない。
武器の持ち替えはないが、チャージ射撃が3段階となっており、そのタメ段階で武器が変化する。また、ジャストショットだと威力や一撃の弾数が上がったり、マルチロックとなり複数の敵に攻撃できるものもある。
機体の性能によってはスピードに欠けるものもあるが、それも「遅すぎてイライラする」ということはなく「重量感がある」という感じになっている。
二つのモード
原作の名場面を追体験する「クロニクルモード」と、一兵士として戦場を駆ける「プログレスモード」の二つがメインとなる。
クロニクルモードでは、クリア済みのミッションはパイロットや機体を変更して遊べる。ジオンのミッションで連邦機を使うとNPCが「識別を切り替えろ!!」と言ったりする芸の細かさ。
プログレスモードでは、親子二代にわたる戦場の記録が紡がれる事になる。
他にもエクストラモードなどがある。
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