ディズニー・ピクサーが赤いレーシングカー“マックィーン”を主人公に、クルマの世界のドラマをカーアクション満載で描いたヒットシリーズ最新作『カーズ/クロスロード』。この作品のMovieNEXが11月22日にリリースされたのを記念し、MovieNEXに収録されているボーナス映像の中から、ピクサーのスゴ過ぎるこだわりに迫るメイキング映像2本が解禁となった。
本作は、ベテランレーサーになったマックィーンが、次世代レーサーのジャクソン・ストームに王者の座を奪われ、現役レーサーとして最後のチャンスに賭けるという“人生の岐路(クロスロード)”と仲間との絆を描いた感動作。
このシリーズをはじめ、これまでに多くの傑作を生みだしてきたディズニー・ピクサー作品が、世界中のファンから愛される理由の1つが、作品ごとに広がる世界観へのこだわりの数々だ。今夏、日本中を感動に包んだ最新作『カーズ/クロスロード』も例外ではない。人間はおらず、クルマだけが存在するという、いわば“クルマ目線の世界”であるユニークな世界観は、細部に至るこだわりによって、強い説得力で観客を夢中にさせている。
例えば、主人公マックィーンのスポンサーである「ラスティーズ」はバンパー用の薬用軟膏(なんこう)の会社。『カーズ』の世界では、バンパーの錆(さび)は不健康の印とされており、マックィーンが出演するテレビCMでは「これを塗ればピカピカになる」とアピールしている。まさにクルマ目線にならなければ生まれない発想だ。
また、『カーズ/クロスロード』では、一瞬しか映らない酒場の壁に泥コーラや、モンスタートラックによるプロレスの試合の宣伝ポスター、バンドメンバー募集の貼り紙(なんと連絡先の電話番号まで!)まで貼られている。
「職場には笑いがないとつまらないよ」と語るのは、メガホンをとったブライアン・フィー監督。その言葉通り、とあるシーンにはピクサー作品『Mr.インクレディブル』の主人公が勤務していた保険会社の名前も登場する! こんな遊び心がスタッフ間のコミュニケーションを円滑にし、自然と現場の士気を上げているのも、ディズニー・ピクサーが傑作を生み続ける理由なのかもしれない。
そんな本編だけでは見逃してしまいそうな、クリエーターたちのスゴ過ぎるこだわりは『カーズ/クロスロード』MovieNEXのボーナス映像で楽しむことができる。きっと「えっ、こんなところにも?」と驚かされること間違いなし。新たな発見で、本編がさらに面白くなるはずだ。
※元記事はこちら:http://www.moviecollection.jp/news/detail.html?p=11998
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