りゅうおうのおしごと!, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=3331690 / CC BY SA 3.0

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『りゅうおうのおしごと!』は、白鳥士郎による日本のライトノベル。
イラストはしらびが担当している。
GA文庫(SBクリエイティブ)より2015年9月から刊行されている。
GA文庫(SBクリエイティブ)10周年記念プロジェクト第6弾。
当初よりメディアミックスを想定したプロジェクトとして企画されており、ライトノベルの発売開始と同時に漫画の連載、ドラマCD化が並行で進められている。
2020年8月時点でシリーズ累計発行部数は203万部を突破している。
作者の白鳥によれば、題材に将棋を選んだのは「高校時代の同級生である加藤幸男の影響」だという。
他に、『将棋世界』連載の「関西本部棋士室24時」で、とある奨励会三段が退会に至るまでの顛末を読んだことで「その記事に激しく心を揺り動かされた」ことも大きなきっかけだと語っている。
主人公を竜王に設定したのは「名人と違って、制度上1年で獲得できる」ことが大きいとのこと。
本作は西遊棋(日本将棋連盟関西支部の若手棋士によるプロジェクト)の監修や、『将棋世界』誌の協力などを受けている。
作中では竜王戦やマイナビ女子オープンなど一部の棋戦が実名で登場するが、大半の棋戦は架空の名称が用いられている。
また、作中に登場する棋士については複数の実在する棋士の要素を混ぜており、例えば八一については「プロフィールは糸谷哲郎、棋風は山崎隆之、考え方は渡辺明」という形になっている。
現実世界と同様の経緯で女流棋士制度が設けられたことが説明されており、女流棋士は多数登場する。
白鳥は当初、本作品の題名を『あいがかり』にするつもりだったが、担当の編集者に大反対された。
雛鶴あいと夜叉神天衣の名前の読みがいずれも「あい」であるうえ、あいの得意戦法が相掛かりになったのは、その名残である。
また、『りゅうおうのおしごと!』という題名は、編集者によって名付けられた。
第1巻の発売当初は売れ行きが芳しくなかったため、白鳥は「第5巻で打ち切り」を考え、編集者も一度は同意した。
しかし、その後は将棋ペンクラブ大賞受賞などにより売上が伸びて打ち切りの方針は撤回され、シリーズ継続に至っている。
白鳥は2017年に結婚していたが、本作品のテレビアニメ化に集中したいため、妻には2018年5月12日まで挙式や発表を待ってもらっていたという。
白鳥は、「最強の棋士」の物語を構想する中で、歴代最多連勝(神谷広志の28)と、タイトル獲得の最年少記録(屋敷伸之の18歳6カ月)の2つの記録に着目した。
ともに約30年間更新されておらず「この2つを破るのは難しいだろう」と考えた白鳥は、現実の少し上、タイトル記録の更新に絞った物語として『りゅうおうのおしごと!』を書き始めた。
執筆開始当時、「10代の将棋タイトル保持者」を初めとする同作の設定は「ありえない」と批判されることもあったが、藤井聡太の躍進で「予言書」として注目を集めることになった。
第1巻が出た2015年当時、藤井聡太は奨励会の二段で、白鳥も注目していなかった。
しかし、藤井が史上最年少の14歳2カ月で中学生棋士になると、いきなり無傷で29連勝するなど、次々と記録を打ち立てていった。
同作の主人公・九頭竜も、プロ入り翌年に初タイトルを獲得するが、最初は連敗に苦しむという設定で、白鳥は藤井の活躍については「藤井先生のデビューから土つかずという記録は想像を超えている。フィクションでもそこまで書けません」と語っている。
※声優は、ドラマCD、テレビアニメ共通。
八一のアパートに集まる女子小学生たちによる研究会。
第2巻特装版のドラマCDでは、「JS将棋アイドルユニット」の結成を将棋連盟の上層部から命じられ、「なにわ筋将棋通り」のグループ名でイベント等に登場している。
2017年7月11日にテレビアニメ化されることが報じられ、2018年1月から同年3月まで放送された。
原作第5巻までのエピソードがアニメ化されている。
ラジオ番組『内田雄馬と日高里菜のラジオでもりゅうおうのおしごと!』が、2018年1月5日から3月30日までラジオ大阪にて毎週金曜22時30分に放送された。
パーソナリティは内田雄馬と日高里菜。
将棋バラエティー番組『りゅうおうのおしごと!〜かんそうせん〜』が、同年1月9日よりTOKYO MXにて毎週火…

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