ということで54日目です。

幼少期のトラウマが大人になっても忘れられないという話は割と頻繁に耳にしますが、自我を持つ前に潜在意識に恐怖心を植え付けられたり、物事を理解していないうちに恐怖のみ感じ取った記憶はなかなか自分の中で消化できないことがあると思います。

今、自分が思い返せば、ただ単に大人が虫の居所が悪くて意地悪な言い方や態度をしてきただけだったとしても、当時の自分にはそれがわからず恐怖を感じるのみですから、苦しいですね。

元々母子家庭で育って免疫がないということもありますが、更にいくつかのトラウマで重症化してしまったのかもしれません。

自分なりに努力して昔と比べるとだいぶ軽度のものになりましたが、自分の中で決まってる距離以上近づくと不安になるし、あまり目を見て話せない時もあるので、まだまだ課題は多いように思います。

それに輪をかけて人の心の機敏を過度に感じすぎる節もあるのでほんとにもう…生きづらいや、、

恐怖症の話は現実では今まで誰にも話したことがありません。

たぶんバレても無いと思う。努力の賜ですね。

「ミステリという勿れ」という漫画で、主人公が子供の感受性について、平坦なセメントに、大人が跡を残して、その子供本人は知らず知らずのうちに病んでいくという趣旨の話をしていたことがありました。

恐らく私もセメントにくぼみがあって、何年も経つのに未だに癒えないけれど、そのことに気づけたことで幾ばくか楽になったのかもしれません。

純粋な子供達がみんな、そのまま真っ直ぐに育ってくれる社会を願ってやみません。

私に出来ることは、何もないけれど。

今日も一日お疲れ様でした。それでは、また明日。

カツラ。

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