はねバド!, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=3353487 / CC BY SA 3.0

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#2013年の漫画
#Good!アフタヌーン
#バドミントン漫画
#女子スポーツを題材とした作品
#日本の高校スポーツを題材とした漫画作品
#神奈川県を舞台とした漫画作品
#アニメ作品_は
#2018年のテレビアニメ
#UHFアニメ
『はねバド!』(The Badminton play of Ayano Hanesaki!)は、濱田浩輔による日本の漫画。
高校女子バドミントンを題材にした作品で、『good!アフタヌーン』(講談社)にて2013年32号から2019年11月号まで連載された。
2019年10月時点でコミックス累計発行部数は180万部を突破している。
作者の濱田が『週刊少年ジャンプ』にて連載していた前作『パジャマな彼女。
』と同一の世界観の物語であり、同作のキャラクターが本作にも登場する。
濱田自身は小3から高3までバスケットボール漬けの生活だったことから部活動をしていない『パジャマな彼女。
』の主人公に感情移入できず、「部活にすべてを賭けるような雰囲気の青春スポーツマンガ」を描きたいと思ってたところ、2012年のロンドンオリンピックにおいて、バドミントンの藤井瑞希・垣岩令佳ペアが銀メダルを獲得した試合をテレビで見て、バドミントンが激しく動くスポーツだということを知らなかったが「このスピード感を漫画にしたら面白そうだ」と感じたたからだという。
なぎさと綾乃は当時中学生と高校生でペアを組んでいた山口茜と大堀彩の印象を混ぜて作り上げられている。
企画当時の設定では、綾乃は三角巾を被る定食屋の娘で、商店街の期待を背負いオリンピックを目指す女の子であったが、最終的には最初のアイディア通り高校を舞台とした部活ものに設定が変更された。
バドミントンの試合は高速で駆け引きが複雑なことからリアルすぎると読者に伝わりにくくなることや、バスケットボールを題材にした『どがしかでん!』では自身が経験者であるため客観的に見ることができなかったという反省を踏まえ、あえて試合を単純化し担当のアドバイスに従って選手へのインタビューも行わなかったという。
本作は単行本3巻までと4巻以降からで絵柄が大きく変化している。
これは、濱田の描きたい物語が連載を通して明確になってきたため。
絵柄を変えることで試合の描写がより迫力のあるものになり、本格的なスポーツものを描けると判断した濱田が作風を模索した結果、4巻以降の絵柄が変化した。
その話題性もあり、5巻以降の発行部数は4巻までの発行部数よりも増えることになった。
全体的な作品の要素としては「努力と才能」「敗北による成長」「二人で成長する」ことを特に強く描いている。
また、第2部より展開される「全国大会編」では、7巻まで「神童」として描かれてきた綾乃が、全国の神童たちが集まる大会において「フィジカルで劣る普通のプレイヤー」として描かれている。
これは、かつて神童と言われていた子が進学した途端に平凡になったり消えていく姿を見てきた濱田が、元神童だった子の苦しさや頑張りを綾乃で描きたいと思ったためである。
2018年6月29日には講談社ラノベ文庫により、フレゼリシア女子短大付属高校を舞台とした小説『小説 はねバド!』が刊行されている。
執筆は望月唯一。
2018年7月から10月にかけてはテレビアニメが放送された。
アニメ版では物語の展開や各キャラクターの設定、演出などが原作から一部変更されている。
神奈川県にある北小町(きたこまち)高校バドミントン部、ここで新たにコーチを受け持つことになった立花健太郎だが、練習が厳しすぎると部員が続々とやめていき、新主将となった荒垣なぎさも彼に反抗的で部は分裂寸前、大会出場の頭数も足らないほど窮地に立たされていた。
そんなとき、立花はふと、羽咲綾乃という新1年生に出会う。
一見気弱で華奢な彼女だが、軽々とローファーを履いたまま木を駆け上るほどの運動神経の持ち主で、左手にはバドミントンの経験者らしきマメもあった。
そこで、彼は綾乃を部員にしようと画策するが、彼女から絶対に嫌だと拒絶される。
そんな時、なぎさは綾乃の姿を見て動揺する。
実は、全日本ジュニア選手権で彼女は綾乃と名乗る人物に、スコンク(シャットアウト負けのこと)で惨敗しており、そのときの恐怖が思い起こされたからだった。
結局、綾乃は入部しないままだったが、やる気半ばの状態で挑んだなぎさとのマッチに敗れ、北小町高校とフレゼリシア女子短大付属高校の練習試合に、強制的に参加させられることに。
そこでも彼女は動転し、思わずチームの輪から…

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