コレクター・ユイ, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=113949 / CC BY SA 3.0

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『コレクター・ユイ』(英題:Corrector Yui)は、NHK教育テレビで1999年から2000年にかけて放送されたテレビアニメ作品、および、これを原作とした漫画作品(2作品存在する)である。
NHKオリジナルアニメの第5作目である。
タイトルの「コレクター」とは英語で訂正者を意味する「Corrector」のことであり、収集家を意味する「Collector」のことではない。
モチーフとなったのは『南総里見八犬伝』(厳密には過去にNHK総合テレビで放送された人形劇 「新八犬伝」)である。
コミック版は原案者の麻宮騎亜版と岡本慶子版が存在する。
岡本版が先に発表された。
麻宮騎亜版は、麻宮騎亜が少女漫画誌はもとより、女性誌に掲載した唯一の連載作品となっている。
コンピュータ用語が多く使われ(必ずしも正確な意味で使われているとは限らない)、舞台設定も仮想空間であるが、劇中でユイは「正義の魔法少女」を自称しており、作品のフォーマットは魔法少女ものに近いと言える。
ただし厳密な意味での「魔法」を用いるわけではない。
同時期に電脳世界を主な戦いの舞台とした少女物作品では他にことぶきつかさの「アキハバラ電脳組」(講談社『なかよし』連載)がある。
この作品のコスチュームおよび、セリフ(「ごみばこポイポイのポイよ!」)は同じムトウユージ監督(演出担当作)の「アルティメットガール」「クレヨンしんちゃん」でもパロディとして用いられている。
アイキャッチでは「ユイちゃんの4コマ劇場」というミニコーナーがあり、コーナー最後に視聴者からの似顔絵の紹介があった(ただし、NHK番組コレクション版ではアイキャッチに差し替えになっている)。
ただし第2期16話については、コレクターハルナが中心の話なので「春菜の4コマ劇場」となっている。
2010年12月6日よりYouTubeのNHK番組コレクションで1期(全26話)が無料配信されていたが2013年10月31日を持って終了した。
2017年8月9日に第1期と第2期の全話が収録されたDVD-BOXが発売。
時は(1999年現在)近未来の西暦20XX年。
コムネットと呼ばれる仮想空間を舞台に、様々なトラブルを春日結が「コレクター・ユイ」に変身して解決していく。
第1期は世界支配をもくろむグロッサーを封じるためにコレクターズを集結させ戦う。
第2期はグロッサーを元の状態に戻した数か月後の話で、新型の強力コンピュータウイルス、バグルスの発生原因を探る。
コレクター関連 コムネット開発関係者 その他の登場人物(現実世界) コレクターズ グロッサー一味 バグルス その他の登場人物(ネット空間) 原則として、アニメに準じる。
コンピュータネットワーク上に存在する仮想空間のことである。
「バーチャライザー」(後述)を使用することで仮想空間に入る(バーチャルインする)ことができる(逆に出ることを“バーチャルアウト”と呼ぶ)。
一般利用者がコムネットにバーチャルインしていられるのは、1日につき10時間までとなっている(2期22話より)。
ただし、ユイを始めとする人間のコレクターが、コムコンを使用してバーチャルインした場合にはこの制限を受けないが、これは規則としての制限を受けないだけで、コムネット酔いなどの人体への影響は受けるため、自身の判断が必要となる。
バーチャルインした者は、一時的に本来の肉体感覚から切り離され、コムネット内部だけの独自の肉体感覚を持って行動することが可能である。
コムネットのバーチャルインの仕組みは、人間の精神と肉体の繋がりに割り込みをかけ、肉体からの情報の代わりにコムネットからの情報が制御権を一時的に握っている状態(この間、肉体は眠りに落ちたようになっている)であり、バーチャルアウトの際に、この制御権を肉体に戻す仕組みになっていると考えられるが、その過程で事故の発生も考えられ、物語に大きく関わってくる。
バーチャルインせずに、インターネットのように情報を参照することも可能である。
コムネットは大小さまざまな「ネット」と呼ばれる空間によって構成されている。
大きいものはバーチャルリアリティを用いた、遊園地などのアトラクション施設や一つの街のような空間、小さいものは個人のホームペー…

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