無事にスカディの手術が成功し、喜びに湧いたリンド・ヴルム。街が喜びの空気に包まれる中、サーフェは仕事を終えた安心から風邪を引いてしまう。普段の労いもかねて優しく看病するグレンと、ここぞとばかりに甘えるサーフェ。その後、往診の時間になり街へ出るグレンだったが、道中で回復したスカディや苦無、さらにはこれまで治療してきた様々な種族に出会う。みな口々にグレンへの謝辞を述べながら、お礼の品々を渡していく。抱えきれないほどのお酒や食べ物でいっぱいになった診療所では、グレンを囲んでの盛大な宴会が開かれる。

グレン・リトバイト(CV:土岐隼一)
魔族を専門とするお医者さん。東の人間領出身で、幼い頃にラミア族のサーフェと出会い、魔族と医療に興味を持つ。少し頼りないところもあるが、温和で優しい性格。若くして師匠クトゥリフに認められ、診療所を任されるほど優秀である。かなりの仕事人間で、患者の治療に集中するあまり限界を超えて無茶な行動をしてしまいサーフェにたしなめられることも多い。

スカディ・ドラーゲンフェルト(CV:種崎敦美)
幼女の姿をしたドラゴン。魔族と人の戦争が終わった後、リンド・ヴルムを「共存の街」として発展させた第一人者。現在も議会の代表を務め、強い権力を持つ。極端に声が小さく、常に側近の苦無が代弁をしなければならないこともあり、どこか神秘的な空気をまとっている。魔族最強の種族でありながら、人間が大好きな平和主義者。しかし闘技場の観戦を好む一面があり、「竜闘女(りゅうとうじょ)」というあだ名を持つ。

苦無・ゼナウ(CV:河瀬茉希)
スカディの護衛をするフレッシュゴーレム。元々は極東で作られた戦闘用のゴーレムだったが、現在は自由意志を持ち、敬愛するスカディの側近であることに喜びを見出しており、スカディのために生きていると言っても過言ではない。性格は堅物で、身体は死体を継ぎ接ぎしたものなので脆く、定期的に交換が必要なのだが、医者嫌い。本人に欠損の痛みはないのだが、彼女を作った制作者の趣味で、太ももの感度だけはとてもいい、という仕様になっている。

Monster Girl Doctor ep12 #モンスター娘のお医者さん

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