クロスゲーム, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=414397 / CC BY SA 3.0

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『クロスゲーム』(CROSS GAME)は、あだち充による日本の漫画作品。
『週刊少年サンデー』(小学館)にて、連載された。
主人公・樹多村光と、その幼馴染である月島家の四姉妹、長女の一葉、次女の若葉、三女の青葉、四女の紅葉を通しての青春を描く野球漫画。
第一部「若葉の季節」は小学生時代、第二部は中学生時代から高校3年生の夏の北東京大会二回戦終了まで、第三部は決勝戦とその前後を描く構成になっている。
2008年第43号の第二部終了後しばし休載し、2009年15号の第三部開始によって連載が再開する。
2010年12号にて完結。
単行本の累計発行部数部数は950万部を突破している。
高校野球という題材を活かし、青春とスポーツの爽やかさとほろ苦さを描いたあだち充らしい作品である。
中等部末期〜高等部初期の内容については、特待生制度・学校の姿勢・監督の方針などの高校野球の暗部にクリティックを含んだ視線を向けた点も小学館漫画賞などで評価されている。
2009年、第54回小学館漫画賞少年向け部門受賞。
同年4月から翌年3月までの1年間、テレビアニメが放送された。
なおタイトルの英語表記は「CROSS GAME」であるが、接戦を意味する野球用語のクロスゲームは「close game」であり、別の語となっている。
主人公はスポーツ用品店・キタムラスポーツの一人息子である樹多村 光(以下「コウ」と記述)。
近所のバッティングセンターを営む月島家(父親と長女・一葉、次女・若葉、三女・青葉、四女・紅葉)とは家族ぐるみの付き合いであり、同い年の若葉とは特に親しかったが、その反面1歳年下の青葉とは犬猿の仲だった。
初めは野球に興味がなかったコウだが、青葉の投球フォームを見て憧れ、人知れずトレーニングを始める。
そして小5の夏、若葉が突然の事故で亡くなる。
中学生になったコウは、野球部にこそ所属していなかったがトレーニングは続けていた。
そして、小学生の頃から付き合いがあった中西、赤石と共に星秀学園高等部野球部に入部したが、星秀では校長が病に倒れ、校長代理となった教頭が野球部の甲子園出場を掲げ、新たに外部から名監督との呼び声高い大門監督を招聘し、超高校級との呼び声高い東や高い野球センスを持つ三木など、有望な野球留学生を集めるようになっていた。
そして、野球部は野球留学生及び選抜テストに合格した部員が「一軍」とされ、以前からの監督である前野と、選抜テスト不合格もしくは受けなかった部員は「二軍」に追いやられる(「プレハブ組」)。
大門の下で野球をすることを嫌がったコウたちは、選抜テストを受けなかったためプレハブ組に配属され、前野と共に打倒・大門と甲子園出場を目指して練習を積むが、1年夏の地区予選前の一軍対二軍の試合で惜敗する。
夏休みに入り、一軍は甲子園を目指し北東京大会を戦っていたが、純粋に勝利を目指そうとしない大門の方針に東や三木は反感を抱いていた。
一方、プレハブ組は改めて打倒大門と甲子園出場を目指し、廃校になった小学校で前野から特訓を受ける。
そして夏休みも後半になり、校長代理からプレハブ組の解散が命じられると、前野はクビを懸けて一軍との再戦を申し入れる。
しかし一軍では、大門の方針に我慢できなくなった三木が他校へ転校し、東は「甲子園への近道を見極めるために」試合出場を拒否する。
こうして迎えた試合当日、一軍は大門が目を付けた中学3年生たち、二軍は高校進学前の青葉が助っ人として参戦したその試合で、コウは事前に捕手の赤石と立てていた作戦通りの快投を見せて完封勝利を収める。
その結果、一軍野球部が解散となり大門は解任され、大門に集められた一軍の部員たちや教頭は他校へ転校するが、東は星秀に残ってコウたちと甲子園出場を目指す道を選ぶ。
翌春、青葉も高等部野球部に加わるが、女子であるが故に公式戦には出場できない。
それでも、青葉は欠かさず練習に出て野球部を鼓舞し、コウがエース、赤石が捕手、中西が3番打者、東が4番打者となった新チームは悲願の甲子園出場を目指す。
学年・年齢は第3巻開始時点のもの。
第2部開始直後の2巻は1つ下。
また、8巻・13巻で1つずつ上に進級する。
硬式野球部 関係者 生徒 転任・転校 2009年4月5…

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