彼方のアストラ, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=3469857 / CC BY SA 3.0
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『彼方のアストラ』(かなたのアストラ、ASTRA LOST IN SPACE)は、篠原健太による日本の漫画作品、およびこれを原作としたテレビアニメ作品。
篠原にとって『スケットダンス』以来となる2作目の連載作品。
ウェブコミック配信サイト『少年ジャンプ+』(集英社)2016年5月9日から2017年12月30日まで連載された。
毎週土曜日更新だったが、2016年8月6日更新分より、本編と4コマを交互に掲載する隔週連載の形になった。
SFであると同時に、宇宙船という閉鎖空間の中に刺客がまぎれこんでいる「クローズド・サークル」というミステリー的な要素もあり、「前作と全く毛色の違う漫画を描こうと心に決めた」という作者の意向によって制作された。
本作連載前の『少年ジャンプ+』はアクティブユーザー数が2015年9月をピークに減少し、2016年1月には後発の『マンガワン』(小学館)に抜かれるなど低迷期を迎えていた。
しかし、本作と並んで『終末のハーレム』『ファイアパンチ』などの連載が始まった「『少年ジャンプ+』新連載春の陣」によって、『少年ジャンプ+』のアクティブユーザー数は110万から130万に上昇し、再び成長期を迎えた。
これ以降『少年ジャンプ+』の主軸は、名実共に『週刊少年ジャンプ』(集英社)電子版からオリジナル作品へシフトし、後の『SPY×FAMILY』『怪獣8号』のヒットへと繋がっていく。
連載開始直後の2016年5月、『聴くジャン!』でボイスドラマ化された。
また、連載終了後の2019年7月にテレビアニメ化された。
西暦2063年、「大自然の中、生徒だけで5日間を過ごす」という惑星キャンプの目的地である惑星マクパで、ケアード高校の生徒たちが遭難する。
謎のワープにより宇宙空間に投げ出された生徒たちは、運良く宇宙船を発見して航行エネルギーは確保できたものの、食料などが3日分しかなく帰還不能…という絶望的状況に置かれる。
しかし、5012光年の彼方から母星まで「5つの星を渡って食料を補給していく方法」を考えだした主人公たちは、メンバー全員が協力しながら様々な苦難を乗り越えていく。
そして、遭難事故を起こした犯人を見つけ、それを命じた黒幕を突き止める。
無事に帰還したメンバー達は、遭難事故の裏にある陰謀をマスコミを通じて暴き、メンバーそれぞれが人間的に成長を果たす。
ケアード高校のアリエス・スプリングは、惑星キャンプに出発するため、無作為に選ばれた班のメンバーと顔合わせをする。
うち1人は、宇宙港で引ったくりから荷物を取り返してくれたカナタ・ホシジマであった。
さらに、メンバーの1人キトリー・ラファエリの10歳の妹フニシアが、班への特別課題として同行することになり、総勢9名が教師の引率で9光年離れた惑星マクパに送り届けられた。
だが、マクパに到着し教師たちが引き返した直後、メンバーは謎の球体の襲撃を受け、次々と球体に飲み込まれて宇宙空間に投げ出されてしまう。
近くに浮遊していた宇宙船に逃げ込むことで一旦は事なきを得るが、飛ばされた先は5012光年離れた地点であった。
メンバーの1人ザック・ウォーカーが宇宙船の操縦免許を持っており、航行は可能であることがわかるが、通信機器が故障しており救助信号を送ることができず、さらに超光速航行でも帰還に3か月かかるのに対して、手持ちの食料・飲料水が3日分しかないため一同は絶望する。
そんな中、「3日以内に到達可能で、水・食料が補給可能な惑星を探索して、水と食料を補充しながら次の惑星を目指す」を繰り返すことで帰還できないか、とアリエスが提案する。
検索の結果、5つの惑星を経由することで帰還の可能性があるルートが発見され、一行は「アストラ号」と名付けた宇宙船で旅を始める。
第1の惑星ヴィラヴァースで、一行はマクパで遭遇したものと同じ球体に再び襲われる。
また、故障した通信機器を調べたザックは、通信機器を故意に壊して連絡不能にした犯人がメンバーの中にいることをカナタに伝える。
カナタは、キトリーの義妹フニシアが児童養護施設に入所した夜に耳にした会話の断片から、何者かが「フニシアを含めた全員を一斉に殺処分しようとしている」のだと推測し、通信機器を壊した「刺客」の存在をメンバーに明か…
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