ルパン三世 PART5, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=3735271 / CC BY SA 3.0

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ルパン三世 」 ルパン三世 PART5 『ルパン三世 PART5』(ルパンさんせい パートファイブ)は、モンキー・パンチ原作によるアニメ『ルパン三世』の作品群のうち、2018年4月4日から9月19日まで日本テレビほかにて放送されたテレビアニメシリーズを指す。
放送終了後の2019年4月11日にモンキー・パンチが死去したため、本作は原作者存命中に放送された最後のテレビシリーズとなった。
2015年放送のシリーズ(以下『PART4』)から2年ぶりとなるシリーズである。
『PART4』に関わった主要スタッフが中核として引き続き起用され、アニメーション制作を『PART4』と同じくテレコム・アニメーションフィルム(以下「テレコム」)が担当している。
また、テレビシリーズでは初となる製作委員会方式が用いられてた。
主な舞台はフランスとなっている。
これに関しては、イタリアを主な舞台とした『PART4』終了から期間がそれほど空いておらず、地続き感のあるドラマを感じてもらうためであるほか、その最終話でイタリアから旅立ったルパン達が現在もヨーロッパに滞在し、ルパン一世の生まれた地であるフランスを拠点にしている流れを作りたかったためである。
また、作品のテーマは「ルパンがネット社会を生き抜いていく」など現代的なものになっている。
出演者の津田健次郎によると、本作は若い世代による「新しいルパンを作り上げていく」という意気込みが強く、長年続いてきた世界観をいかに損なわず新しくできるかを模索していたといい、原点回帰でもある作品だったという。
そのため、それまでは躊躇されてきたという人が死ぬ場面もしっかり描写され、被弾などによる流血の描写も過去作より多い。
それまでは各シリーズごとに色が変わっていたルパンのジャケットに関して、本作では過去作の歴史を全肯定する意味で過去に使われた色が再び採用された。
基本は「現代のルパン」であるため『PART4』と同じ青と設定しており、脚本に合わせて緑や赤、ピンクのジャケットを着用する。
これまでのシリーズは1話完結が基本だったが、本作は4本の中編と7本の1話完結型のエピソードで構成されており、中編では各話のラストで次回への引きが入るクリフハンガー構成になっている。
そのため、各中編の冒頭に「EPISODE○○」、最後に「EPISODE○○ Fin」の表記が入る。
2018年6月には、シリーズレギュラーのエンゾ・ブロン役として俳優の上川隆也が出演することが発表された。
上川はすでに本作の第1話に同役で出演していたが、その時点ではノンクレジットであった。
シリーズ構成・脚本には大河内一楼が初起用され、設定考証は『Lupin the Thirdシリーズ』にて設定考証を務めた白土晴一が務める。
大河内の起用は、PART5にて企画開発を務めている鈴木常泰が、トムス・エンタテインメント制作の映画『伏 鉄砲娘の捕物帳』で、共に作品制作に携わったことのあった大河内をシリーズ構成にオファーしたことによる。
大河内は最初、「今までの『ルパン』とは違う新生『ルパン』にする」という企画書を制作陣に提出した。
これに、長年『ルパン三世』に関わってきたスタッフたちは驚き、警戒する者もいたという。
そんな中、大河内の提案は監督の矢野雄一郎には前向きに受け入れられ、大河内は「現代の新しいルパン」を目指しながらも「これまでのシリーズを全肯定する」シナリオになるように取り組んだ。
今回、大河内が「現代のルパン」を作ることを企画の要としたのは、今までルパンを観たことがない若い層に観てもらえる作品にするため、舞台を21世紀の現代としてルパンたちがスマホなどのデジタルガジェットを駆使して「お宝」を盗む、本作のキーキャラクターにも「天才ハッカー少女」が登場するなど、「デジタル」や「サイバー」が物語の重要な要素となっている。
また、旧来のファンにも楽しんでもらうために「これまでのシリーズを全肯定する」シナリオを目指し、原作漫画や過去のアニメシリーズのキャラクターが登場するなど、さまざまな取り組みがなされている。
これらの取り組みは、最終的にスタッフたちから好評を得た。
クリエイティブプロデューサーの浄園祐は大河内のシナリオを称賛しており、「もっと早くに出会いたかった」「今作はルパンシリーズの分岐点…

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