ゆるゆり, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=1834183 / CC BY SA 3.0
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『ゆるゆり』は、なもりによる漫画作品。
『コミック百合姫S』(一迅社)にてVol.5よりVol.14まで連載された後、『コミック百合姫S』の休刊に伴い姉妹誌の『コミック百合姫』(一迅社)に移籍、同誌2011年1月号より連載中。
テレビアニメは、第1期が2011年7月から9月まで、第2期が2012年7月から9月まで、第3期が2015年10月から12月までそれぞれ放送された。
2015年2月にはOVAが発売され、そして同年8月、9月には特別編を2話放送した。
2018年4月、連載10周年を記念した新作オリジナルアニメーションの制作決定が発表された。
放送はすべてテレビ東京系列。
アニメ版の詳細は下記の『アニメ』を参照。
本項では、スピンオフ作品である『大室家』(おおむろけ)、『転生したらあかりだけスライムだった件』についても記述する。
本作は富山県の私立中学校である七森中の「ごらく部」に所属する女子中学生4人と、それを取り巻く生徒会の女の子や家族が贈る、時に笑いあり、時に百合ありのまったりとした日常生活を描く。
個性的な登場人物たちの中にあって存在感の薄さを理由にいじられる主人公を据え、軽い同性愛にも見えてしまう女子校の気風の中のちょっとした笑いや、片想いが連鎖する人間関係、たまに起こる本気度の高い同性愛感情によるハプニングなどが、緩やかな空気感の中で扱われている。
『コミック百合姫S』連載作品では唯一連載中の漫画である。
また、『コミック百合姫』でも最長連載記録を継続しているなど、現代の百合漫画を代表する存在であり、「ゆるゆり以前、ゆるゆり以後」と言われるほど後発の百合漫画に大きな影響を与えている。
2019年9月時点で累計発行部数は400万部を突破している。
『コミック百合姫S』連載当時、同誌掲載作品の中では百合色が薄い作品にもかかわらず、当初から読者アンケートでは断トツだったという。
また、1話12ページながら、一誌で3話 – 8話掲載しており、さらにはアニメ化決定後の2011年5月から7月にかけては、3か月連続で単行本が刊行された。
作中の時間の流れにおいて登場人物は年をとらず、次の年になっても進級しないが出来事は引き継がれる。
『キャラ☆メル Febri』にて、本作と同じく七森中を舞台とするスピンオフ作品『りせっと!』が連載されているが、Vol.4以降休載中となっている。
『ニコニコ静画』にて2012年7月2日から7月25日にかけて、大室姉妹を中心に据えたスピンオフ作品『大室家』が配信されていた。
2013年2月18日からは『ニコニコ百合姫』で偶数月18日に配信されていたが、同誌が2016年12月号で終了したことに伴い、連載も一時中断。
その後コミック百合姫3月号の付録小冊子で、2017年春より新web媒体で再開予定という告知がなされ、2017年8月8日より、pixivコミック内『ゆりひめ@ピクシブ』にて連載中。
『月刊ComicREX』2012年9月号から2013年2月号にかけて、『かんぱち』とコラボした『ゆりぱち』が連載された(原作:なもり、武梨えり、作画:結城心一)。
2020年4月1日にゆるゆりの公式twitterから異世界スピンオフ『転生したらあかりだけスライムだった件』の連載決定の一報が入るが、エイプリルフールのネタだと思われていた。
ところが百合姫2020年6月号にも予告が載り、翌年の2021年2月22日から本当に水鳥なやにより『水曜日のシリウス』にて連載が始まった。
作中において主要登場人物たちが通っている女子校の七森中学校には、かつて茶道部の部室として使われていた茶室がある。
茶道部が廃部になった後は、ごらく部の部室となり、部員たちが放課後の時間を過ごすために使っている。
原作版の部室は原作者であるなもりの実家の座敷をモデルに描かれているが、テレビアニメ版では部室は校舎の離れにあり、実際の茶室を参考に描かれた。
物語の舞台は作者であるなもりの出身地・富山県高岡市であると設定されている アニメ化の際に、物語の舞台のイメージとして原作者の出身地が挙がり、富山の風景をアニメ版の背景描写に反映させることが決まったという。
劇中には実在の地名も登場する。
原作では通りがかりの駅に、「JR高岡駅」の表記が見られ、アニメ版では、富山駅北口で待ち合わせて富山地方鉄道の高速バスに乗り、東京…
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