絶望に覆われ灰色に染まった大都市。人々は生きる希望を見出せず、自殺者が後を絶たない。
そこで唯一あたたかな灯を灯し、繁盛していたのが10代続く老舗の「自殺用品専門店」だった。
店を営むのは、超ネガティブ思考のトゥヴァシュ一家。父のミシマと母のルクレスをはじめ、長女のマリリン、長男のヴァンサンの全員がクスリとも笑ったことがなく、生きる意欲も人生を楽しむ意欲もなく、生活している。
店内は、首つりロープ、腹切りセット、毒リンゴ、さまざまな種類の毒薬など、どんな自殺を希望している人でも、かならず成功する商品を揃えている。
ある日、トゥヴァシュ一家に大問題が発生する。
一家に生まれた末っ子アランが、家族全員とまったく反対の、無邪気で明るい男の子だったのだ。
両親の必死の教育にもかかわらず、アランは健やかに明るく、超ポジティブ思考に成長してゆく。
そして、「自殺用品専門店」の商品を次々と「自殺できない用品」に変えていってしまう。アランのせいで訪れた経営危機に、家族は頭を悩ますことに。
だが、性格に問題を抱えていた長男ヴァンサンも長女マリリンも、アランの明るさと優しさに触れ、徐々に変わっていく。お店にくる客も、そしてついには両親も……。
果てして、自殺用品専門店とトゥヴァシュ一家の運命はいかに!?
9月7日(土)、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか2D/3D全国公開
公式サイト:
www.suicideshop.jp

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