勇午, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=488104 / CC BY SA 3.0

#漫画作品_ゆ
#1994年の漫画
#月刊アフタヌーン
#イブニング
#サスペンス漫画
#世界各地を舞台とした漫画作品
#日本各地を舞台とした漫画作品
#アニメ作品_ゆ
#2004年のテレビアニメ
#キッズステーションのアニメ
『勇午』(ゆうご)は、原作:真刈信二、作画:赤名修による日本の漫画作品。
『月刊アフタヌーン』(講談社)にて1994年から2004年まで連載された後、『イブニング』(同)に移籍し2015年まで連載された。
交渉人(ネゴシエーター)の仕事を題材にした先駆的作品。
単行本は『アフタヌーン』連載版が全22巻(アフタヌーンKC)、『イブニング』連載版(イブニングKCDX)が全19巻(シリーズを通巻として算出)。
なお『イブニング』版では『勇午 the Negotiator』と副題がつけられている。
2004年から2006年にかけて『アフタヌーン』版が文庫化され、『イブニング』版は2011年より刊行されている。
文庫化に際しては『勇午 the Negotiator』のタイトルを使用しており、現在のシリーズと共通化が計られている。
文庫版は既刊18巻(東京・種子島編まで)。
また2004年に本作の序盤のストーリーである「パキスタン編」と「ロシア編」がTVアニメ化された。
1999年には小説版も出版されている。
成功率97.4%を誇るフリーの交渉人・別府勇午を主人公にした、社会派サスペンス作品。
毎回作者の綿密な現地取材に基づき、各国の社会情勢、文化事情、宗教観、社会悪、必要悪にぶつかり、悩みながら解決の糸口を模索する勇午の姿が描かれる。
1つのエピソードにつき、約1年程度の連載である(短編の日本編を除く)。
『月刊アフタヌーン』連載版では主に海外が、『イブニング』連載版は主に日本各地が舞台となっている。
シリーズを通して、勇午がその交渉の過程で必ずと言っていいほど拷問を受けるという演出がなされており、特に『アフタヌーン』版では各国の文化を背景にした様々な趣向の拷問が描かれている。
原作者の真刈信二により、「ロシア編」がより詳細なエピソードを加えて小説化、これに漫画では描かれなかった勇午の最初の交渉を描いた作品を加え、1999年に出版された。
「パキスタン編」と「ロシア編」計13話が製作され、キッズステーションで放送された。
アニメ版のタイトルは『勇午 〜交渉人〜』となっている。
「パキスタン編」と「ロシア編」を、監督からキャラクターデザインにいたるまでそれぞれ全く別のスタッフで製作するという実験的なスタイルが取られた(声優、主題歌は共通)。
1st Negotiation「パキスタン編」 2nd Negotiation「ロシア編」 ※後ろに()書きの無いものは共通。
^ 1994年から2003年まで継続的に連載の後、約1年の期間をあけて1994年に中国編を連載。
なお第11部:中国編の連載時期はイブニング版の第1部:下北半島編と並行しており、開始時期はイブニング版の方が先行している。
^ 麻生太郎外相デジハリで講演、曰く「『勇午』読まずして外交を語るなかれ」 Garbagenews.com 2006年5月13日

WACOCA: People, Life, Style.