シンプルな運動で、脳の活性化をはかり心身のバランスを整えるストレッチやタッピングを紹介する「脳の筋トレ」ご案内役の今道久惠です。仕事の合間や雨の日など、室内でも簡単にリフレッシュができ、筋肉をしなやかに使う方法をお伝えしています。

本日の筋肉は「三角筋」です。肩関節を包み込むように広がる、名前の通り三角の形をした筋肉です。新しいアイデアや課題に向き合う時、圧倒されてしまいスムーズに事を運ぶことができない時に肩回りの筋肉は緊張が強くなります。あまり神経質になりすぎず、酸味のある果物などをとって、リフレッシュしてみてください。

-三角筋にタッチ&意識を向ける-
1)三角筋に触れてみましょう
 肩関節を包み込む筋肉で、鎖骨側・側面・肩甲骨側に広がり上腕の中ほどで止まります。
2)三角筋を目覚めさせましょう
 腕を前に振ることで鎖骨面、横に上げることで中部、後ろに腕を引くことで肩甲帯が意識できます
3)三角筋の動かし方を知りましょう
 前後の動きに加えて左右の動きを行います。ゆっくりと自分の腕の重みを感じてください
4)三角筋を意識する運動
 腕を前に上げて手のひらを動かしましょう。同様に横に上げて、後ろにひいて行います
5)最後に深呼吸をして終わります
 息を吸いながら腕を上げ胸を開き、吐きながらゆっくりと腕をおろします

余裕のある方は、少し重さのあるものをもって行うとより三角筋のリフレッシュができることと思います。休憩時間やお化粧なおしの際に気持ちを切り替えるエクササイズとして活用ください。

■教育コンサルタント今道久惠(有限会社ジニアスラブ)

HP:https://geniuslove.co.jp/
※ZOOMでのご相談、各種講演・講座も受け付けております。

ブログ:https://geniuslove.co.jp/blog/myblogc/blog02/

プロフィール:
1989年 体育大学卒業後、証券会社にて体育奨励など福利厚生業務に従事。
2006年 有限会社GeniusLoveを設立し教育相談を開始。
2015年 教育財団法人優愛を設立し被災者支援や福祉活動を実施。
2018年 「ADHD男児に対するブレインジムの有効性」について論文発表。
2019年 発達支援・運動療育・支援者研修を行う療育サロンを開設。
2020年 日本MBL協会理事長に就任。

2人の子どもを育てる中で、身体・こころ・脳のバランスが整っていることが真の健康だと気づき、心身に負担の少ない運動療法を学び教育コンサルタントとしての活動を始め14年になります。発達や学習に課題のある子どもへの運動提案を得意とし療育的支援を行うとともに、教育委員会や医療機関からの依頼で講演やワークショップを全国で行っています。

WACOCA: People, Life, Style.