クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=797185 / CC BY SA 3.0

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『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!』(クレヨンしんちゃん あらしをよぶ うたう けつだけばくだん)は、2007年4月21日に公開された『クレヨンしんちゃん』の劇場映画シリーズ15作目である(映画化15周年記念作品)。
上映時間は102分。
興行収入は約15.5億円。
キャッチコピーは「シロが爆発10秒前!」。
双葉社がシリーズで初めて出資・製作に参加。
本作は劇場版として、初めてシロが主役になるストーリーとなる。
また、歴代の劇場版と異なり、野原一家&かすかべ防衛隊vs敵対勢力という構図ではなく、野原一家&かすかべ防衛隊vsUNTIvsひなげし歌劇団という劇場版としては初の三つ巴の対決となっている。
「歌う」と銘打たれているように、各シーンで歌が挿入されるミュージカル風の作品となっており、原作者である臼井儀人の「ミュージカルが見たい」という要望を取り入れている。
サブタイトルが前二作の『伝説を呼ぶ〜』から、再び『嵐を呼ぶ〜』となった。
また、上映時間がはじめて3ケタ台になった。
監督は前作に引き続きTVシリーズ監督のムトウユージ。
本作までの登板となった。
脚本は、あたしンち等でシンエイ動画作品に関わってきた、シリーズ初登板のやすみ哲夫。
今回のオープニングでは、『ユルユルでDE-O!』に公開当時のAKB48のメンバーが参加しており、そのうち折井あゆみ、大島麻衣を含め5名のAKB48メンバーは本編にゲスト出演している。
なお、本シリーズに置いてゲスト声優に現役アイドルが起用されるのはこれが初。
この映画バージョンの『ユルユルでDE-O!』は公開前後にテレビシリーズのオープニングとしても使用された。
この年から、テレビシリーズで劇場版と連動したスペシャル版が公開前後に放送されるようになった。
しかし、この年の劇場版とスペシャル版はストーリーの直接の関係はない(シロがメインという点が共通)。
興行収入は15.5億円と『ブリブリ王国の秘宝』以来の歴代第3位という成績を収めた(しばらくはこの記録を抜かされることは無かったが、2014年、『ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』に塗り替えられた)。
なお、ひまわり生誕後あまり見られなかった「しんのすけとシロ」のコンビが一番多く描かれている。
劇場版『クレヨンしんちゃん』シリーズとしては、本作以降からDVD版のみの発売となった。
しんのすけとシロがUNTIから逃亡する場面で、前作(『伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!』)の題名の一部である『アミーゴ』と書かれた看板が登場している。
時雨院とひろしがロケットを発射させる装置を巡って対決する場面でひろしがポケットに持っていた包帯を投げて装置を奪おうとする描写があるが、この時のひろしの包帯を投げる動作は時雨院の声を演じる京本政樹がかつて演じていた『必殺シリーズ』の組紐屋の竜の殺し技のモノマネになっており、ひろしは「俺のもう一つの名は『必殺仕事人 組紐屋の竜』だぜ!」と言った。
しかしこれは、ひろしの妄想であり、実際に包帯を飛ばすと長さが足りず、端末機を奪う事は出来ていない(ただし下剤が偶然シャンパン入りのグラスに入ったため、それを飲んだ時雨院は脱糞してしまう)。
地球から遠く離れた宇宙(地球が属する銀河の外)を航行していた『ケツだけ星人』達の宇宙船。
その宇宙船の近くに突如巨大な岩石天体が現れる。
避けることが出来ないと知ったケツだけ星人達は巨大隕石に向けて次々と円盤型の特殊爆弾を放ち、その大爆発によって巨大隕石を粉々に吹き飛ばした。
しかし、爆弾の一つは巨大隕石の岩が崩れて外れてしまったために爆発せず、そのまま銀河系、太陽系内を飛び、地球(沖縄)に向けて飛んで行った。
しんのすけ達野原一家は、ひろしの勤続15年のごほうびで沖縄旅行を楽しんでいた。
しんのすけとシロは浜辺で遊んでいる最中、不思議な形の円盤を発見する。
それを投げて遊ぼうとしたしんのすけだったが、円盤は突如動き出してしんのすけのお尻へむかう。
危険を察知したシロがしんのすけを突き飛ばすと、円盤はオムツのような形になり、シロのお尻にはまってしまった。
円盤の正体は、爆発せずに地球に落ちていったケツだけ星人の特殊爆弾だった…

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