それが声優!, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=3112256 / CC BY SA 3.0
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『それが声優!』(それがせいゆう)は、児童文学作家(小説家)のあさのますみが原作を務め、漫画家の畑健二郎がメイン作画を担当している、同人誌、Webで公開の漫画。
同人サークル『はじめまして。
』によって一次コンテンツ展開および副次創作コンテンツ作品の統括管理がなされている。
2015年、GONZOによってテレビアニメ化された。
これに合わせて同年、同アニメの製作委員会に参画したローソンHMVエンタテイメントによって商業出版されている。
作者である「あさのますみ」が「声優・浅野真澄」として経験または聞いてきた出来事を、ギャグタッチにより再構成させたストーリーで描く、声優業界のあるあるネタを扱った職業ものコメディー。
主役となるのは、それぞれにタイプの違う3人の新人声優たちで「彼女らが声優ユニット『イヤホンズ』として、互いに力を合わせ時に様々な理由で互いの反発なども引き起こしながらも、自分たちの声優活動を通して様々な困難に立ち向かっていく」という内容となっている。
その意味では声優業界を舞台にしたビルドゥングス・ストーリーの側面も持つ。
また本作には、作内でネタにされた声優業界にまつわる出来事や作内の設定に関して、あさの自らが解説したコラムコーナーも付随している。
なおweb版第92話のみ、椎名高志による作画となっており、同人誌で発行されたweb版の総集編にもそのまま収録された。
これは内容がBLにまつわる下ネタめいたものであったため、畑の側から作画拒否されたネタを、あさのが惜しんで事の次第をツイッターに上げたところ、椎名が「自分が描きたい」と申し出て実現したものである。
また本作では、畑の漫画作品である『ハヤテのごとく!』がそのアニメ版も含めて「作品として存在する」世界観を採っている(以下各項目にて詳述)が、一方で同作に登場する人物や建物と見られるものも所々で登場している。
なお、本作の最初の発表場所となった同人誌版に関しては、2017年夏に行われるコミックマーケット92において発刊する予定の作品を最終回とすること(いわゆる完結宣言)が発表されている。
畑原作のテレビアニメ『ハヤテのごとく!』で、浅野が朝風理沙役の声優を担当したことが、双方が面識を持つきっかけであった。
浅野は声優業と並行しながら絵本ならびに児童文学の分野において「あさのますみ」名義で作家デビューして活動を継続させていたが、声優業で知り合った知人より同人という分野での活動を知り、その体験を聞くうちに自分でもやってみたいと考えるようになっていった。
また、あさの自身、声優業界を舞台にした作品を執筆してみたい腹案があったが、その内容については自身が声優業を行っているがゆえにリアリティの面からもアクチュアルな問題にも踏み込まざるを得ないと常々感じており、そのために当初より商用のメディアでは公表を行うことは難しいと考えていて「どうせ業界を描くのだったら業界について一番身近に感じてくれる、小説や絵本を読まないファンの人たちのためにも、漫画作品で発表したい。そのためには作画をしてくれる相方が必要だ」というプランを描いていた。
一方の畑は『ハヤテのごとく!』でのメディア経験から「各種会社を通さない作者側からの産地直送的なメディア展開は行えるのか実験してみたい」という思いを抱いており、そのためには「ある程度、自分自身で(特に権利関係の)制御が可能なコンテンツが必要だ」と感じていた。
こうした思いをそれぞれに抱いていた2人だったが、思い余った浅野は自身のツイッター上で同人活動の相方を募集し、これに畑が応じた。
こうして浅野と畑の思惑が一致し、本作制作のために作者2人の手によって同人サークル『はじめまして。
』が結成された。
2011年年末に開催されたコミックマーケット81で第1巻を頒布以後、コミケを中心に活動を続け、後にWebでの連載もスタートし、着実に活動を続けている。
2014年年末に開催されたコミックマーケット87開催中にテレビアニメ化が発表された。
コミックマーケット81の初出時よりサークル『はじめまして。
』では本作について「アニメ化企画募集」を謳っており、そのこともあって同人誌から直接テレビアニメ化された本作であるが、作者の浅野はこうしたメディア化について「それ(アニメ化)以前にもドラマCD化…
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