鈴木あみデビューシングル
1st love the island
作詞:小室哲哉・MARC / 作曲・編曲:小室哲哉
1998年7月1日にSMEJ Associated RecordsのSony Recordsレーベルからシングル『love the island』でプロデビュー。同シングルはオリコンの集計では30万枚近いセールスを記録するヒットとなった。
明るいアイドルサマーポップ。当時の小室は既に売れ線を離れ始めていた時期で、雲行きが怪しくなっていたもののデビュー作から派手な実験をすることもなくヒット性のある1曲である。かなりロボボイスながらけっこう限界ギリギリのキー設定にしてあるようで、その辺りのギリギリ感がある種の儚さを呼んでいる。計算していたなら凄い。なおこのシングルのみ絶滅の一途を辿り始めていた8センチシングルだった。また01年になって事務所と親が揉めて引退状態に陥った際にはファンが奮起。一斉に今作を購入してデイリー50位に送り込むという運動が巻き起こった。当時既に8センチCDがJ-POPシーンから駆逐された直後だったので、探すの大変だったんじゃね?という気がしなくもない。これを受けてベスト盤の発売が決定した。

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