彼女がフラグをおられたら, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=2480188 / CC BY SA 3.0

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『彼女がフラグをおられたら』(かのじょがフラグをおられたら、If Her Flag Breaks)は、竹井10日による日本のライトノベル。
イラストはCUTEGが担当している。
講談社ラノベ文庫の創刊タイトルの1つとして同文庫から刊行された。
公式略称は「がをられ」。
本作の物語は、第1部(小説第1巻 – 第9巻)として、他人のフラグを視覚的に見たり操作したりする能力を持つこととなった主人公の少年・旗立颯太と彼を取り巻く美少女たちにより、東京都区内にある広大な敷地を持つ学園「旗ヶ谷学園」およびその敷地内にある生徒寮「クエスト寮」を主な舞台として、颯太のフラグ可視化&操作能力を巡って展開した。
第2部(小説第10巻 – )においては、第1部のストーリーが仮想世界におけるものであったことを踏まえ、第1部ラストで現実世界に戻りフラグ操作能力を失った颯太を巡り、第1部と強く相関した登場人物や設定によって展開していく。
小説著者の竹井曰く「超ダダ甘やかされ学園ラブコメ」であり、本作執筆について竹井は「主人公と共に癒されていただければ」との趣旨で狙いを語っている。
講談社ラノベ文庫担当編集者へのインタビューにおいては「個性的な可愛い子が満ち溢れているのが最大の魅力。主人公の颯太は他人と関わらないようにしようとしているのに、意に反して女の子がどんどん集まってきて、しかも思いっきり甘やかしてくれるという『イチャコメ』展開がポイントです」との趣旨で本作が語られている。
また「作品内でのラブコメ要素と『フラグ』の謎要素のバランスを取ることに気を使っている」とも語られている。
コミックの連載開始時には本作は「人の頭上に立つ『フラグ』を見て未来が予知できる男子高校生をめぐる学園ラブコメディ」として紹介された。
また本作につき「ヒロインが皆仲良しなハーレムラブコメ。フラグ操作能力やアカシックレコードといった重い設定もあるがそれはスパイスであり、砂糖菓子のように甘ったるいテイスト」との趣旨で評する見解もある。
本作についてのメディアミックス展開として、出版レーベルである講談社ラノベ文庫創設時の知名度向上策の1つとして小説第1巻刊行に先行して漫画化され『水曜日のシリウス』(講談社)で連載されたほか、2作のスピンオフ作品の雑誌連載およびWeb連載も行われた。
また、スマートフォン用アプリ「嫁コレ」にも一部キャラクターが登場している。
2014年4月からは本作のアニメ化作品も放送された。
日本国外における本作の展開としては、小説とコミックについて翻訳版が出版されている。
本作のタイトルは『彼女がフラグをおられたら』の後に各巻サブタイトルがつけられる形式であり、タイトルにおけるナンバリングはなされていない。
本項における以下の記述においては、簡略化のため基本的に刊行順に「小説第○巻」の形式で記述する。
(注)カギカッコ内は当該巻のサブタイトルである。
担当声優は特記ない限りテレビアニメ版・ドラマCD版のもの。
また第1部と第2部で設定に差異が存在する場合は分割して記述している。
『月刊少年ライバル』にて2011年12月号より2014年4月号まで連載。
2014年5月号(3月25日発売)より『月刊少年ライバル』から『月刊少年シリウス』へ移籍し、2016年4月号まで連載。
その後『水曜日のシリウス』に移籍し、2016年3月23日より6月22日まで毎月第2・第4水曜日更新で連載された。
原作は竹井10日、作画は凪庵、キャラクター原案はCUTEG。
単行本は講談社シリウスKC(初版時第6巻まではライバルKC)より刊行されている他、東立出版社(台湾)からも翻訳版が刊行されている。
月刊少年ライバルでの連載開始は2011年11月4日発売の12月号からと、小説第1巻の刊行(2011年12月2日)より先行しているという珍しいケースとなる。
これは、竹井や凪庵がTwitterやSNSでの露出があることを利用し、ラノベ文庫編集部として「少しでも先行して講談社ラノベ文庫の知名度を上げる」という狙いがあったものである。
2015年4月号で第1部が終了し同年6月号より第2部が開始、そして同年9月号からはタイトルが『新しい彼女がフラグをおられたら』に変更された。
ただし、タイトル…

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