クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=147906 / CC BY SA 3.0

#劇場版クレヨンしんちゃん
#2000年のアニメ映画
#原恵一の監督映画
#無人島を舞台としたアニメ作品
#ジャングルを舞台とした映画作品
#サルを題材とした映画作品
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル』(クレヨンしんちゃん あらしをよぶジャングル)は、2000年4月22日に公開された『クレヨンしんちゃん』の劇場映画シリーズ第8作目。
キャッチコピーは「野生のおバカが目をさます!」。
上映時間は88分。
興行収入は約11億円。
劇場映画シリーズの興行収入は第一作から下降傾向にあったがこの作品で持ち上がり、縁起をかついで以降、17作目を除いて20作目までの全てのタイトルに「~を呼ぶ」のフレーズが付けられるようになった。
興行収入が減り続けていたため、「しんのすけが主人公としてメインで活躍する作品を作る」という方向で制作されたことが、監督の原恵一やプロデューサーの茂木仁史によって証言されている。
そのため、本作はしんのすけとひまわりが中心のストーリーとなっている。
また、本作ではしんのすけ以外のかすかべ防衛隊メンバーがいつもの私服姿ではなく、別物の私服姿になっている。
劇中、猿とパラダイスキングが踊るシーンでは、カール・ダグラスが歌う「吼えろ! ドラゴン」(劇中テロップでは「吼えよ! ドラゴン」に改名)が使われた。
第1作『アクション仮面VSハイグレ魔王』とはアクション仮面の位置づけが異なっており、第1作が「パラレルワールドのヒーロー」という描写だったのに対し、本作では「俳優が演じる特撮キャラクター」という現実的な描写になっている。
前作に引き続き、春日部市民が多数登場している他、酢乙女あい・黒磯・染谷・野原銀の介が劇場版に初登場。
TVアニメの12番目のエンディングテーマ『全体的に大好きです。
』の一枚絵に過去の映画で登場したキャラクターたちが描かれており、その中にパラダイスキングもいて、相変わらずの衣装で路上に座って弾き語りしている。
劇中劇『映画アクション仮面・南海ミレニアムウォーズ』は、SML映画社によって制作、配給されているが、その屋号とロゴマークは前々作『クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦』に登場した秘密組織SMLのものと同じである。
小林幸子がアニメ映画の主題歌を歌うのは『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』以来およそ2年ぶりで、今回は2度目である。
小林は次作『嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』の主題歌も担当している。
今作では臼井儀人が登場せず、書き置きのみが残されていた。
本作が20世紀に公開される最後の映画作品となった。
野原しんのすけや幼稚園の子供たちも夢中になっている『アクション仮面』の映画最新作「南海ミレニアムウォーズ」が公開される。
アクション仮面の敗北を示唆する予告にしんのすけはどぎまぎし、野原一家・風間トオルとそのママ・桜田ネネとそのママ・佐藤マサオとそのママ・ボーちゃん(いつも通り親は不在)は、映画の完成を記念した豪華客船ツアーに参加し、船の旅を満喫する。
その一方、いつもの春日部はしんのすけ達がいなくて一部はのんびりしたり、少し寂しかったりする人達もいたのであった。
そして夜。
待ちに待った船上試写会が始まった。
だが、その試写会の途中で上映が突然ストップ。
謎のサル軍団が現れてツアーに参加している全ての大人達とアクション仮面役の郷剛太郎を南の島へ拉致し、子供達だけがとり残されてしまった。
野原しんのすけ・風間トオル・桜田ネネ・佐藤マサオ・ボーちゃんの5人から成る”かすかべ防衛隊”は、大人達を助けに行こうと、豪華客船に置いてあった水上オートバイを暴走させ南の島へと上陸、ジャングルの中を進む。
さらに、ひまわりとシロも彼らを追って船を飛び出す。
その島を支配していたのは、サル達を率いるパラダイスキング。
彼は自らの野望のため、大人達を奴隷にし、子供たちを洗脳するためにアクション仮面を打ち倒そうとしていた。
かすかべ防衛隊は、冒険の途中にバナナを食べて休憩をしていたが、そこにサル軍団が現れた。
抵抗するかすかべ防衛隊であったが、しんのすけとひまわりを除く全員とシロが捕まり、連れ去られてしまう。
果たして野原兄妹は両親と大人達とかすかべ防衛隊とシロ、そしてアクション仮面をお助けすることができるのだろうか?

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