マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=3285490 / CC BY SA 3.0

#男性アニメーター
#アニメーション監督
#在日オランダ人
#オランダのイラストレーター
#ユトレヒト州出身の人物
#1953年生
#存命人物
マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット(Michaël Dudok de Wit、1953年 – )は、オランダ出身のアニメーション作家、アニメーター、イラストレーターである。
主にイギリスを拠点として、短編アニメーション映画を中心に活動している。
オランダで生まれ、イギリスを拠点として活動するアニメーター、イラストレーターである。
主に短編アニメーション映画を中心に活動している。
監督した『岸辺のふたり』は、第73回アカデミー賞にて短編アニメ賞を受賞するなど、各賞を受賞した。
また、長編アニメーション映画としては、日本・フランス・ベルギー合作の『レッドタートル ある島の物語』で監督を務めた。
同作のシナリオと絵コンテを作成するため、一時は日本に居住していた。
同作は2016年に公開され、カンヌ国際映画祭のある視点部門特別賞を受賞した。
1953年、オランダのユトレヒト州アプカウデにて生まれる。
スイスに渡りジュネーヴ州ジュネーヴでエッチングを学んだあとイギリスに移り、サリー・インスティテュート・オブ・アート・アンド・デザイン(現UCA芸術大学)にてアニメーションを学び、卒業後1978年に初めての映画となる『インタビュー』を制作した。
2016年6月13日、アヌシー国際アニメーション映画祭にて 1980年以降はフリーランサーとして活躍し、テレビ番組やコマーシャルのためのアニメーション制作に従事。
1994年の『お坊さんと魚』では、多くの賞を受賞し注目を集めた。
1994年8月にオタワ国際アニメーションフェスティバル審査員特別賞を、1996年3月にセザール賞短編アニメーション賞を、同年8月に広島国際アニメーションフェスティバルヒロシマ賞を受賞するとともに、第67回アカデミー賞の短編アニメ賞にもノミネートされた。
2000年の『岸辺のふたり』は、2001年1月に英国アカデミー賞の短編アニメーション賞を受賞し、同年3月には第73回アカデミー賞の短編アニメ賞を受賞している。
そのほかにも、2000年9月にオタワ国際アニメーションフェスティバルのインディペンデント作品賞と観客賞を、2001年6月にはアヌシー国際アニメーション映画祭の短編部門グランプリと観客賞を、2002年6月にはザグレブ国際アニメーション映画祭グランプリを、同年8月の広島国際アニメーションフェスティバルではグランプリと観客賞を、それぞれ受賞している。
なお、2005年には、オタワ国際アニメーションフェスティバルの審査員に就任した。
スタジオジブリの鈴木敏夫より打診され、自身初の長編映画『レッドタートル ある島の物語』の監督に就任。
スタジオジブリとワイルドバンチの出資を受け、2007年頃より製作準備に入った。
日本の東京都小金井市に転居し、シナリオと絵コンテを作成した。
高畑勲らのチェックを受けたうえで、絵コンテが完成すると今度はフランスに戻り、本格的な製作に入った。
2016年5月、『レッドタートル ある島の物語』にて、カンヌ国際映画祭のある視点部門特別賞を受賞した。
そのほか、同年9月にアテネ国際映画祭の審査員特別賞と観客賞を受賞している。
絵本の制作も手掛けており、絵本作家テオとともに共同制作した絵本『オスカーとフー』は、日本でも評論社から発行された。

WACOCA: People, Life, Style.