アニメ『スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険』(略称・SBR)の第1話である「1st STAGE」が、3月19日にNetflixで配信されてから1週間以上が経過した。

多くのファンは第2話の配信を心の底から待ちわびているが、なかなか配信されない。それどころか具体的な配信日すら発表されないことに、だんだんと違和感を覚えてきた。

そんな中、海外のコミュニティでは配信日の目処がつかないことに対して不満が爆発。結果としてNetflixの公式Xには、主人公であるジョニィ・ジョースターの“怖いミーム画像”が大量にリプライするというノリが生まれている。

Netflix公式Xアカウントに飛ばされるリプライたち/画像はXより、ぼかしは編集部

シリーズの公式Xでは「1st STAGE」について「全1話、特別編成47分」と説明されている。テレビアニメとしては2話分に相当する尺だったため、単に1週間休んでそのあとは毎週配信されるという可能性もある──とにかく、詳細は公式の発表を待つしかない。

アメリカで異様な人気を誇る『スティール・ボール・ラン』

アニメの原作となるのは、荒木飛呂彦さんによる漫画シリーズ「ジョジョの奇妙な冒険」の第7部に相当する作品『スティール・ボール・ラン』。

19世紀末のアメリカを舞台に、半身不随の元天才騎手 ジョニィ・ジョースターが、史上初の乗馬による北米大陸横断レースに挑む中で、謎の男であるジャイロ・ツェペリと出会い物語が展開していく。

アニメ『スティール・ボール・ラン』キービジュアル

日本はもちろんのこと、舞台となるアメリカでは絶大な人気を誇っているこの作品。

その人気ぶりは、日本のアニメ/漫画を専門とした海外向けSNS「MyAnimeList」では、第1話しか配信されていないにも関わらず、全期間の人気TVアニメランキングにおいて堂々の2位を記録しているほど(外部リンク)。

3位が『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』、5位が『STEINS;GATE』という日本でも高い人気を誇る作品であることを鑑みると、凄まじい人気だといえる。

「2nd STAGE」は一体いつ配信されるのか?

Netflixのこれまでの配信傾向から、『SBR』も毎週最新話が更新されるものだと多くのファンは思っていた。しかし、第2話である「2nd STAGE」の公開日に関する情報は「2026年 Netflixにて世界独占先行配信予定」という文言以外明らかになっていない。

「1st STAGE」が公開された3月19日から約1週間が経過した3月28日に、ようやく「2nd STAGE」のティザー映像が公開されたが、特にスケジュールに関する情報の進展はない。

アニメ『スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険』2nd STAGE ティザーPV

そして、3月31日(火)0時にNetflixの公式Xで公開された「次週配信予定のアニメリスト」に『SBR』の姿はなかった。これによって、毎週配信されるわけではないということがより明確になった。

これに不満を持ったファンたちが、公式Xの投稿に対してジョニィの怖いコラ画像を大量に貼り付ける事態に発展している。

執筆時点で該当ポストは、リポスト数が2000弱、いいね数が7000強という数字に対して、リプライ数が4500程という、普段のXではなかなか見ることのできない異様な比率を記録している。

さらに、SNSの悪ふざけだけで済めばいいものの、「iTunes」や「Google Play」などのスマホ向けアプリプラットフォームにおいて、Netflixアプリに対する低評価レビューが続出する事態に。

全く関係のない西部劇ミッキーにも飛び火

さらに、まさかのタイミングでDisney Musicの公式Instagramアカウントが、西部劇風のミッキーマウスのティザー映像を公開。

この動画がXに転載されると、待ちきれずにおかしくなってしまった「ジョジョ」ファンたちは、ここにもジョニィの怖い画像をリプライで投稿。

そのうえ、「This is episode 2 of SBR(これが『スティール・ボール・ラン』の2話だ)」「I’ll settle for this(これで我慢するよ)」とコメントを残していく始末だ。

当たり前だが、このミッキーの動画と『スティール・ボール・ラン』は(おそらく)一切関係がない。

前述したが、現在わかっているのは、「2026年 Netflixにて世界独占先行配信予定!!」という事実のみ。

リプライや反応を見る限り、とにかくいつ配信されるかだけは知りたい様子なので、暴走するファンたちはただただ「納得」がしたいだけなのかもしれない。

yam_nyam

タナカハルカ

武蔵野美術大学中退後、フリーのゲームライターとして執筆業を開始し、自身でもインディーゲームを開発。アイドルグループの運営スタッフやオーガナイザーとしても活動。2025年8月からKAI-YOUで編集/ライターとして従事。得意ジャンルは地下アイドル、インディーゲーム、モダンカートゥーンなど。著書に『海外ゲーム音楽ガイドブック ビデオゲームからたどる古今東西の音楽』(DU BOOKS)、『楽曲派アイドル・ガイドブック ももクロ以降のアイドルソング再考』(双葉社)がある。

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