Netflixのオリジナルアニメーション映画『超かぐや姫!』の新プロジェクト「ツクヨミ感謝祭」が非常に好調だ。
同プロジェクトはクラウドファンディングサイトで限定グッズの受注販売を受け付け、その売上金をソーシャルVR・VRChat上の特設空間制作に充てる。
企画が発表された2月22日時点で目標金額は達成。その後も売上は伸び続け、3月1日には当初目標の800%まで到達(外部リンク)。
メインキャラクター3Dモデルの追加衣装や、ファンアート/ファンワールドの紹介コーナーなど新たな施策が明かされた。
大きな旋風を巻き起こし続ける『超かぐや姫!』
『超かぐや姫!』は、Netflixで独占配信中のアニメーション映画。監督は『呪術廻戦』『チェンソーマン』『うる星やつら』などのOP演出を手がけた山下清悟さん。
日本の古典『竹取物語』を題材としつつ、ガール・ミーツ・ガール作品としてアレンジ。さらに、ボカロ、仮想世界、VR/AR、配信者といった最新文化を取り入れている。
『超かぐや姫!』キービジュアル
1月22日に配信後、Netflixの国内「今日の映画 TOP10」では1位、海外ランキングでも複数の地域で上位にランクイン。楽曲MVやVRChat上でのライブイベントも大きな反響を呼び、劇場上映も実施されるなど、旋風を巻き起こし続けている。
仮想世界「ツクヨミ」をVRChatに建造する「ツクヨミ感謝祭」
現在実施中の「ツクヨミ感謝祭」は、『超かぐや姫!』の配信開始から1ヶ月が経過した2月22日に発表された企画。
VRChat上に、作中の仮想世界「ツクヨミ」を箱庭的に再現したワールドを作成し、ここで主人公・かぐやが3Dモデルで出演するオンラインイベントを開催するプロジェクトだ。
「ツクヨミ感謝祭」イメージボード
同時に、クラウドファンディングサイト「ソレオス」で限定グッズの受注販売を実施。このグッズの売上が、ワールドやイベントの制作費に充てられる。
彩葉&ヤチヨの3D化、ファンワールド紹介も決定
グッズ売上は非常に好調で、企画発表から1時間ほどで、当初設定されたストレッチゴールを満たす支援額140%を達成。新たに酒寄彩葉、月見ヤチヨの3Dモデル制作や、特設ワールドの拡張が決定した(外部リンク)。
その後も支援額は伸び続け、3月1日には800%を達成。新たに、作品のED曲「ray 超かぐや姫!Version」のMVで披露されたかぐや/彩葉/ヤチヨの衣装作成とイベント登場、ワールド内のチュートリアルエリアへのヤチヨの登場が決定した。
さらに、特設ワールド内にファンアート展示エリア、ファンワールドポータル(※各ワールドへの入口)設置も発表。
VRChatにはすでに、作中シーンを再現した非公式のファンメイドワールドがいくつか公開されている。「ファンワールド」の詳細は不明ではあるが、ファンによる二次創作コンテンツを3D空間にまで拡張しようという、意欲的な姿勢がうかがえる。
ファンアート、およびファンワールド応募方法については、後日発表予定だ。
©コロリド・ツインエンジンパートナーズ

フリーライター・編集者。1991年生まれ、東京都出身。早稲田大学 文化構想学部卒。
VRとVTuberがきっかけで執筆活動を開始し、Webエンジニアを経て、2022年に独立。XR/VTuber/ソーシャルVR(メタバース)/AIを中心に取材・執筆活動を行っている。
プライベートではVRChatに入り浸る。プレイ時間は4000時間程度。
