アニメ『僕のヒーローアカデミア』が、2025年における「最も需要のあるTVアニメ(Most in-demand anime TV show)」としてギネス世界記録に認定された。
データサイエンス企業のパロット・アナリティクス(Parrot Analytics)社の調査によると、世界的な需要評価は平均的なテレビ番組の57.5倍に達したという。
なお、評価期間は2025年1月10日から2026年1月9日まで。
注目度、関与度、欲求、視聴率に基づいて「需要」を算出
ここで言う「需要」とは、パロット・アナリティクス社が、消費者のコンテンツに対して示す注目度、関与度、欲求、視聴率に基づいて算出している。
番組の視聴やダウンロードなど、消費者にとって能動的な労力を必要とする行動は、需要を算出する際により重み付けされるという。日本語ではより広い意味となるが「人気」と言い換えることもできそうだ。
同社のシステムは、動画消費(ストリーミングとダウンロード)、SNS上のエンゲージメント(ハッシュタグ、いいね、シェア)、調査行動(レビューサイトでの番組検索)を分析することで、毎日数十億件の新規データポイントを収集している。
なお、過去の「最も需要のあるTVアニメ」としては、2020年から2022年は『進撃の巨人』、2023年から2024年は『呪術廻戦』が、同じくギネス世界記録の認定を受けている。
世界で人気の『僕のヒーローアカデミア』 ハリウッドで実写化も進行中
堀越耕平さんによる漫画『僕のヒーローアカデミア』は、2014年に『週刊少年ジャンプ』で連載を開始し、2024年8月5日に完結した。シリーズ累計発行部数は1億部を記録している。
TVアニメは2016年4月に第1期が放送。そして、第8期に相当する「FINAL SEASON」が2025年10月から放送。原作コミックス第42巻の終章までが描かれ、本編の幕を閉じた。
また、Netflixとレジェンダリー・ピクチャーズによるハリウッド実写版の製作も進行中だ。

タナカハルカ
武蔵野美術大学中退後、フリーのゲームライターとして執筆業を開始し、自身でもインディーゲームを開発。アイドルグループの運営スタッフやオーガナイザーとしても活動。2025年8月からKAI-YOUで編集/ライターとして従事。得意ジャンルは地下アイドル、インディーゲーム、モダンカートゥーンなど。著書に『海外ゲーム音楽ガイドブック ビデオゲームからたどる古今東西の音楽』(DU BOOKS)、『楽曲派アイドル・ガイドブック ももクロ以降のアイドルソング再考』(双葉社)がある。

