三つの国に分裂した近未来の日本の再統一を描く松木いっかさんの漫画『日本三國』のTVアニメ化が決定。4月から放送開始となる。

アニメ化決定にあわせて、ティザービジュアルと第1弾予告、キャスト、制作スタッフの情報が一挙公開。ティザービジュアルには、扇を持った主人公・三角青輝(みすみ あおてる/CV.小野賢章さん)の凛々しい後ろ姿が描かれている。

また予告映像は、圧倒的画力と力強い表現力という原作の魅力が感じられるアニメーションに仕上がっている。

『日本三國』第1弾予告

制作は『魔法使いの嫁』シーズン2のスタジオカフカが担当。監督は短編作品集『藤本タツキ 17-26』のうちの一作を手がけた寺澤和晃さん、キャラクターデザイン/総作画監督は『ヴィンランド・サガ』の阿比留隆彦さんが担当する。

【画像】『日本三國』第1弾予告場面写真三国志をモデルに文明崩壊後の日本再統一を描く『日本三國』

原作は小学館のコミックアプリ「マンガワン」、Webコミックサイト「裏サンデー」で連載中の同名漫画。

舞台は、戦争や悪政により限界を迎え文明が崩壊した近未来の日本。三国に分かれ覇権争いが続く中、しがない地方公務員・三角青輝が「日本再統一」を目指し、知識と弁舌でのし上がっていく戦記物語だ。

2025年のBookLive主催「第4回マガデミー賞」では作品賞にノミネートされ、智略の軍記物として高い評価を得た。同年には、俳優・橋本祥平さんを主演として舞台化もされており、今最も注目度が高い漫画の一つと言える。

あらすじからもわかる通り、『日本三國』は三国志をモデルにしており、原作者の松木いっかさんは、三国志にある「正史」と「演義」を今回のアニメ化になぞらえて説明。

その上で「僭越ながら原作を『正史』と捉えるならば、このアニメ日本三國は『演義』の位置付けとなります。既に原作を愛していただいている皆様方には、『正史』には記録が無い良い意味での脚色や解釈、『正史』では絶対に感じることができない動的演出や、色彩感のある美術、声優の皆様が産み出す迫力の演技を是非体感して欲しいです」とコメントした。

アニメスタッフ描き下ろしイラスト公開 主人公役は小野賢章

アニメ化決定を記念して、監督の寺澤和晃さん、キャラクターデザイン/総作画監督の阿比留隆彦さんが描き下ろしたお祝いイラストが公開。

監督・寺澤和晃さんお祝いイラスト

キャラクターデザイン/総作画監督:阿比留隆彦さんのお祝いイラスト

声優陣は、主人公・三角青輝役の小野賢章さんに加え、青輝の妻・東町小紀(ひがしまち さき)役を瀬戸麻沙美さん、国家の権力者・平殿器(たいら でんき)役を長嶝高士さんが演じる。また、全編通してのナレーションは潘めぐみさんが担当する。

「原作からずっと大ファンだった」という小野賢章さんは、演じるにあたり「作品やキャラクターの魅力をアニメでも存分に表現できるよう臨んでいきます」と意気込んでいる。

©松木いっか/小学館/日本三國製作委員会

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ネット文化を愛し、ネット文化と共に生きるライター。ネットとムーブメントが生み出すカオスがどこまでいくのか見届けるため、サブカルチャー全般に関する話題を幅広く執筆。

漫画『日本三國』TVアニメ化、4月放送 分裂した日本の“再統一”を描く物語

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