年末年始ということで、最後ぐらいアニメのことをたっぷり書きたいという本企画。2025年に放送されたTVアニメから、編集長TOKENが個人的におすすめしたい13本を紹介します。

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昨年に続いてにはなりますが、筆者はゲームよりもアニメが好き、というかゲームに関する知識を本格的に得るようになったのがこの仕事を始めてから、というくらい、元々はずっとアニメを追っかけている人間だったりします。

もちろん、専門媒体のライターさんなどと比べるのはおこがましいぐらいの知識ではあるのですが、個人的にもいろんな目線でアニメを見ているので、一年の最後ぐらいちゃんと書く場を作らせてもらおうかという企画です。

対象となるのは2025年時点で放送終了した作品です(続編が決定しているものでも一旦放送が終了しているものはカウントします)。一部話題作を見れてはいないものの、現時点で77作品視聴しているのですが、その中から10作品を選出。ただ、どうしても絞りきれなかったので、特に個人的に刺さった作品も3本ピックアップ。なお、ランキングではないので基本的には放送時期順に並べています。

※2024年に扱った作品は基本的に選外としています。

独断と偏見で選ぶ2024年のおすすめTVアニメ――2つの視点から10作品を選出【年末年始企画】

独断と偏見で選ぶ2024年のおすすめTVアニメ――2つの視点から10作品を選出【年末年始企画】

独断と偏見で選ぶ2025年のおすすめTVアニメ
「チ。 -地球の運動について-」:史実を着想としながらもフィクションとしてのドラマの面白さ

2025年には「ひゃくえむ。」も劇場アニメとして上映されるなど、注目を集める気鋭の漫画家・魚豊氏の漫画作品を原作とした作品。原作が話題を集める中での満を持してのアニメ化となりましたが、筆者は未読だったので、まずは”地動説”の提唱という実際に起こった出来事に着想を得ながらも、そこから当時の時代背景を下敷きとして独自のフィクションを生み出すその発想力・構成力に唸りました。

アニメとしてもここまで間を使って表現する作品は近年ではあまりないこともあり、そこから生み出される緊張感が凄まじく、そこにキャストのお芝居が乗ることで作品としての空気感を構築していました。斬新なテーマや設定の面白さはさることながら、ほかの作品と比較しても人間の感情や機微が物語を駆動させるという意味でそのドラマに引き込まれる一本です。

時代背景もあって残酷な描写も多いため、万人に受け入れられる作品ではないかもしれませんが、アニメーションとしては全25話で完結していて、各種配信プラットフォームで見放題配信中ですので、そういう意味でも一気に見れる作品にもなっています。言わずもがなですが、OPテーマとして書き下ろされたサカナクションの「怪獣」も素晴らしい楽曲ですので、合わせて楽しんでいただけると良いかなと思います。

(C)魚豊/小学館/チ。 ー地球の運動についてー製作委員会

「Bang Dream! Ave Mujica」:新たなドラマ表現に挑戦した意欲作

さまざまなメディアミックスで展開している「BanG Dream!(バンドリ!)」シリーズ。Poppin’Party結成を描くTVアニメ「BanG Dream!」から始まり、「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」で加わったバンドたちを加えて描いた「BanG Dream! 2nd Season」「BanG Dream! 3rd Season」を経て、その後はMorfonicaを描く「BanG Dream! Morfonication」、Roseliaのエピソードである「劇場版 BanG Dream! Episode of Roselia」、再びPoppin’Partyをメインに据えた「劇場版 BanG Dream! ぽっぴん’どりーむ!」が、それぞれスペシャルアニメや劇場アニメとして描かれていきました。

そこまでが大きな一つの流れになっていましたが、そこからプロジェクト全体として新たに生み出されたバンドがMyGO!!!!!とAve Mujica。2023年に放送されたTVアニメ「BanG Dream! It’s MyGO!!!!!」を経て、2025年1月より放送されたのが本作「Bang Dream! Ave Mujica」となっています。

歴史やアプローチを追いかけすぎると膨大になってしまうので割愛しますが、「BanG Dream! It’s MyGO!!!!!」からは明らかに物語の駆動の仕方がキャラクターの心情に寄ったものとなっているのですが、「Bang Dream! Ave Mujica」に関してはAve Mujica自体が世界観から構築されたバンドであることもあり、劇場型のストーリー仕立てになっています。その展開はまさにプロジェクトにとっての大きな挑戦だったと思っています。

結果的に作品としてはメインとなる5人のキャラクターそれぞれの二面性をさまざまなアプローチで描いています。その展開への驚きはぜひ本編で楽しんでほしいと思うのですが、その中でMyGO!!!!!と連なる物語としてのクロスオーバーもあり、そこから実際のライブイベントにつなげるという試みは「バンドリ!」でしかできないものだと感嘆しました。

(C)BanG Dream! Project

「メダリスト」:フィギュアスケートという難しい題材を丁寧に表現

つるまいかだ氏による同名漫画(講談社・月刊アフタヌーン連載)を原作とした「メダリスト」は、フィギュアスケートを題材としたアニメ作品となっています。フィギュアスケートを原作とした作品となると近年では「ユーリ!!! on ICE」が思い出されますが、そのほかにも「プリティーリズム」シリーズ(「KING OF PRSIM」含む)もフィギュアスケートをモチーフとしたプリズムショーが登場します。

その中でも本作が特に素晴らしいと思うのは、フィギュアスケートという競技者以外には伝わりづらい題材をしっかりと噛み砕いて紹介しつつ、それをストーリーの流れとして自然に取り込んでいるところです。原作の良さはもちろんですが、アニメーションとしても丁寧に描写されていて、そこは監修に入っているプロフィギュアスケーターの鈴木明子さんの存在も大きいのかなと個人的には感じています。

筆者も幼い頃からフィギュアスケートをテレビ越しにずっと楽しんでいましたし、国内外問わず歴代の素晴らしいフィギュアスケーターたちの演技は今でも記憶に残っていますが、その上で何がどう違うのかというところは気にせず、割と感覚的に楽しんでいたところがあります。そうした距離感を一気に縮めてくれる力がこのアニメにはあると思いますので、2026年1月からの第2期もとても楽しみにしています。

(C)つるまいかだ・講談社/メダリスト製作委員会

「アポカリプスホテル」:独自の世界観から生み出される破壊力のあるエピソード

いつの時代もオリジナルアニメは合うか合わないかという意味で視聴前から独特の緊張感を抱かせるものですが、「アポカリプスホテル」に関してはそうした垣根を超えて見て欲しくなると思うほどのエネルギーが詰め込まれていました。

タイトルの通り、地球から人類がいなくなったアポカリプス世界で描かれる本作では、東京の銀座にあるホテル「銀河楼」でオーナーの帰還と人類の滞在客を待つホテリエロボットのヤチヨと従業員ロボットたち、そしてそこにやってくる地球外生命体たちの交流を描いていきます。

序盤では主にやってくる地球外生命体のバリエーションと、忠実に職務をこなそうとするあまり暴走しがちなヤチヨたちの姿を楽しく見るばかりでしたが、これは一話完結型のシンプルな構造なのかなと思ったところから、一気に本作の面白い部分が顔を覗かせていきます。

そこはぜひ実際に視聴体験として楽しんでほしい部分なので端的に伝えると、本作においては時間の流れが特に重要で、そこにさまざまなドラマが重なっていきます。全12話を通しての面白さはもちろんのことですが、個人的には9話のエピソードにとにかく泣かされました。ぜひ見届けていただければ幸いです。

(C)アポカリプスホテル製作委員会

「ウィッチウォッチ」:見れば見るほどにキャラクターたちを好きになるコメディ作品

原作は「SKET DANCE」「彼方のアストラ」の篠原健太氏による漫画作品。学園コメディ、SFミステリーと過去2作品でかなりの振れ幅の作品で、なおかつ両作品ともアニメ化されているということで、本作はどういう作品になるのか放送前から楽しみにしていましたが、ある意味で両方のエッセンスが上手く生かされた、マジックコメディ作品となっていました。

鬼の力を持つ高校生・乙木守仁と魔女修行中の幼馴染・ニコを中心に、物語全体の軸としては予言された災いからニコを守るという目的があるものの、登場人物はみんな一癖も二癖もあるキャラクターばかりで、そのぶっ飛んだキャラクター性とニコが繰り出す魔法の数々が上手くマッチして、放送中は本当に笑わせてもらいました。その上でシリアスな場面もたくさんありましたが、キャラクターにしっかりと感情移入しやすいテーマでまた別のかたちで楽しめました。

早くも2期が決定しているということで、続きが楽しみになっている作品です。全25話とややボリュームはありますが、基本的には単話のエピソードでちょっとずつ楽しめますので、見放題配信などでチェックしてみてはいかがでしょうか。

(余談ですが、OP映像がどちらも本当に良いので置いておきます)

(C)篠原健太/集英社・ウィッチウォッチ製作委員会・MBS

「サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと」:丁寧な描写で少女の成長を描く

「小説家になろう」発、カドカワBOOKS刊の依空まつり氏による小説のアニメ化作品。近年は小説をなかなか読めていないので知識のない中で視聴したのですが、まずしっかりとハイファンタジーとしての面白さがあり、そこに主人公であるモニカの成長という軸が加わることで、物語としての魅力が増しているように感じました。

モニカ自身は魔術と数字に異常な才能を持っており、それが理由で”沈黙の魔女”と呼ばれる最高峰の魔術師となってしまうのですが、本人自身はまだ10代で、過去の様々なトラウマから周囲との交友を避けています。そんな彼女が王子の護衛のために潜入したセレンディア学園でさまざまなキャラクターと出会い、交友を重ねていくことで成長していく姿を丁寧な描写によって描いていきます。

その一方、魔術の描写もアニメーションとして見どころたっぷりに描かれているほか、エピソードの積み上げも単なる学園生活だけでなく、さまざまな問題にその頭脳で立ち向かっていく姿もしっかりと楽しめます。どれか一つの要素というよりも、全体的なバランスとして高い水準で作り上げられた作品になっていると思います。

(C)2024 依空まつり・藤実なんな/KADOKAWA/セレンディア学園広報部

「薫る花は凛と咲く」:思春期の少年少女を照らし出す瑞々しいアニメーション

マガジンポケットにて連載中の、三香見サカ氏による漫画作品のアニメ化作品。原作は未読ではあったのですが、監督の黒木美幸氏が手掛けていた「明日ちゃんのセーラー服」が本当に素晴らしい作品だったので、個人的にもとても楽しみにしていたアニメでした。

結果としては、まず原作自体で描いている題材がとても誠実で良かったです。思春期の少年少女が持つ悩みや葛藤を一つ一つ丁寧にすくい上げ、そこを人間関係によって解消していく過程は人間同士のつながりの大切さを丁寧に描いていますし、その上でキャラクターを群像的に描くことで客観、主観でそのキャラクターを見た時の違いも表現することでドラマに深みを与えていました。

その上で、やはり心情に沿ったアニメーションとしての表現のメリハリが効いていて感情移入もしやすく、優しい世界を生み出すことに一役買っていました。恋愛ドラマとしてもすごく誠実で、最後の瞬間まで本当に瑞々しいアニメーションでした。

(C)三香見サカ・講談社/「薫る花は凛と咲く」製作委員会

「うたごえはミルフィーユ」:落ち着いた空気感から生み出される、”人間”を描くドラマ

「Caligula -カリギュラ-」などのゲーム制作を経て、現在は「MILGRAM -ミルグラム-」「ネガティヴハッピィ」などのコンテンツを世に送り出している山中拓也氏とポニーキャニオンのタッグによる、「アカペラ」をテーマにキャラクターと声優陣の成長を共に描く音楽プロジェクトである「うたごえはミルフィーユ」。楽曲展開とボイスドラマが先行して展開していましたが、満を持して2025年7月にTVアニメが放送されました。

山中氏の作品といえば、人間の内面を深く描く心理描写が特徴的ですが、本作に関しては表面上は日常の延長線のドラマとして描かれていきます。その中で発生する小さなノイズが大きな歪みとなって問題として扱われていく過程は、まさに現実で起こり得るような実在感を伴った物語として表現されています。

正直なところ、アニメーションとして特段何かが優れているという印象はないのですが、それでも会話の間の作り方だけでドラマが構築できるほどに洗練された話運びと芝居があればそれだけでしっかりと作品として成立しうるのだということを認識させる作品でした。むしろ過剰な演出はノイズになってしまうだろうなという印象を受けるほど、素直に響く物語でした。

また、アカペラの経験を積み重ねてきたキャストたちの歌唱も素晴らしく、その上で意図的に違和感を感じるように表現するという高度なアプローチを作中では見せています。そうした点も含めてチェックしてもらえると、より楽しめるのではないでしょうか。

(C)うたごえはミルフィーユ製作委員会 (C) 2022 UTAMILU

「瑠璃の宝石」:表現の豊かさと一本の作品としての一貫性

ハルタ(KADOKAWA)にて連載中の渋谷圭一郎氏による同名漫画のアニメ化作品。失礼ながら筆者は放送前の段階で原作を知らなかったのですが、「無職転生」や「お兄ちゃんはおしまい!」で素晴らしいアニメーションを手掛けてきたスタジオバインドということで、個人的には一定の期待を抱きながら視聴しました。

まず原作の時点で鉱物学を修めた作者による作品ということで、とにかく地学的な知識量がものすごく、見るだけでいろんなことを知れる作品という意味ですごく面白いです。鉱物採集を通して山や川を探索していく過程も、なかなか自分たちで体験する機会がないという意味で一つ一つが新鮮に映ります。

それだけでも作品としては十分に面白いのですが、その上で本作が素晴らしいなと思うのは鉱物採集を楽しむ過程の中で描かれるキャラクターたちの成長や交流です。そこにしっかりとスポットが当たっているからこそ、13話を見終わった時の印象がもう一段上がりました。

それらが高水準なアニメーションで表現されているという点で唯一無二な魅力を持っている本作。各種配信プラットフォームで配信中ですので、映像を見て気になった人はぜひ1話だけでもご覧いただければと思います。

(C)2025 渋谷圭一郎/KADOKAWA/「瑠璃の宝石」製作委員会

「僕のヒーローアカデミア FINAL SEASON」:万感の思いとともに見届けたヒーローたちの歩み

言わずとしれた原作:堀越耕平(集英社ジャンプコミックス刊)のアニメ「僕のヒーローアカデミア」。これまで合計7回にわたるTVアニメ放送を経て、いよいよ物語の結末を描いたのが今回の「FINAL SEASON」でした。

おすすめしたいと言っておきながら正直ここで書けることはほとんどないくらい、緑谷出久と死柄木弔を中心とした最終決戦がメインのエピソードとなっていたのですが、ここまでハレーションした作品をどうやって帰結させるのか、という点では正直しっかりと落とし所を作った上で、ドラマとしても非常に熱い内容となっていました。

また、作品初期から感じていたものではありますが、人を描くという一点において、本作は全力ですくい上げようという意思を感じさせる作品でした。それは後日談のエピソードにも表れていて、特に麗日お茶子のエピソードに関しては本人はもちろんのこと、視聴者の心をすくい上げるという意味でもとても大事な話だったように思います。

全170話ということで1話から追いかけるとなると大変な作品だとは思いますが、それでも人を惹きつけるだけの魅力にあふれた作品だと思います。見ていない方はネタバレに気をつけてほしいですが、ED映像はわずかな時間の中に歩んできた日々が詰め込まれた素晴らしい映像でした。

(C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会

個人的に刺さった作品3選
「日々は過ぎれど飯うまし」:日常の中に色づく喜びが詰まった作品

「日々は過ぎれど飯うまし」は、「のんのんびより」のあっと氏がストーリー原案を手掛け、同作のスタッフも関わる日常系オリジナルアニメーションです。女子大生になったばかりの5人が繰り広げる大学生活を、食を中心に描いていきます。

P.A.WORKSによる質の高いアニメーションと、細やかな料理の描写はもちろんですが、等身大の大学生よりはやや幼いものの、大学生活の中で起こるさまざまな出来事を通じて交流していく様子は、本当に幸せな空間でした。フォーマットとしての見やすさもありましたし、その中でキャラクターの個性もしっかり立っていて、その組み合わせによる話のメリハリもありました。

ただ、こういう言葉を重ねながらも自分の中ではとにかくあの空間に浸りたいという気持ちが一番なんですよね。日常の中にあるちょっとした出来事や友達と楽しく過ごした時間、そうした一つ一つが積み重なっていく体験を思い起こす作品でした。

ちなみに、そうした空気感を生み出した要因の一つはあっと氏が制作したという漫画ネームにもあるような気がしています。間の使い方がコマ割りのような感覚があったので。そのあたりもぜひ注目しながらチェックしていただければと思います。

(C)ひびめし製作委員会

「わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)」:百合という作品を別のフォーマットから表現

みかみてれん氏が原作、竹嶋えく氏がキャラクター原案を手がけるダッシュエックス文庫刊のライトノベルを原作としたアニメーション作品です。いわゆる百合のカテゴリに該当される作品ではあると思いますが、個人的にいくつか百合のフォーマットとは違う部分もあると放送を見ながら感じていました。

まずひとつに本作のフォーマットのベースはいわゆるハーレムものを下地にしていると感じられるところです。1人の主人公に対して複数の恋愛対象と関係を深めていくことで複雑化して(というか荒れて)いくという作りは、そうした作品に触れていると違和感は強くないですが、こと百合作品という面で捉えると結構異色の作品かなと思います。

正直、百合というジャンルをどう捉えるかを話し出すと大激論になってしまうぐらい難しいジャンルであることは認識していますし、筆者自身も愛好というにはほど遠く、結果的に百合作品を楽しんでいるぐらいなのであまり決めつけで語るのもどうかなというのはあるのですが、こと本作に関しては百合というカテゴリ付けに留まらない魅力が結果として生み出されているように思います。

要は力技がものすごいということなのですが、それでもコミカルとシリアスを織り交ぜながら過程を描いているので、結局その結論に至るまでの流れはちゃんとあって、だからこそ面白さにつながっているのだと思っています。TV放送は全12話で終了しましたが、続編となる13話~17話もちょうど放送されましたので、そちらと合わせてぜひご覧いただければと思います。

(C)みかみてれん・竹嶋えく/集英社・わたなれ製作委員会

「CITY THE ANIMATION」:街に息づく人々をコミカルに、そして優しく照らし出す

「日常」で知られるあらゐけいいち氏による漫画「CITY」(講談社「モーニング」所載)のアニメ化作品です。「日常」と同じく京都アニメーションが制作しています。CITYに登場するキャラクターはとにかくぶっ飛んでいて、そんな彼らによって生み出されるエピソードはどれも規格外のものとなっていますが、それを最大限の演出で表現するアニメーションの妙にとにかく感嘆しました。

自由に楽しく生きる人々を通して、自分らしく生きることの楽しさを改めて感じることができましたし、群像劇として描くことでいろんなドラマを楽しむことができました。特にまつりとえっちゃんのエピソードは最後の最後まで彼女たちの友情を切なくも感じることができて、幸せな時間でした。

とにかくアクが強い作品なので見る人を選ぶ作品だというのは分かっているのですが、話数を経るごとにそのキャラクターをより知っていくことでどんどん楽しくなっていく作品ですので、少しでも水が合う人はご覧いただけると幸いです。

(C)あらゐけいいち・講談社/CITY THE ANIMATION 製作委員会

TOKEN
Gamer編集長

TOKEN

2011年イクセル入社後、Gamerをはじめとした媒体の運営に携わる。好きなジャンルはRPG、パズル、リズム、アドベンチャー(ほぼギャルゲー)。実はゲームよりもアニメが大好きです。

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