<大河ドラマ「豊臣兄弟!」 会見>写真に納まる池松壮亮と仲野太賀(右)(撮影・西海健太郎)
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 俳優の仲野太賀(32)が主演を務める来年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(1月4日スタート、日曜後8・00)の初回(15分拡大)の試写会が8日、東京・渋谷の同局で行われ、冒頭にアニメーション演出を用いて“2匹の猿”を表現していることが明らかになった。サザンオールスターズやMr.Childrenのミュージックビデオ(MV)のアニメなどで知られるアニメーション作家の今津良樹氏が担当した。また、1996年「秀吉」初回を彷彿とさせる、藤吉郎(豊臣秀吉)が“泥大根”を食べるシーンもあった。

 NHK連続テレビ小説「おちょやん」などの八津弘幸氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ通算65作目。戦国乱世を舞台に、夢と希望を胸に突っ走る豊臣兄弟の奇跡の下克上を描く。主人公は“天下一”の補佐役・豊臣秀長。兄・豊臣秀吉役を俳優の池松壮亮が演じる。

 初回台本にアニメの指定はなく、ト書きに「二匹の猿」。兄弟を“猿”に模したアニメーションで始まり、大河初回オープニングとしては異例とも言える演出。チーフ演出の渡邊良雄監督は「どうやって映像化しようか考えた時に、CGもあるので何とかなるかなと思ったんですが、アニメーションの方が面白いかなと。(日曜午後)8時に何が始まるんだと思ったら、ほのぼのとアニメで始まるのも、意外性があって面白いかなと考えました」と狙いを明かした。

 2017年「おんな城主 直虎」や20年「麒麟がくる」初回冒頭には、勢力を示す3D地図的な説明があった。

 「秀吉」初回は、真っ黒に日焼けしたふんどし姿の日吉(竹中直人)が泥大根をかじるシーンが鮮烈な印象。今回は猿のアニメ映像が実写に移行し、池松が泥大根を実食。「非常に食感がよくて、新鮮で土っぽくて、苦くて…」と笑いを誘った。

 渡邊監督は「当時、野菜は必ずしも選び放題ではなく、いくつか候補がありまして。池松さんから大きなもので、というアイデアも頂いて、大根にしました。(『秀吉』のことは)頭をよぎりましたが、つなげて見てくださる方もいるので、逆に面白いかなと思いました」と振り返った。

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