Royal Scandal「REVOLVER」feat. 9Lana

Royal Scandal – Episode 2 My instincts gasp with pleasure.
Hey, hurry up and load the bullets. “REVOLVER” Music / Story 奏音69 (KANON69)
Illustration / Movie RAHWIA
Cast Vocalist 9Lana Being the fluffy, cute, beloved girl (lol) is exhausting.
The boys fly on sweet nectar. At midnight, I’m the one in control—
So go ahead and pluck that girl. I believed even a small flower could bloom if she played the role of a lovely rose. But the one that sprouted was a crimson cherry.
That eyesore of a girl—I hate her, hate her, hate her, hate her! Now, pack your desires into the pistol.
When you shoot, the honeyed flower cries and weeps. As payment, the boys can’t resist.
Please, make that girl go mad. Destroying and taking everything still isn’t enough.
I tempt the boys with honeyed seduction. Tonight, I’ll let you shoot with my revolver—
So cock the hammer. Strip off the dress, let your heart bloom—
A woman becomes a thorny flower. And the man who falls into this enchantment
Will die by the final poisoned sting. Now, conceal the pistol against my back.
This is a trap of love woven into a tragedy. But behind that quiet “mask,” I can’t read you—
Hey, why? Am I not enough? “I don’t care whatever it takes. Just kill that bitch.” No matter how fine the weapon, once it’s fired dry, it’s just a toy. Drowning in jealousy, I lose everything.
I hate the ugly me… hate her… no—hate myself… “This is my last song for tonight.
I’m gonna sing this song for my best friend.
She means a lot to me.We used to talk for hours. But somehow we went our separate ways.
But I still do believe that one day we will sing together.
I will be waiting for that day.” Even if this pleasure fills my body,
It’s a sinful flower that stains more the wetter it gets. My heart, barren and withered, aches so—
So please, don’t give me your gentle water. Please, load this magazine in my chest—

ねぇ、お願い。雑花[アノコ]を狂わせて。

📖Episode 2 – Story & Character
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Music / Story: 奏音69 @KANON69
Illustration / Movie: RAHWIA @RAHWIA0604

Cast Vocalist: 9Lana @9lana357

Arrange: 岸利至, 奏音69
Guitar: Narukaze
Bass: IKUO
Mix: 大里正毅

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Instrumental: https://kanon69.com/instrumental/

49 Comments

  1. むかしむかし、あるところに、ロゼッタという可憐な少女がおりました。

    ロゼッタはママのことが大好きでした。ママが喜んでくれるから、ママのヴァイオリンにあわせてよく歌っていたのです。

    娘の才能に気づいたママは言いました。

    心から音楽を愛し愛された者には、いつか"音楽の天使"が訪れると。

    だからロゼッタは、ママの働くBarマスカレイドで、歌姫になる夢を抱くようになったのです。

    ところがママは、男と出ていったきり、二度と帰ってくることはありませんでした。

    それでもロゼッタは、決して泣きませんでした。ママがいつ帰ってきてもいいように、心配させないように。

    そして歌姫になる日を、その"音楽の天使"が訪れる日を、ずっと夢みていました。

    15歳になったロゼッタは、Barマスカレイドの給仕として働いていました。

    美しく愛らしい容姿。少し癖のある可憐な声。ロゼッタは"音楽の天使"に愛されるための才能をすべて持っていました。

    ですから店の男たちも虜になり、いつしかロゼッタの取り巻きになっていました。

    そして、チャンスは突然訪れました。歌姫リリアンが、今度のパーティで後継者を指名すると言ったのです。

    舞台のフィナーレを飾る、午前0時の歌姫になれるのは一人だけ。

    でもリリアンは、親友であるママに、いつかロゼッタを歌姫にすると約束していました。

    ああ、ついに夢が叶う!

    ロゼッタはママのためにいつもの5番ボックス席を予約して、その瞬間を楽しみに待っていました。

    リリアンのパーティは満席でした。誰もいない5番ボックス席を除いて。

    それでもロゼッタは信じていました。選ばれるのは"音楽の天使"に愛されるべき自分だと。

    しかし。

    「次の歌姫は……君だ、アリシア」

    舞台に立ったのは、ロゼッタの"かつての親友"アリシアでした。

    ロゼッタは、その舞台に上がることすらできませんでした。

    リリアンは、親友であるママとの約束を破ったのです。なんとひどい裏切りでしょうか。

    しかし何よりも許せないのは、夢を奪ったアリシアです。

    後から来たくせにいつも先を行き、美味しいところだけを持っていく。

    "悲劇のヒロイン"はいつもいつも、あの子ばっかり。

    ロゼッタは、そんなアリシアのことが大嫌いでした。

    ロゼッタは取り巻きの男を自室に呼び、その胸に飛び込みました。

    「ねぇ、お願いがあるの……聞いてくれる?」

    翌日。アリシアのロッカーは荒らされ、彼女の衣装も切り裂かれていました。

    ロゼッタは気づいたのです。天から授かった、その美貌の使い方を。

    男を誘ってちょっと"いいこと"をさせてあげれば、彼らは何でもしてくれる。男ってなんと単純なのでしょう。

    ロゼッタは、ママを奪った男という存在が大嫌いです。もはや顔も覚えていないほど、全部どうでもいい"モブ"なのです。

    それでもアリシアの心が折れるまで、男を何度も誘惑し、そうしてひとり残された部屋で、何度も何度も嘔吐しました。

    しかしどんな手を尽くしても、アリシアの決心が揺らぐことはありませんでした。

    「約束をしているのは、私も同じだから」

    アリシアは毅然とした態度で言いました。だからロゼッタは、その約束ごと奪ってやることにしました。

    ロゼッタはお得意の可愛い声で、店のスタッフ ルイスに声をかけました。この男こそ、アリシアの心の支えなのです。

    おざなりな返事をするルイスを押し倒し、ロゼッタは慣れた手つきで彼に触れます。ところが。

    「……信じたくはなかったが、やはりあなただったか」

    ルイスはロゼッタを押しのけ、立ち去ってしまいました。

    初めて男に拒絶されたロゼッタは、とうとう決意しました。

    ——復讐してやる。

    それは約束というより、もはや呪いでした。

    それでもロゼッタにとっては大切な、生きる意味なのです。

    母との夢を叶える。

    たとえ、かつての親友を撃ち殺してでも。

    ロゼッタは、本当に美しい花です。

    それでも、彼女が一番になることはありません。

    アリシアという、さらに美しく、さらに完璧な花が、隣で咲いている限りは。

    ロゼッタは取り巻きの男を全員呼び寄せ、いつもの可愛い声でお願いをしました。

    「アリシアのデビュー公演で、あの子をぶっ殺してほしいの」

    突然の凄惨なお願いに、さすがの男たちも困惑します。

    「照明の補助チェーンを緩めるだけ。ね、できるでしょ?」

    「い、いやそれはさすがに」

    「ねぇお願い、アナタ達にしか頼めないのっ」

    「で、でもロゼッタ、アリシアとは幼い頃から親友だって」

    「……いいから殺れっつってんだろ!!!」

    ロゼッタは怒鳴りました。可愛くも何ともない、悪魔のような声で。

    すると男たちは一気に熱が冷めたように、ぞろぞろとその場から逃げはじめました。

    ロゼッタのうわべの愛らしさに酔わされただけの彼らにとっては、"解釈違い"だったのでしょう。

    必死に詰め込んだ銃弾は、すべて撃ち尽くしてしまいました。もうロゼッタには、何も残っていません。

    ママだって、どうせもう還ってこない。大人になったロゼッタには、全部分かっていました。

    ……アタシ、何のためにがんばってたんだろう。

    ロゼッタはもう、生きることさえどうでもよくなってしまいました。

    その時……聞こえてきたのです。壁の方から、その不思議な声が。

    「お前の復讐劇、叶えてやる」

    ハッと壁を見ますが、そこには誰もいません。ですがロゼッタには、すぐに分かりました。

    ああ、ついに……ついに顕れたのです。

    ずっと待ち焦がれた、あの"音楽の天使"が——!

    アリシアのデビュー公演当日。ロゼッタの復讐劇は、すべて"音楽の天使"が整えてくれました。

    舞台上の照明が落下し、"不幸にも"彼女を押しつぶす。完璧な計画でした。

    アリシアから"チェルシー"と名を変え、今夜歌姫として咲いた彼女を、ロゼッタは舞台袖から眺めていました。

    これから開幕する惨劇に震え、指の爪を何度も噛みながら。

    お前が嫌い。男も嫌い。全部嫌い。嫌い嫌い嫌い!

    ……でも一番嫌いなのは、誰ひとり好きになれない、醜い自分でした。

    舞台上のアリシアが一礼すると、優しい声で言いました。

    「最後の曲は、大切な友達との思い出の曲です」

    それは幼いロゼッタとアリシアが、お互いに歌姫になる約束をした曲でした。

    母親に捨てられ枯れそうだったロゼッタに、初めて優しい水を与えてくれたのは、他でもないアリシアでした。

    ロゼッタだって本当は、アリシアのことを愛したかった。

    ただロゼッタは、愛され方しか知らない。愛し方が分からないだけなのです。

    ああ、そっか。

    アリシアが守ろうとしたのは、ルイスとの約束だけじゃない。

    アタシとの約束も、守ろうとしてくれてたんだ。

    その時、舞台上に鈍い金属音が響きました。照明の柱が、一気に崩れ落ちてきたのです。

    会場中から飛び交う悲鳴。立ち尽くすアリシア。

    柱が轟音を鳴らす瞬間、アリシアの身代わりに倒れていたのは……ロゼッタでした。

    「ロゼッタ……あ、脚が……!」

    柱の一部が深々と突き刺さり、ロゼッタの美しい左脚をズタズタに引き裂いていました。

    それでもロゼッタは、涙ひとつ流しません。それどころか、立ち上がろうとしたのです。

    「心配しないでママ……全然、痛くない、から……」

    誰もいない、5番ボックス席に向かって。

    「ママが見てるんだから、泣いてられないのよ……こんなことで……!!」

    その気迫に圧倒され、誰もが息を呑みました。

    しかし彼女を抱きしめたのは、"親友"アリシアでした。

    人を愛する方法を、優しく教えてあげるかのように。

    するとロゼッタの瞳から、ずっと堪えていた感情が一滴、やがて堰を切って、そして一気に溢れたのです。

    ロゼッタは初めて、まるで産声のように泣き叫びました。これまでのすべてを洗い流すように。

    ロゼッタが治療を受けている間、犯人と思わしきスタッフが問い詰められていました。

    彼は共犯を疑われると、あっさりと罪を認めて言いました。

    「共犯者などいない。犯人は俺……"ただひとり"だ」

    重い口を開いたのは、この店に来たばかりの技術スタッフ スヴェンでした。

    Royal Scandal – Episode 2

    『REVOLVER』

    📖Story & Character

    https://royal-scandal.com/story/episode2/

    『オペラ座の怪人』より

    物語: 奏音69

  2. 男は終始「雄」って呼ぶけどチェルシーを「あのこ」って言ったり女はそのまま「女」って呼ぶのに男が嫌いな本心が現れてるみたい
    あとロゼッタは嫌いな存在を「あいつ」って呼びそうなのにチェルシーを「あのこ」って呼んでるの心の奥底に眠ってるチェルシーへの好意が無意識に出てるみたいで好き

  3. I've been listening to it every day since its release, 10 times a day. I can't stop, it's so beautifully drawn and it's such a unique way of singing! Some moments so soft and other a growl. Best performance

  4. 最初ボーカルが色んな人になった時は違和感に嫌遠してたけど、今となってはアニメ化した作品にキャストがつくみたいに"あぁこういうイメージの子だったんだ"ってキャラの新しい一面が知れることがとても嬉しい☺️
    いつまでもリピできる

  5. ロゼッタはがなりや巻舌のある特徴的な声で、チェルシーはまっすぐな優しい歌い方で変化あるのいいなぁ

  6. リリアンはレベッカがどれだけの覚悟でロゼッタをbarマスカレイドに託したかも分かってるのに何故ロゼッタを裏切ったの…?

  7. 0:27 鼻にかかった媚びるような声も
    3:21 ささやくような優しい声も、
    全体を通してがなり多めな"少し癖のある可憐な声"も全てがぴったりすぎて…。
    甘さと腹黒さの表現が絶妙で、一音一音が本当に美しいです。

  8. 全然関係ないかもだけど、文字が大きいのって本性を隠してるからとかなのかな

  9. すごい懐かしいサムネの絵でおすすめに流れてきて聞きに来たけどめっちゃ良い

  10. ロゼッタが男達に説明するとき使ってる人形、これはモブ男(スヴェン)に作らせたのかな…

  11. 快晴も曇天も雨も、もちろん真夜中も。どんな天気の景色でも あ、ましろに合うな。って思ってしまう

    どの景色でも、天気でも溶け込めるましろ、ほんとにすごい

  12. ロゼッタの男たちを誘う魅力的な笑顔から、モンロースマイルを思い出した…
    泣きたくても泣けない可憐で悲しい笑顔が、チェルシーから優しい水を与えられて心からの感情を表に出せるようになったのかな

  13. 先週くらいからの新規です。ロゼッタってダイヤのピアスしてるけどただのアクセサリー….?
    付けてるから権力を失う=支配者になれない。の可能性….

  14. 【でもリリアンは、親友であるママに、いつかロゼッタを歌姫にすると約束していました。】

    ってさ、ファントムペインの

    【レベッカは親友のリリアンに頼み、ロゼッタを立派な歌姫に育てるよう強引に約束すると、娘を置いて去ってしまう。】

    ってところだと思うんだけど、ママの言葉を信じてたのが、本当にママ大好きなんだなって

  15. 1番の時点で左右にあったバラは白かったのに2番から赤に変わってて細かい。
    幼少期にふたりが訪れたマスカレイドの付近に咲くバラは赤のみなのに、冒頭は白が少し混ざってるのも細かい。

  16. ロゼッタって昔どっかの配信で見た初期設定だと素朴で貧乳な普通の見た目の女の子が男好きだったら〜みたいな設定だったと思うんだけど、今は違うから結構案練られたんだろうな〜って感じ。

  17. 0:08 の時計がリメイク前と比べて反転してるのは、リメイク後は別世界線とかないです、、よね??
    考察したことないので教えてください…

  18. ロゼッタの表情と歌声が解釈一致すぎるうえに、今回でさらにMV、Music、storyの解像度が増して鳥肌

  19. チェルシーの名前はルイスとの約束。
    なのに、どうして桜色のドレスじゃ無いんだろ…?って思ってたけど、
    約束してたのはルイスだけじゃなかったから、薔薇の衣装だったんだね。

  20. I have no idea why this cover suits rosetta character so much more, like the singer gives bratty

  21. 待って今気づいたんだけど小さな花ものところロゼッタ目開いてる…
    細すぎませんか…最高です

  22. ロゼッタは守ってあげたくなるような可愛さでチェルシーは高嶺の花って感じのイメージ

  23. ロゼッタは歌姫に選ばれなかったのに、場面が変わるときに幕が惹かれるのってなんだか皮肉だよね

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