【騙されるな】5000万円にまつわるお金の嘘3選

こんにちは。お金のアカデミーへようこそ 。今日は多くの方が憧れる5000万円と いう金額について世間でよく言われている 3つの大きな嘘についてお話しします。 5000万円といえば多くの方にとって 人生の目標となる金額です。野村総合 研究所の調査によると金融資産が 5000万円から1億円未満の世帯は純 不裕層と呼ばれており日本全体の約7%を 占めています。つまり100世帯のうち7 世帯がこの層に該当するということです。 しかしこの5000万円という金額につい てインターネットやSNS書籍などで語ら れている内容の中には実は間違った情報や 誤解を招く表現が数多く存在します。特に 投資や資産運用に関する情報では 5000万円あれば人生が劇的に変わるか のような表現がよく見られますが現実は 相端ではありません。なぜこのような嘘や 誤解が生まれるのでしょうか?それは 5000万円という金額が一般的な サラリーマンの年収の10倍以上に相当 するため、多くの方にとって想像しにくい 世界だからです。実際に5000万円を 保有している方々の生活や運用方法につい て正確な情報が広まりにくいという背景も あります。また投資商品を売りたい金融 機関や注目を集めたいメディアが現実より も華やかな側面を強調して伝えることも 誤解を広める原因となっています。今回の 動画では全世界インデックス等申の運用を 前提として5000万円にまつわる3つの 代表的な嘘を詳しく検証していきます。 まず1つ目は5000万円あれば完全に リタイアできるという嘘。2つ目はお金の 使い方が一般人と大きく変わるというさ。 そして3つ目は1億円まですぐに増えると いう嘘です。これらの嘘を理解することで 5000万円という金額に対するより現実 的で正確な認識を持てるようになります。 そして本当に賢い資産運用や人生設計が できるようになるはずです。それでは最初 の嘘から詳しく見ていきましょう。1最初 の嘘は5000万円あれば完全にリタイア できるというものです。これは多くの方が 信じている代表的な5回目1つです。まず 完全リタイヤに必要な金額について考えて みましょう。一般的に年間生活費の25倍 の資産があれば4%ルールという考え方に 基づいて安全にリタイアできるとされてい ます。この4%ルールとは資産の4%を 毎年取り崩しても本が減らないという理論 です。5000万円の4%は200万円 です。つまり5000万円を全世界 インデックス等申で運用した場合理論上は 年間200万円の生活費で暮らせることに なります。月額にすると約 16万7000円 です。しかしこの金額で本当に安心して リタイア生活を送れるでしょうか?まず中 費を考えてみます。持ち入がある場合でも 固定資産税や修繕費、マンションであれば 管理費や修繕金が必要です。これらだけで 月額3万円から5万円程度は必要になり ます。次に食費です。夫婦2人の食費は 月額5万円から7万円程度が一般的です。 さらに高熱費、通信費、保険料などの固定 費が月額3万円から4万円程度かかります 。これだけですに月額11万円から 16万円となり、16万7000円 の大部分を占めてしまいます。医療費に ついても考慮が必要です。が上がるにつれ て医療費は増加する傾向にあり、特に65 歳以降は予想以上の出費が発生する可能性 があります。また介護が必要になった場合 の費用も考えておかなければなりません。 さらに重要なのは4%ルールが必ずしも 日本の経済環境に適用できるとは限らない ということです。この理論はアメリカの 株式市場の過去のデータに基づいて作られ ており、日本の定金理環境や人口減少と いった特殊な状況では同じ結果が得られ ない可能性があります。実際に過去20 年間の日本の株式市場や全世界 インデックス等申績 を見ると4%の取り崩しを続けた場合元が 減少するケースも存在します。特に運用 開始直後に大きな下落相場が来た場合その 後の回復が困難になるCASオブリターン リスクという問題があります。ただし条件 によっては5000万円でのリタイアが不 可能ではありません。まず住宅ローンが 関西済みで持ち入がある場合です。賃貸 住宅の家賃負担がないだけで月額5万円 から10万円程度の支出を削減できます。 次に地方での生活を選択する場合です。部 と比較して生活費を大幅に抑えることが でき、特に食費や交通費の削減効果は 大きくなります。また地方では医療費も 都市部より安い傾向があります。夫婦とも に健康で医療費が少ない場合もリア生活を 継続しやすくなります。定期的な運動習慣 や健康的な食生活により医療費を最小限に 抑えることができれば年間200万円の 予算内でも十分に生活できる可能性があり ます。また完全リタイヤではなく セミリタイヤという選択肢もあります。 月額3万円から5万円程度の収入があれば 5000万円の運用液と合わせてより余裕 のある生活が遅れます。例えばパート タイムでの働き方や趣味を生かした小さな ビジネスなどが考えられます。さらに夫婦 の場合は将来的に年金収入も期待できます 。国民年金や厚生年金を合わせて月額 15万円から20万円程度の年金が支給さ れれば5000万円の運用液と合わせて 十分な生活費を確保できます。重要なのは 5000万円でのリタイヤを検討する際に は詳細な家計シミュレーションを行うこと です。住居費、食費、医療費、娯楽費、 予備費などを具体的に計算し、様々な シナリオを想定して検討する必要があり ます。また、インフレリスクも考慮し なければなりません。年間2%のインフレ が続いた場合、10年後には同じ生活水準 を維持するために約22% 多くの費用が必要になります。このように 5000万円での完全リタイヤは決して 簡単ではありませんが、適切な条件が揃え ば不可能ではないというのが現実的な結論 です。 2つ目の嘘は5000万円あると一般人と お金の使い方が大きく変わるというもの です。これも多くの方が抱いている大きな 誤解の1つです。まず5000万円という 金額の性質について理解する必要があり ます。5000万円を全世界インデックス 等申で運用した場合、年間の運用は平均的 に200万円から300万円程度と考え られます。これは月額にすると16万円 から25万円程度です。確かに一般的な サラリーマンの給与と比較すると 決してない金額ではありませんが劇的に ライフスタイルを変えるほどの金額でも ありません。多くの方は5000万円の 資産があれば高級車を購入したり高級 レストランで頻繁に食事をしたり海外旅行 を頻繁に楽しんだりできると想像してい ます。しかし実際にはそのような使い方を するとあっという間に資産が減少して しまいます。例えば1000万円の高級車 を購入したとします。これは5000万円 の1/5に相当する大きな支質です。 さらに高級車は維持費も高額になります。 自動車税、保険料、燃料費、メンテナンス 費用などを合計すると年間100万円以上 の支出が発生することも珍しくありません 。高級レストランでの食事についても同様 です。月に数回、1回あたり2万円から 3万円の食事を楽しんだとすると、年間で 60万円から100万円程度の追加支出と なります。これらの支出は運用液の大部分 を占めてしまい、元本を取り崩さざるを得 なくなります。実際に5000万円程度の 資産を保有している方々の多くは一般的な 駐流階級とそれほど変わらない生活を送っ ています。住宅については確かに住宅 ローンの返済負担がない場合が多いため その分は余裕がありますがそれ以外の支出 については非常に慎重な姿勢を取ってい ます。食費についても外食の頻度や単価を 大幅に上げることはありません。の食費が 一般家程より1万円から2万円程度高い 程度で劇的な変化はありません。むしろ 資産を維持するために無駄な支出を避ける 傾向が強くなります。衣服についても同様 です。ブランド飲む衣服を頻繁に購入する ようなことはせず、実用最小限の買い物に 止めています。年間の皮膚費は一般家庭と 比較して大きな差はありません。娯楽費に ついても海外旅行の頻度や宿泊先の グレードを少し上げる程度で根本的な変化 はありません。年に1回の海外旅行で宿泊 費や食事代を少し贅沢にする程度です。 それでも年間の娯楽費の増加は50万円 から100万円程度に止まります。むしろ 5000万円の資産を持つ方々はお金に 対してより慎重になる傾向があります。 資産を減らすことに対する恐怖心が強く 支出を抑制する方向きに働きます。これは 1度手に入れた資産を失いたくないという 心理的な要因によるものです。また税金に ついても考慮が必要です。運用液に対して は約20%の税金がかかるため実際に 使える金額は運用液の80%程度になり ます。年間300万円の運用液があっても 税引きは240万円程度しか残りません。 さらにインフレの影響も無視できません。 物価が上昇し続ける中で同じ生活水準を 維持するためには実質も増加させる必要が あります。しかし、運用液だけでインフレ に対応するのは困難な場合が多く、結果と して生活水準を維持するために元本を 取り崩すことになります。実際の調査 データを見ると準送の方の家計支出は一般 的な駐流階級と比較して10%から20% 程度高い程度です。これは主に住宅関連 費用の違いによるもので、それ以外の支出 項目についてはそれほど大きな差はあり ません。保険についても資産があるからと 言って高額な保険に加入するわけではあり ません。むしろ十分な資産があるため生命 保険の必要性は低くなり保険料を削減する 方向きに働きます。教育費については子供 がいる場合は私立学校への進学や習いごと の選択肢が増えることはありますが、それ でも無制限に支出するわけではありません 。将来の大学進学費用や自分たちの老護 資金を考慮して適切な範囲内で教育投資を 行います。そのように5000万円の資産 があっても日常生活における支出パターン は一般的な駐流階級とそれほど大きく 変わりません。むしろ資産を維持し続ける ためにより計画的で慎重な家計管理を行う 傾向が強くなります。真の意味で生活が 大きく変わるのは1億円を超える資産を 持つ不想からです。5000万円程度の準 不裕層では心理的な安心感は得られますが 、実際の生活水準には劇的な変化は起こり ません。3つ目の嘘は5000万円あれば 1億円まですぐに増えるというものです。 これは投資に関する情報でよく見かける5 回の1つです。まず5000万円から 1億円への道乗りがどれほど長いかを数字 で確認してみましょう。5000万円を倍 にして1億円にするためには元本を 100%増加させる必要があります。これ は決して簡単なことではありません。世界 インレックス等申績 を参考にすると年齢金のリターンは5% から7%程度とされています。仮に年6% のリターンが継続したとして5000万円 が1億円になるまでには約12年かかり ます。これは福利効果を考慮した計算結果 です。しかし実際の投資では年6%の リターンが毎年安定して得られるわけでは ありません。株式市場にはあり、好調な年 もあれば不調な年もあります。過去の データを見るとプラ20%を超える年も あれば-20%を下回る年もあります。 このような変動性を考慮すると 5000万円から1億円までの道乗りは さらに長くなる可能性があります。特に 運用開始直後に大きな下落相場に遭遇した 場合、回復までに相当な時間を要すること になります。実際の事例を見てみると 2000年に全世界インレックス等申に 相当する投資を始めた場合、ITバブル 崩壊やリーマンショックなどの影響により 元を倍にするまでには15年以上の時間が かかりました。この期間中投資家は何度も 大きな含み損を経験し、精神的に非常に 厳しい状況に置かれました。また税金の 影響も考慮しなければなりません。運用液 に対しては約20%の税金がかかるため 実際の手取りリターンは名目リターンより も少なくなります。年6%のリターンが あっても税引き後は約4.8% になってしまいます。さらに多くの投資家 が見落としがちなのが運用期間中の生活費 の問題です。完全にリタイアしている場合 、運用資産の一部を生活費として取りす 必要があります。年間200万円を 取り崩しながら運用を続けた場合、元本の 成長率は大幅に低下します。例えば 5000万円から年間200万円を 取り崩しながら年6%で運用した場合本が 増加するどころか実質的には減少していく 可能性が高くなります。取り崩し率が4% を超えると蒸気的に元本を維持することが 困難になるとされています。インフレの 影響も重要な要素です。2%のインフレが 続いた場合、名目上1億円に到達したとし ても、実質的な勾配力は当初の 5000万円とそれほど変わらない可能性 があります。つまり数字上は倍になっても 実際に買えるものの量はそれほど変わら ないということです。心理的な要因も 見逃せません。投資額が大きくなるにつれ て多くの投資家はより慎重になりリスクを 避ける傾向が強くなります。5000万円 の投資で10%の損失が出ると500万円 の損失となり、これは一般的な サラリーマンの年収に匹敵します。この ような創失に直面すると、多くの投資家は 投資方針を変更したり、一部を現金化し たりする傾向があります。また投資期間中 にはライフステージの変化も考えられます 。結婚、出産、住宅購入、子供の教育費、 親の介護費用などまとまった資金が必要に なる場面は数多くあります。これらの支出 のために投資資産を一部現金化する必要が 生じた場合、1億円への到達はさらに遠く ことになります。地上環境の変化も考慮す べき要因です。過去のリターンが将来も 継続するとは限りません。特に日本のよう な成熟した経済では今後の成長率が過去と 比較して低下する可能性があります。人口 減少や技術確信の動化などの要因により 株式市場の長期的なリターンが従来より 低くなる可能性も指摘されています。 合わせリスクも全世界インデックス等身で は重要な要素です。円高が進行した場合、 海外資産の円換算価値は減少します。過去 には短期間で20%以上の円高が進行した ケースもあり、このような状況では1億円 への到達がさらに困難になります。一方で 運用期間中に追加投資を行う場合は状況が 変わります。毎月一定額を積み立て投資 することでドルコスト平均法の効果により 安定的に資産を増やすことが可能になり ます。しかしこれは元本5000万円以外 の資金が必要となるためリタイア状態では 実現が困難です。現実的に考えると 5000万円から1億円への到達には15 年から20年程度の時間が必要であり、 その間には様々なリスクや困難が待ち受け ています。市場の変動、税金、インフレ、 生活費の取り駆し、心理的プレッシャー など複数の要因が複合的に作用するため、 単純な計算通りにはかないのが実情です。 て5000万円あれば1億円まですぐに 増えるという考えは明らかに間違いであり 長期的な視点と忍耐力そして適切なリスク 管理が不可欠であることを理解しておく 必要があります。まとめ今回は 5000万円にまつわる3つの大きな嘘に ついて詳しく検証してきました。これらの 嘘を正しく理解することでより現実的で 懸名な資産運用や人生設計ができるように なります。まず第1の嘘5000万円あれ ば完全にリタイアできるについては条件が 揃えば不可能ではないものの決して簡単で はないということがわかりました。4% ルールに基づくと年間200万円の生活費 となりますが、これで余裕のある生活を 送るには住宅ローンの関西、地方での生活 、健康の維持、そして詳細な家計 シミュレーションが必要です。完全 リタイヤよりもセミリタイヤという選択肢 の方が現実的と言えるでしょう。第2の嘘 金の使い方が一般人と大きく変わるについ ては実際には準不裕層の生活は一般的な流 階級とそれほど大きな違いがないことを 確認しました。5000万円の運用は年間 200万円から300万円程度であり、 税引後ではさらに少なくなります。高級車 や頻繁な高級レストランでの食事、豪華な 海外旅行などを楽しんでいてはあっという 間に資産が減少してしまいます。むしろ 資産を維持するためにより計画的で慎重な 家計管理が求められます。第3の嘘1億円 まですぐに増えるについては現実的には 15年から20年程度の長期間が必要で あることが分かりました。6%のリターン が継続したとしても約12年かかり実際に は市場の変動税金インフレ生活費の取り プレッシャーなど様々な要因が複合的に 作用するためさらに時間がかかる可能性が 高くなります。これらの検証から見えて くる重要なポイントは5000万円という 金額に対する過度な期待や幻想を持たない ことです。確かに5000万円は大きな 金額ですが人生を劇的に変えるほどの力は ありません。むしろこの金額を適切に管理 し的な視点で運用していくことが重要です 。また5000万円を目標とする方にとっ て大切なのは到達後の具体的な計画を事前 に立てておくことです。完全リタイヤを 目指すのか。セミリタイヤで適度な収入を 得ながら生活するのか、それとも資産を さらに増やすことを優先するのか。明確な ビジョンを持つことが成功の鍵となります 。投資戦略についても全世界インデックス 等申による長期分散投資は有効な手段です がそれだけに頼るのではなく定期的な ポートフォリオの見直しやライフステージ の変化に応じた調整が必要です。また投資 以外の収入源の確保やスキルアップによる 人的資本の向上も重要な要素です。さらに 5000万円という資産を持つことの心理 的な影響も理解しておく必要があります。 資産が増えるにつれて損失に対する恐怖心 も大きくなります。この心理的 プレッシャーに適切に対処し、蒸気的な 投資方針を維持することが資産形成の成功 につがります。最後に5000万円という 目標は決してゴールではなくより豊かで 安心できる人生のための1つの通貨点で あることを認識することが大切です。お金 は人生を豊かにするための手段であり目的 ではありません。資産形成と並行して家族 との時間、健康の維持、自己成長、社会 貢献などお金では買えない価値も大切にし ていくことが真の意味での豊かな人生に つがります。今回の内容を参考に 5000万円という金額に対するより現実 的で健全な認識を持ち、着実な資産形成と 人生設計を進めていただければと思います 。正しい知識と長期的な視点を持つことで 必ず目標達成に近づくことができる でしょう。いかがでしたか?この動画が よろしければチャンネル登録、高評価を よろしくお願いいたします。ご視聴 いただきありがとうございました。またお 会いしましょう。

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4 Comments

  1. 外食ばかりしていると
    健康が損なわれて
    医療費が増大する!
    そう考えると
    お金が増えたところで
    質素な食生活を継続する
    経済的合理性ありそうです!

  2. 死ぬまで、人を頼らず、人に頭を下げずに老後の行動力不足をお金で補填できる程度でしょうね。

  3. 58歳、早期退職をして退職金を含め約5500万円位の金融資産があります、持ち家、ローンはゼロFPに相談したところミニマリストになればFIREも可能かなという見解でした。

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