『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』が今週2025年7月18日に公開されます。では続きとなる第二章はどうなるのでしょうか? ファンの間では「待つ覚悟はできてる」という声が多数あがっていました。
なぜ「待てる」のか?
『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』ティザービジュアル第1弾 (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
今週2025年7月18日より『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』が公開されます。上映時間が異例の155分であることにさまざまな意見が寄せられ、最速上映は発売直後わずか数分で完売、初日のチケットも発売直後は数万人が待機するほど、期待が寄せられています。その一方で、多くのファンが頭の片隅で考えているのが、第二章の行方です。
先日、マグミクスでは「『鬼滅 無限城編』第一章 公開前から「第二章はいつ?」と懸念も制作陣を気遣う声集まる」という記事を配信しました。すると、コメント欄で「第二章は何年でも待てる」という声が多数寄せられたのです。大好きな作品は早く観たいと思うものですが、どうしてなのでしょうか?
まず、多くのファンが口をそろえるのは、アニメ『鬼滅の刃』の圧倒的な作画クオリティです。通常、アニメシリーズでは作画の崩れやシリーズ間のクオリティ差が見られることがありますが、『鬼滅の刃』は全編にわたって高いクオリティを維持しています。
特に、ufotableの細部へのこだわりは群を抜いています。例えば、第1話の雪山を描くために長野へロケに行って遭難しかけたエピソードや、善逸の「霹靂一閃」の膨大な原画枚数、着物の柄の緻密な描写などが挙げられています。時代考証を欠かさず、空気感までをも表現しようとする制作陣の並々ならぬ努力が、ファンから厚い信頼を得ているのです。
一方で、これほどのハイクオリティを維持するためには膨大な時間と労力が必要であることも理解されています。激しい戦闘シーンの連続や、制作スタジオの規模を考慮すると、制作スタッフが相当な無理をしているだろうと心配する声もあがっていました。そのため、「期間が空いても待てる」「2年後3年後でも待てる」といった、クオリティ最優先で作品を待ち続けるファンの姿勢が見られるのです。
ただ一部では「第二章はすでに制作が進んでいるはず」「第三章まで完成している可能性もある」といった声も聞かれます。しかし、「ufotableは時間がある限りブラッシュアップし続ける」「通常のアニメ制作期間を考慮すると、1年間隔でも異例の速さ」といった意見もあり、完成度を追求するために時間をかけることを支持する声が多数を占めていました。
具体的な公開時期については、第一章の公開後、約1年後に第二章、そのさらに1年後に第三章、そして数年後に最終章「無惨戦」が公開されるという予測も出ています。ファンは「ブームが冷めても待てる」「制作側の納得のいく最高のものを」と、長期的な視点で作品を応援していく姿勢を示していました。
(マグミクス編集部)