アニメ「攻殻機動隊」の全シリーズ作品を横断した展覧会「攻殻機動隊展 Ghost and the Shell」が、東京港区・虎ノ門ヒルズ内のTOKYO NODEで開催される。
期間は2026年1月30日(金)から4月5日(日)まで。
本展では、押井守さん、神山健治さん、黄瀬和哉さん、荒牧伸志さんら歴代監督陣が手がけた各作品に加え、2026年に放映されるサイエンスSARU制作の新作『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』に関連する作品も展示予定。
また、会期中は、展覧会限定のオリジナルグッズも販売される。チケットは2025年秋ごろ発売予定。
アーカイブ資料600点以上が公開「攻殻機動隊展 Ghost and the Shell」
「攻殻機動隊展 Ghost and the Shell」は、アニメ「攻殻機動隊」シリーズの歴史を横断的に体験できるという、史上初の大規模展覧会。
主催によれば「『攻殻機動隊』が問いかけてきた未来の姿と、現実世界の変化とを重ね合わせ、鑑賞者一人ひとりが『自分の攻殻機動隊』に出会う場となることを目指す」としている。
本展では、原画・設定資料・絵コンテなど、未公開資料を含む600点以上のアーカイブ資料が公開。また、本展初公開となる、各監督の視点から「攻殻機動隊」のストーリーを読み解くインタビュー映像も上映される。
「人間とは何か?」という問いを現代技術から再考
その他、没入型インスタレーション、国内外で活躍する現代アーティストやクリエイターとの共創によるインスタレーション、インタラクティブな体験型展示も展開。
さらに、「攻殻機動隊」シリーズが問い続けてきた「人間とは何か?」という普遍的な問いを、AIやBMI(ブレイン・マシン・インターフェイス)など現代技術の視点から再考することも企図しているという。
なお、「攻殻機動隊展 Ghost and the Shell」は、今後海外巡回も予定されている。
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