アニメーターの錦織敦史さんとアニメ制作会社・Clover Worksによるオリジナルアニメーションプロジェクト『GROTESQQQUE -グロテスク-』が、劇場公開されることがAnime Expo 2025で発表された。

また、同イベントにおいて、『GROTESQQQUE -グロテスク-』の新映像が公開。本作品を構成する三作品の異なる世界観が一挙に提示された。

『GROTESQQQUE -グロテスク-』新映像

劇場での公開は2026年を予定。キャストなどの詳細については明かされていない。

【画像】『GROTESQQQUE -グロテスク-』新映像場面カット「異星人・ギャル・ヴァンパイア」のキーワードはどう進化した?

『GROTESQQQUE -グロテスク-』には、世界観の異なる三作品『エリィアンズ』、『夜露死駆★少女』、『ノクターン~このグロテスクな夜に~』がラインナップされている。

第一報の映像では「異星人・ギャル・ヴァンパイア」という文字が印象的だったが、今回公開された映像では、それぞれのキーワードを軸に世界観が構築されていることがうかがえる。

第一報と同じく、映像中に洪水のように次々と映し出されるキャラクターやキーワード。

「アニメのヒロインは最後必ず空を飛ぶんです!」といった気になるセリフや、断片的に映し出される絵コンテ、魅力的なキャラクターたち……何度も見返して確認したくなるほどに、どの瞬間も情報密度の高い映像ばかり。

映画『GROTESQQQUE -グロテスク-』新映像場面カット1

映画『GROTESQQQUE -グロテスク-』新映像場面カット2

映画『GROTESQQQUE -グロテスク-』新映像場面カット3

三作品では雰囲気も世界観も大きく異なるものの、いずれも少女たちが印象的に描かれている点は共通。

まさに美少女作画に定評のある錦織さんが、『好きなものを好きなだけ』詰め込んだ一作になることを予感させる映像だ。

©ATSUSHI NISHIGORI, CloverWorks/Project GTQ

KAI-YOU編集部_アニメ・漫画部門

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錦織敦史×Clover Worksの新作アニメ『GROTESQQQUE』2026年に劇場公開

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