<衛星劇場2025年06月>松竹歌舞伎アーカイブス~幻の映画~ 一挙放送 60秒予告
小歌舞伎アーカイブス幻の映画一挙放送 生子郎15世ウ門6 [音楽] 世菊ゴ郎による肝人長六歌え門がやかに舞うかの子娘道場寺七世行の品格ある部塩組日本人が撮影した幻古の日本映画世男郎 5 之 と男子郎が見せる 連実郎の芸を堪能できる姿の 彩り戦円弱裁判年の名部隊3問の 霧貴貴重な舞隊映像を集めた中村ガ次郎 舞台の おかげ小築大谷図書館所蔵の名部隊をご 堪能ください。
衛星劇場では、松竹大谷図書館所蔵の幻の名舞台の多数を一挙放送いたします! 歌舞伎舞台のお宝映像。伝説の名優の舞台姿をお見逃しなく!
❐ <映画>勧進帳 (昭和24年)
  6月8日(日) 前 8:30~
 昭和18年11月、12月歌舞伎座における五十日興行で、幸四郎、羽左衛門、菊五郎の顔合わせによる幸四郎一世一代の「勧進帳」が上演された。この名舞台を後世に伝えるため、幕開きから弁慶の引込みまでの舞台を完全に収めた。当時数えで、幸四郎74歳、羽左衛門70歳、菊五郎59歳、名優たちが織りなす舞台はこれこそ至芸というほかない。とくに七代目幸四郎にとって弁慶は最高の当たり役で、生涯を通じて1600回以上も演じたものである。弁慶の重厚感、富樫の名調子、義経の優雅と品格、そして山伏問答の緊迫感、どこをとっても一分の隙もない「勧進帳」をお届けする。 (1943年撮影/1949年制作)
❐ <映画>京鹿子娘道成寺 (昭和31年)
  6月8日(日) 前 10:00~
 昭和30年12月、松竹大船撮影所でカラー撮影された映像をお届け。
昭和戦後期を代表する女方・歌右衛門は当時三十八歳、まさに芸の円熟期に差し掛かった頃で、桜の木々の下、花びらの散る特設のセットで舞う姿を、鮮やかにとらえている。 (1955年撮影/1956年制作)
❐ <映画>汐汲 (昭和37年)
  6月8日(日) 前 10:45~
 この作品は、昭和37(1962)年9月歌舞伎座で舞踊『汐汲』が上演された際、公演中の21日終演後に歌舞伎座の舞台を使用して撮影されたカラー映画である。通常の劇場中継とは異なり、映画用にぜいたくなカメラワークが用いられており、美しい七世梅幸の至芸が堪能できる。
第四期歌舞伎座開場から10年を経たころの舞台、花道、数種の緞帳など、劇場のディテールも楽しめる。
冒頭に英文の作品解説が入っている。 (1962年制作)
❐ <映画>紅葉狩 (昭和25年)
  6月8日(日) 前 11:15~
 歌舞伎舞台最古のお宝映像。「劇聖」と謳われた名優九世團十郎の更級姫に、五世菊五郎の平維茂、六世菊五郎(当時丑之助)の山神という幻の映像。日本人により撮影された現存する最古の映画で、日本映画の幕開けを象徴する作品でもある。 (1950年制作/1899年撮影)
❐ <映画>連獅子 (昭和26年)
  6月8日(日) 前 11:30~
 舞踊の名手であった二世猿之助(初世猿翁)と三世段四郎親子の「連獅子」は評判の舞台で何度も上演された。獅子はわが子を谷底に落とし、這い上がってきた強い子だけを育てるという伝説をテーマにした作品だけに、前ジテの親子の情愛が真実味を持ち、後ジテの勇壮な獅子の舞とともに観る者を引きつける大きな舞台であった。昭和24年1月東京劇場の舞台を撮影したものである。 (1949年撮影/1951年制作)
❐ <映画>六歌仙容彩~喜撰 (昭和24年)
  6月8日(日) 前 11:50~
 七世三津五郎は、同世代の偉大な名優六世菊五郎に「踊りではかなわない」と言わしめた舞踊の名手。その独特の飄飄とした柔らかさ、軽妙な間をお楽しみいただける貴重映像である。製作された昭和24年は戦災で焼けた歌舞伎座が未完成で、戦後の開場間もない新橋演舞場の舞台で撮影が敢行された。10月本興行では歌舞伎俳優が演じたお梶を、映画撮影のために特別に、新派女優・初世八重子が演じている。 (1949年/昭和24年・新橋演舞場)
❐ <映画>楼門五三桐 (昭和25年)
  6月8日(日) 後 0:35~
 関西歌舞伎の寵児であった二世實川延若の最晩年、昭和24年10月大阪歌舞伎座で千秋楽の舞台を撮影した映像である。冒頭には、楽屋での劇作家・高安月郊の弟で演劇評論家の高安六郎と、当時松竹株式会社会長であった白井松次郎との鼎談がつく。
❐ <映画>中村鴈治郎 舞台のおもかげ (昭和12年)
  6月8日(日) 後 1:00~
 明治から昭和初期にかけて活躍した初世中村鴈治郎は、紙屋治兵衛や亀屋忠兵衛などに代表される上方和事で一世を風靡し、「大阪の顔」として愛されたスターであった。数ある当たり役の中から十二演目を選んで編集された映像で、なかには舞台袖から撮影された貴重な映像も含まれている。 (1937年制作)
歌舞伎を観るには?(衛星劇場の視聴方法)⇒ https://www.eigeki.com/special/kabukilineup
 
						
			