どうしてこうなった「アポカリプスホテル」8話の感想
8話は前回からの続きですが、キルビル くらいにテイストが異なっていました。 今回は宇宙からの八代の期間がメインに なると思っていたのですが、完全に予想外 の方向に話が進んでいきます。通常の1話 では入りきらないを詰め込みながら綺麗に 着地させるアクロバチックな手腕は累を見 ません 。これまで年付きが経過しても見た目が 変わらなかったポンコがいきなり成長して いたのは驚きでしたが防衛に関する考えは 成長していないのも驚きでした。そもそも 今回の騒動は防衛システムを強化した一本 の発言が始まりでした。八千代の遭難に より宇宙兵器から地体空ミサイルへ 切り替えたようですが考え方に変化はあり ません。後半の店場である2人のバトルに おいて八千代は思いの竹をぶつけていまし たがポンこのこうした考え方については 言及しませんでした 。この辺りは今後に続きそうな気がします 。今回興味深かったのは八千代の回層 シーンです。人の記憶がその後の経験と共 に書き変わっていく表現はサスペンス映画 などでお馴染みです。これを説得力を持っ た表現でロボットに置き換えたのは周一 でした。これまでの八代の挙動でおかしい ことや都市の矛盾などは制作者が意図的に 行っていた可能性があります。もしかし たら八千代は信頼できない語り手なのかも しれません 。アクションシーンのすさとコメディての 演出によりあまり悲想感を感じさせません が話としてはえぐい内容でした。下半身が タンクになっても口からお湯が出る機能は 変わらないのをギャグとして挿入してい ましたがこれは自爆機能もそのままである ことを意味しています。物語も終盤に 差しかかるのでさすがに足は戻すと思い ますが、無名の具合やホテルロボットたち の劣化具合など不安要素は増えています。 また新キャラのポンスティンはポンコと 親密にしていましたが、どのように絡んで くるのでしょうか。次回が楽しみです。