ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.04.29 10:36
韓国製作会社モファック・スタジオ(mofac Studio)が製作したアニメーション映画『キング・オブ・ギングス』(英題『The King of Kings』)がポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』をおさえて米国市場で最も興行した韓国映画の新記録を立てた。
28日、モファック・スタジオによると、『キング・オブ・ギングス』は前日まで累積収益5451万ドル(約77億5350万円)を達成して2019年に米国で公開された『パラサイト 半地下の家族』の最終売上高である5384万ドルを超えた。これで『キング・オブ・ギングス』は米国で公開された韓国映画のうち最もヒットした作品になった。
モファック・スタジオのチャン・ソンホ代表が脚本を書いて演出を手掛けた『キング・オブ・ギングス』は英国作家のチャールズ・ディケンズが幼い子女のために描いた『我らが主の生涯(The Life of Our Lord)』を土台にした劇場用3Dアニメだ。ディケンズが幼い息子ウォルターに新約聖書の話を聞かせながら、イエスがなぜ真の「王の中の王」なのかを説明するという内容だ。ハリウッドスターであるオスカー・アイザック、ピアース・ブロスナン、ケネス・ブラナー、ユマ・サーマン、マーク・ハミルらが声優として参加して話題を集めた。
11日、北米の劇場3200カ所で公開された『キング・オブ ・ギングス』は初週の興行収入が1910万ドルを記録して『プリンス・オブ・エジプト』を抜いてアニメ聖書映画では歴代初週最高の興行記録を立てた。市場調査会社「シネマスコア(CinemaScore)」の現場観客アンケート調査でも最高等級である「A+」を受けて観覧客を集めている。韓国では7月公開予定。

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