最後の仕掛けを解く!矛盾と寓話【チ。-地球の運動について-】【アニメ感想&考察】【25話】
色々言っては展開が大きく外れて恥ずかしいやら面白いやらでしたが笑 最後は何か綺麗にまとまったんじゃないでしょうか。また哲学的な事を語れるアニメに出会えることを祈って。
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34 Comments
ラファウは本人談で幻と言おうが再登場した時点で時系列ではすでにもう論じ切れない存在だなぁと思っていたところニーチェの永劫回帰思想もあるのでは、というコメントを見てしっくりきましたね。
3話でのセリフ「死を知る人間は誰1人としていない」みたいなこと言ってそれにノヴァクが「そんなの大昔の異端者の言葉」と答えています。これってつまりかなり間接的ではありますがあのあたりからラファウは教会と神を彼岸のものとして殺していたのでは、と思います。
地動説への若さゆえの強烈で純粋な愛は死を覚悟させただけでなくラファウに神も教会も殺させて超人に至らしめたのだと思います。これって永劫回帰ですよね…。
コップで飲む動作を何度でもするし、何度でも現れるし、善悪の判断基準は全てラファウの主体性に基づいていて、殺人にすら罪悪の意識を持っていません。登場するタイミングや現れる時の見た目年齢と作中の時間軸が合わないのも彼だけが永劫回帰の住人であったからだと考えるとしっくりきます。彼の言葉や立ち居振る舞いが怖く感じたのは彼が永劫回帰の住人になったからではないかと思っています。
それとナイフです。ノヴァクのナイフ使ってます。少なくとも同じデザインです。たまたまかもしれませんが、刀身の形も同じ柄尻にある穴も同じです。
アントニが死んだ教会でノヴァクの想いを聞いたラファウは本人談で自身を幻とか言いながらちゃっかりそのナイフを拝借したのかなと思います。
ドゥラカがヨレンタのフードを身につけることでヨレンタの想いや記憶、後悔を受け継いだようにラファウもノヴァクのそれを引き継いだのかなと思います。ノヴァクの残忍性も多少受け継いじゃってるようですし、親を殺しているのを子供に見つかっているシーンも共通しています。
まあ、人間を超越した存在とは言え、ラファウはラファウでまだ道を見つけ切れず迷いの中にいるんでしょうね。
それに地動説への愛のために死ぬ覚悟をしたラファウに傭兵としての経験を通して死ぬ覚悟を知ったノヴァク、対極的な存在である2人がまるでコインの裏表のように近い存在になったのかなと思います。
この物語は ま〜だま〜だ 未完成♪
オクジー君が殺人鬼ラファウ君や神父さん、自分自身の体験等をモデルに「地球の運動について」という小説を書いた。それが第1から3章の話と私は解釈したわ
本当にありがとうございました
このシリーズのおかげでチの面白さが10倍にも100倍にも増して楽しめました
アニメ見終わって、漫画の1巻表紙が映ってる画像を見てると
縄だし、なんか浮いてるっぽくみえるし もう最初っから先生の方
だったのー!? という。。
毎週の考察、とても楽しみにしていました。原作未読、初視聴の作品の楽しみ方として最高に理想的にしてくれたのがこの動画シリーズの伴走だったと思います。
ありがとうございました。
半年間終始鱧先生に転がされているお二人を観てニヤニヤしていました。
司馬遼太郎の「竜馬が行く」的にいえば23話までが「余談」、24・最終話は本編なんですよね。読み手があーだこーだと熱論しているのを先生は肴にして嗜んでたに違いない。
解説ありがとうございます。
チ。もそうですがポーランドの地理や哲学解説も
脳味噌が喜んで気持ち良かったです。
ラファウ永劫回帰説がしっくりくる
最終章をオカルトじみた超常の力を関与させず、かつ夢オチっぽい創作説でもないもので
可能な限り矛盾のない解釈はないものかとあれこれと考え、自分なりに筋の通ったそれっぽい答えが出ましたが、
仮定に仮定を重ねてどうにか…という具合でいまいち美しくないかなと思っていました。
なので矛盾を矛盾として受け入れるという方がこのチ。という作品の主題には合っているのかもしれませんね。
なお私の解釈ではラファウ②はアルベルトの話を聞いたレフ司祭のイメージ説としております。
よくわからない微妙な終わり方だった。なんでラファウが最後にでてきたのかわからない。それにコペルニクスまでの話はどうなったの?矛盾だらけ
エンディングも、鳩さんが太陽に向かっていて、イカロス感じました!私はレフ神父が、アルベルトの話を聞いて、レフ神父が脳内で映像化した内容なのかなと思ったりしました。ラファウは、ポーランドではまあまぁよくあるお名前のようですし。ラファウの裁判をもしかしたら見ていた新人異端審問官のレフの記憶の中に、ラファウが、いたのかなと。アルベルトの記憶映像ではなくて。
また、パン屋の親父さんがもし、オクジーがパンをあげていた貧民で、教会で教育を受けた人とかだったら、エモいなと思いました。
ドゥラカの手紙に象徴されているように、時空を超えて、繋がって協力して、歴史は紡がれている、進んでいくんだって、私達もその延長線上にいるんだと、目の覚める気持ちでした。私の小さな行動も、誰かにとって助けになったり、それが人類の大きな歩みの中に確かに存在するんだ。
アニメでこんなに思想的というか、私の中に大きな気付き、感動があったのは初めてでした。
チ。素晴らしい作品でした。
この奇跡に出会えたことに、感謝です!
解説ありがとうございます♪
こう考察もあるんだとすごく勉強になりました!
既読勢でしたが、お二人の考察や余談話が楽しくて毎回拝見させていただきました❤
地動説、天動説って実際どうなんだろ?って思いながら最初観てたらまんまと哲学の話でしたって言う作者にどこまでも躍らせる作品でした。
哲学的な深い話や時代背景をこちらの動画で学ばせていただきました!
オノエさんも言ってましたが、何度も同じ内容を繰り返して言ってましたね。練習問題の後に本番テストです!って凄くしっくりきました😊
コミック初見時は、え?これで終わり?って思いましたがアニメで見終わった後は凄くスッキリしていい終わり方だと思いました。全ての答えはタウマゼイン(^^)
現代の私達も登場キャラになるって事ですよね。歴史の登場人物にはならないかもしれないけど同じ時代を生きてる仲間って思うだけで、ちょっと楽しく前向きに生きていけそうな気分になりました。
解説ありがとうございました!
水曜日の配信も楽しみにしてます❤️
自分は物語は理詰めで作って欲しい人間なんで投げっぱは許されんし伏線はちゃんと回収しろよ!なんだけど~昔は考察したい派でもあったから久しぶりに何回も見直したアニメだった。しっかしこんなに名言製造特化型アニメ今まで見た事ないよ……マジで感じろだぁ~ちったぁー考えろや!だったわw
自分はアニメを数話見てたまらず原作に手を出した者ですが、動画を見ていると毎回自分にはない気づきがあり、より深く楽しめました。ありがとうございます。この作品は本当に色々な解釈がありますね。
3章までは地動説の神様的存在になっていたラファウが、仮に死ななかったら知の亡者に成り果ててしまうのが、冷水を浴びせられた感じでした。人間の知の正負両面を表していて興味深かったです。ラファウは知の概念に感じました。
矛盾したストーリーがある意味正しいってのが面白い
半年間お疲れ様でした!
お二人の動画のおかげで、チ。を楽しむ事ができました。ありがとうございました
寓話っていうの、
凄く腑に落ちました。
チ。の考察は色々動画を見ましたが
このチャンネルが一番好きです。
毎回素晴らしい動画を
ありがとうございます。
考えることの楽しさを教えてくれるアニメだった
フィクションの物語とノンフィクションの史実は本来交わることはないですが、矛盾して曖昧な状況だからこそ、
その2つを繋ぐことができた。
これによりノヴァクが無意味だと気づいてしまったラファウたちが紡いできた物語が歴史と同等のモノに昇華されたと思います。
矛盾した曖昧な結末だからこそ、この物語の登場人物が生きてきた意味が結実する美しい作品でした。
毎話追わせてもらいました、私だけでは思いつかないことを教えてもらえた気がします。二人ともありがとう!
私はやっぱりこの世界線は二つの世界を描いていると思います。ラファウ1号とラファウ2号の世界です。多重世界はどこかで交わる所があるのかも。日本の昔の人は子供が行方不明になると「神隠しにあった」と表現しました。バルミューダトライアングルとか、嘘かほんとかわかりませんがフィアデルフィア実験とか。
「地球の運動について」と言う言葉をアルベルトに届けるためにすべてが計画されていたのなら。まるで神の計画があったかのように。
神の計画と同じようなものを進撃の巨人で見ました。エレン・イェーガーは未来が見える進撃の巨人の力と、始祖の巨人の力を使って過去を操っていました。みんなのための未来を作り出すために。
歌詞の考察動画も載せてくれるんですよね?(圧)
今まで見てきた中で1番面白い解釈です!それでいて『なら一体何を捧げれば、この世の全てを知れる?』のアンサーへの接続もスムーズときた。
実は原作を読んでから今まで完全に納得できる解釈を思いつけず、出会えずでした。
チがアニメ化して、哲学に造詣があるあなた方に届いたことは一種の奇跡ですね。そしてこの動画に出会えたことも。
2クールの間ありがとうございました。
「哲学科に哲学者はいない」
ンッン〜名言だなこれは
寓話という説面白かったです
他の動画でアルベルトが信頼できない語り手であるという説があったり
最終章のラファウは考察しがいのある存在でしたね
アルベルト自身は彼の事を「先生」とだけ呼び
一言も「ラファウ」とは呼ばず回想の中だけの存在だったりと
パラレルワールドである以外にも考えられる余地があるんだなあと思いました
アニメ化によって考察者が増えてくれたおかげですね
寓話っていう説ですごくスッキリした。
思えば無理矢理させられた告解だからその内容が事実とは限らなかったんだ。
要素となることは確かにあったかもしれんけど。
バデーニさんが浮浪者の頭に記した本、あれって結局どうなったんだろう、、、
パトスだったな
ラファウが矛盾した存在でそれを受け入れるということに納得。寓話も納得です。私はラファウとノヴァクが人間の表裏一体の性質の象徴として捉え、だからこそ最後に違った大人ラファウが出てきたのかなと思った。
正直ポトツキさんがどんな人だったか忘れたけど作中ちょいちょい手紙で登場する。最終的に時空を超えてまた手紙に出てきて笑った。
ポトツキさんはまだ1割貰えないまま手紙で漂っている。
パラレルではないという解釈一致。自分は原作を読んだ時から、ラファウ先生はチ。のテーマの「知性と暴力」の象徴と捉えていた。矛盾として受け入れる、同じ考えでとても嬉しい。よく友達と哲学を語り合いたくてうずうずしてしまうけど、変だろうか、と思って話せないことも多い。でもチ。について考える時、自由に思考を展開でき、抽象的概念の魅力に思いっきり触れられる。異端ではなくなり、哲学を語るのが当たり前になる。本当に楽しい作品だった。なるほど、寓話…初めて知りました。良いことを知れた。大変興味深く、奥深い考察をいつもありがとう!とても面白かったです。
寓話…かあ…たしかに!思考実験感あります!
「矛盾も体験型!」とか、いつも言い回しが鋭くて面白い!
最高でした!ありがとうございました!