「チ。ー地球の運動についてー」25話(最終話) リアクション Orb: On the Movements of the Earth Episode 25(Final Episode) reaction
チ。ー地球の運動についてーのリアクションです。
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3 Comments
おそらくアルベルトと話をしていた司祭は、ノヴァクに指導してもらっていた新人の異端審問官だと思います。
(友人のシモンはヨレンタを逃がしたことで死んでしまった。)
終わり方(最後を文字で〆ること)は原作と同じですね。同じなので私が原作を読んだ後も「?」となりました。
他の人が投稿された解説動画を見た中でしっくりきた説明は、
作者は実際に私たち読者(視聴者)にタウマゼインを感じてもらうことこそに重きを置いているんじゃないか、です。
最終話まで完走、お疲れ様でした。いろいろ解釈が難しい物語で、でもそれだけに考察のしがいがありますね。
告解室の司祭はノヴァクの部下だった新人異端審問官のレフです(声が間島淳司さん)。彼が見殺しにした友人というのはヨレンタの身代わりになったシモンのことです。
最終章と前章までの関係性は、作者も明言しているわけではないので解釈はさまざまですが、
「P王国」と「ポーランド王国」の書き分けについては、「別世界だから」というより、「歴史に残らなかった人々の物語(フィクション寄り)」と「史実に直結する人の物語」の違いではないかと考えています。アルベルトは史実の人物だけれど、ラファウたちは歴史上には登場しない人物で、明確に「西暦何年のどの場所で生きていたか」ということが具体的には特定できないことを示しているのではないかと(23話の幻ラファウが「ぼくらは皆おしなべて15世紀の人」と言ったように)。
「部分的に別ルートが発生しているパラレルワールド」という解釈もありだとは思いますが、私はやはり同じ世界線の第3章までの人物たちが、わずかでもアルベルトに影響を及ぼしたという方がいいなーと思います。
あと、物語の主眼はラファウたち「歴史に登場しない人物」の世に知られない奮闘と感動を描くことであり、アルベルトからコペルニクスへのバトンタッチは「文字によって伝わっていて、私たちが確認できる史実であり結果」であって、物語の主要なテーマではないのだと思います。アルベルト・ブルゼフスキは大学に入る以前のことがわかっていないので、物語として描かれるのが、大学入学直前に抱いた『?』でラファウ達の感動の名残を受け取った場面までなのは納得できたし、個人的にはきれいに終わったとも思っています。
ちなみに原作者は「単なる知性礼賛の話にはしない」「知性の両面性を描きたい」というようなことを言っていました。第1章のラファウは知性のすばらしさ、最終章のラファウは知性の生み出す暴力を象徴しているのかなと解釈しました。そのために同じ世界線にあえて二人のラファウを登場させたのではないかな。
毎回長々とコメントしてしまい、失礼いたしました。
私も同じ意見です。『なぜパラレルワールドにする必要がある?』『あのラストはカタルシスが足りない』でも最大の問題は、『「ポトツキに1割」と書いたのは12歳のラファウなのにその手紙が届いたらポーランド王国にふたりのラファウがいることになってしまう』点。どうにもこうにもモヤモヤして納得がいかず、天動説を「合理的じゃない」と表現した作者がこんな曖昧なラストにするとは到底思えません。必ず深い意味がある筈です。先週から死に物狂い(笑)で考えました。
正解かは分かりませんが、ある解釈が浮かびました。
これは意味が分かるとラストに大どんでん返しのあるとんでもない作品だったんです。気づいたことを簡単に説明します。
P王国→アルベルトが考えたフィクション
ポーランド王国→史実を元にしたフィクション
12歳のラファウ→家庭教師だったラファウ先生がモデル
告解室の司祭→レフだと思わせるミスリード
ポトツキ宛の郵便→差出人はドゥラカではなくただの偶然
ポーランド王国(最終章)こそ本当の第1話で、アルベルトが偶然耳にした「地球の運動について」「ポトツキに本の利益の1割を譲る」という言葉から「?」した結果、天動説に疑問を持ちP王国の物語を考えた。みんなが繋いだものがアルベルトに届いたのではなく、むしろ逆でした、全て逆算と逆行で作られていたんです。
こう考えればふたりのラファウの謎が解けます。家庭教師のラファウこそ本物のラファウでした。その性格が創作の12歳ラファウに見事反映されていますよね。
この仮説で最終章の辻褄が合うと思うんですがどうでしょうか?