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ヨハネの黙示録、十
また、わたしが見ていると、
一羽のわしが中空を飛び、大きな声でこう言うのを聞いた、
「ああ、わざわいだ、わざわいだ、地に住む人々は、わざわいだ
なお三人の御使がラッパを吹き鳴らそうとしている」
そして、この底知れぬ所の穴が開かれた
すると、
その穴から煙が大きな炉の煙のように立ちのぼり、
その穴の煙で、太陽も空気も暗くなった
その煙の中から、いなごが地上に出てきたが、
地のさそりが持っているような力が、彼らに与えられた
彼らは、地の草やすべての青草、またすべての木をそこなってはならないが、
額に神の印がない人たちには害を加えてもよいと、言い渡された
彼らは、人間を殺すことはしないで、
五か月のあいだ苦しめることだけが許された
彼らの与える苦痛は、人がさそりにさされる時のような苦痛であった
その時には、人々は死を求めても与えられず、死にたいと願っても、
死は逃げて行くのである
これらのいなごは、
出陣の用意のととのえられた馬によく似ており、
その頭には金の冠のようなものをつけ、
その顔は人間の顔のようであり、
また、そのかみの毛は女のかみのようであり、
その歯はししの歯のようであった
また、鉄の胸当のような胸当をつけており、
その羽の音は、馬に引かれて戦場に急ぐ多くの戦車の響きのようであった
その上、さそりのような尾と針とを持っている
その尾には、五か月のあいだ人間をそこなう力がある
彼らは、底知れぬ所の使を王にいただいており、
その名をヘブル語でアバドンと言い、ギリシヤ語ではアポルオンと言う
すると、その時、その日、その月、その年に備えておかれた四人の御使が、
人間の三分の一を殺すために、解き放たれた
騎兵隊の数は二億であった
わたしはその数を聞いた
そして、まぼろしの中で、
それらの馬とそれに乗っている者たちとを見ると、
乗っている者たちは、火の色と青玉色と硫黄の色の胸当をつけていた
そして、それらの馬の頭はししの頭のようであって、
その口から火と煙と硫黄とが、出ていた
この三つの災害、すなわち、彼らの口から出て来る火と煙と硫黄とによって、
人間の三分の一は殺されてしまった
