高校生がごみ拾いを競い合う「スポGOMI(ごみ)甲子園」の秋田県大会で優勝し、全国大会に出場した秋田市の秋田高校の生徒が穂積市長に結果を報告しました。
スポGOMI甲子園は、日本財団などが2019年から毎年開催し、高校生が3人1組となって制限時間内に拾ったごみの質と量をポイントで競います。
2024年8月の県大会では8校19チームが参加する中、秋田高校の2年生チームが計4.38キロのごみを拾って優勝し、12月1日に東京での全国大会に臨みました。
出場した生徒が21日に秋田市役所を訪れ、穂積市長に県大会を上回る6.27キロのごみを拾い、41チーム中19位で大会を終えたことを報告しました。
秋田高校2年・小原凛さん:
「重量としては県大会よりは多かったが、全国大会ということで周りの壁が高くてあまり良くない結果になってしまった。1人でごみを拾うとあまり感動はないが、県大会の時に友達3人で一緒に拾ってぶっちぎりで優勝できたときは心に来るものがあった」
穂積秋田市長:
「ごみを拾うという行為によって、ごみを出さないとかエコな暮らしを心がけるとか。皆さんの体験をぜひ仲間に知らせてほしい」
生徒は、大会や活動を通じて後輩に環境について考えてほしいと願っていました。