『熊日マンガ文化賞』 夏目友人帳の作者 緑川ゆきさん(熊本出身)など受賞 (24/11/04 19:00)
2020年7月の豪雨で被災した人吉・球磨地域の復興への貢献も評価されました。シリーズ累計発行部数1800万部を超える人気マンガ『夏目友人帳』の作者で熊本出身の緑川ゆきさんと出版社に『熊日マンガ文化賞』が贈られました。
3回目の今年は『夏目友人帳』の作者、緑川 ゆきさんと出版社『白泉社』が選ばれました。
3日の贈呈式では、白泉社の島野 淳一 取締役と『夏目友人帳』を連載する『月刊LaLa』の佐藤 一哉 編集長に盾や目録が贈られました。
熊本出身の緑川さんが手がける『夏目友人帳』は、小さいころから妖怪が見える少年、夏目 貴志が、自称・用心棒のニャンコ先生や友人たちに助けられながら、大切な日々を守るすべを見つけていくストーリーです。
シリーズ累計発行部数は1800万部を突破。
TKUで放送中のアニメ版では人吉・球磨地方がモデル地の一つとなっていて、作品が2020年7月の豪雨災害からの復興支援に貢献していることなども評価されました。
また、初代の担当編集者である佐藤 一哉 編集長による講演もあり、訪れたファンたちは興味深そうに聞き入っていました。
【白泉社 島野 淳一 取締役】
「復興支援の話もありましたが、短期的なものではなく、これからもずっと微力ではありますが、支援し続けてお力になれたらと思っています。老若男女、皆さんから愛されている作品なので、まだ読んだことがない人にもこれを機に手に取ってもらえたらと思います」
