壬氏は猫猫に匂い袋をやると言われた。
どうしたのかと問うと、例の商人からもらったという。
まだ試作段階の貴重な品らしく、使ってみてよければ…と言われたそう。
例の商人と聞き怪しさしかないと怪訝な顔をする猫猫。
壬氏もそう思ったので念のためその場で商人にも確認したところ、少し解放的に気持ちになれるものと、逆に少し自制したい時に使う物と二種類渡されたという。
香だけなら別段どうということもないだろうと、これも仕事だと思って付き合ってくれと言われた。
仕事と言われれば仕方がないと承諾。
壬氏にお前はいろいろと自制した方がいいからこっちを使えと半ば強引に決められてしまった。
そして壬氏は、少し解放的になれるという匂い袋を使うといい、互いにそれを持ち歩くことにした。
続きは本編でー。

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クローバを見つけてほしい