本編?のアイヌの歌では、いまハンディ五弦琴トンヌラを使っていますが、前にDIYキットのライアーハープを使って以来、くまさんは竪琴に興味津々。とくに古代ギリシャやケルトのリラがお気に入りで、スクラップと化していた古い本棚の引き出しとか、工作用に買ってあった竹とか、例によってガラクタ寄せ集めで、古典的な竪琴を作ってしまいました。フランスのLyre Academyのプロモ動画で使われていたチューニングなので、このままではアイヌの歌には使えませんが、とりあえず……。シンタちゃ~ん、新しいお洋服ですよ~ヽ(^。^)ノ
Lyre Academyの動画
▲この動画に出てくるケルトのリラは、Lyre Academyのショップで、DIYキットとして販売されています。「いいなあ、欲しいなあ~。DIYキットなら安いのかな?」と期待して、横文字のサイト苦労してググってみれば……「DIY KIT – CERTIC LYRE 790€」……790ユーロって今日現在で12万8296円だそうです。くまさんがAmazonで買ったLyre HarpのDIYキットは1286円でした。見事に100倍……(TT)
よい楽器が高いのは仕方ないと思います。でも「高くてよいもの」しかない楽器では「ちょっとやってみようか」で始める人は1/100以下に激減します。13万円の竪琴をいきなり買ってみる人は100人に1人もいないでしょう。くまさんは1300円でライアーハープの実物を入手できたから、こうして竪琴に興味もって、これまで縁がなかった古代ギリシャの音楽にも接し始めています。手触りの確かなきっかけがあれぱ世界は広がって行きます。その世界が深まれば、頑張ってお金ためて高い竪琴買ってみようか──なんて日が来るかもしれません。
アイヌの民族楽器トンコリはどうでしょうか。「高くてよいもの」しかないんじゃないでしょうか。1500円で買えるプラスチック製の激安トンコリ作ってやろう──なんて企業or人、どこかにいませんか?百万の理屈よりもアイヌに興味もつ人、増えると思います。くまさんが作ってみようかなあ……(あくまでも願望。プラ加工は出来ないので、作るとしたら、セリアやダイソーで買える100円のヒノキの棒と板、割り箸の弦巻、釣糸の弦──という仕様でしょうねえ)
