【2023年12月10日 主日礼拝のご案内】
第1礼拝 10:00-10:40、第2礼拝 11:10-11:50

説教:蒔田 望 師
第1礼拝 司会:根城 啓道 兄、奏楽:片山えり子姉
第2礼拝 司会:菊地 幸樹 姉、奏楽:阿江 靖子 姉

■式次第
招  詞 マタイの福音書1章23節 (聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会)
  「…その名はインマヌエルと呼ばれる。」
  それは、訳すと「神が私たちとともにおられる」という意味である。
賛  美 (第1礼拝)「Merry Christmas-主は来られる-」「永遠にあなたと」
     (第2礼拝) 聖歌198番「イェスは神であるのに」
祈  祷 
主の祈り
聖書朗読 マタイの福音書2章3-6節
賛  美 (聖歌隊による合唱 第2礼拝のみ)
説  教 小さいという祝福
賛  美 聖歌642「のぞみも消えゆくまでに」
感  謝 
頌  栄 (第1礼拝) ワン・ボイス17番「主に栄光あれ」
     (第2礼拝) 聖歌376番
祝  祷 
アーメン唱 

■アウトライン
1. ヘロデの動揺
 聖書では、東の国から旅してきた博士たちの言葉を聞いて、ヘロデ王は動揺したと記されています。おそらくこの時期、すでにヘロデは重たい病気だっただろうと聖書外の資料から推測できます。ちなみにヘロデ王は死ぬ間際まで、後継者を誰にするか迷い、死ぬ5日前にも1人の息子を殺し、後継者を別の息子にしたという記録もあります。彼は必要とあれば、自分の身内であっても何人も殺していたので、もし、自分の知らない間に「ユダヤ人の王」として生まれた幼子がいるとしたら、どうしたでしょうか。

2. 救い主が生まれる町の特徴
 東の博士たちがユダヤの王が生まれたと気づいて、どこに行ったでしょうか。エルサレムでした。常識的な判断でしょう。神殿があり、信仰の中心であり、政治の中心です。しかし、ベツレヘムから救い主が生まれるというのが聖書の約束でした。ここに聖書の物事の見方が反映されています。「小さい」という祝福です。小さな町、取るに足らない町、誰も注目しない町がイエスの誕生の舞台に神によって選ばれるのです。

3. 受肉の神秘と小ささ
 小ささを喜ばれるというのは、まさにイエス・キリストの生き方そのものだということを思い起こしたいと思います。クリスマス、人となり、赤ちゃんとなってこの世界に生まれ、無防備になったイエス・キリストを想像したいのです。ピリピ2:6-11を開いて読んでください。イエスご自身が神としてのあり方にしがみつかず、人となり、仕える者となり、十字架の死にまで従われたことが記されています。小ささを認め、神に従う人生は、神によって高く上げられ、父なる神の栄光を表すことをクリスマスを前に思い出しましょう。

■小グループで分かち合うヒント
・神様によって「小ささ」が祝福される例を探して、分かち合いましょう。

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